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3ヶ月で3,500DL達成の本格派ショベルカー操作訓練アプリ 「重機でGo」iOS版、VR版の配信を開始

エンジニアの人材派遣・教育事業を行う、トライアロー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:保坂 幸治)は、ショベルカー(以下、油圧ショベル)の操作シミュレーションアプリ「重機でGo」のiOS版、Oculus Goを利用したVR版を2019年8月20日にリリースいたしました。


お手元で重機訓練を


これにより「重機でGo」は、Android版、iOS版、VR版の3種のラインナップとなりました。2019年5月15日にリリースしたAndroid版「重機でGo」は、リリースから約3ヶ月で3,500ダウンロードを達成し、低価格にも関わらず本格派な重機シミュレーターとして、建設業界の方だけでなく一般の方にもお楽しみいただいております。



■アプリ開発の背景

本アプリは福島県福島市に本社を構える土木工事主体の建設会社「寿建設株式会社」の方の声をヒントに製作されました。寿建設では重機を実際に操作する「オペレーター」の人手不足に危機感を持っており、未経験の人が重機に触れ、操作に興味を持ってもらうきっかけとなる「何か」を創り出せないかという要望がありました。また既に活躍している技術者にも、労働災害防止のために安全教育をしたいという需要があり、そのためにもゲームではない「実際の環境と重機に即したシミュレーター」が求められていました。



■このアプリでできることと今後の展望

油圧ショベルの実機を正確に再現している本アプリは、「ショベルカーで土をすくいダンプ車に積み込む」という基本の操作の他、移動式クレーン運転士の実技試験の課題の練習、労働災害防止のための危険予知活動などが可能です。

iOS版は、既にリリース済みのAndroid版と同様に、個人所有の端末にインストールすることで、空いた時間に重機操作の練習をしたり、実技試験前に操作の復習をしたりすることができます。

Oculus Goを利用するVR版では、現実の作業現場で必要な安全確認の動作と操作を「身体を動かす習慣を身につけながら」練習できることが特徴です。その他、実際に起きた事故を体験することで、安全への意識向上を促し、事故要因がある中で事故を回避しながら作業をする訓練トレーニングを搭載しています。

またどのアプリも、操作している様子をベテランオペレーターが後ろから確認し、必要な指導をすることで、建設現場で活躍する方の技能向上や安全対策に活用することができます。

今後は新しい事故事例を反映したトレーニングメニューを追加していく他、寒冷地には欠かせない除雪用重機の操作訓練ができるアプリを開発していく予定です。


職務経験の長いベテラン重機オペレーターは、重機自体の操作だけでなく、周囲の安全確認、地盤や重機に対してのダメージなど、多くのことを考えながら作業をしています。長い職務経験を通じて獲得されたこれらの技術は建設業界全体の宝と言えますが、その技能は個人のスキルであり簡単に受け渡すことはできません。高齢化が進み、ベテラン重機オペレーターの技術を若い世代に継承することが急務となっている今、「背中を見て覚える」だけではなくITやVR技術を活用した技能継承を確立することで、建設業界の若手不足、人手不足の解消につなげていきます。



■建設業で働く人の減少と高齢化の進行について

建設業界で働く人は、1997年をピークに減少が続いており、一方で他の業種よりも速いペースで高齢化が進んでいることが問題視されています。2016年の時点で、建設業で働く人のうち55歳以上が約34%、29歳以下が約11%となっています。全業種と比較すると55歳以上の人数は4.6%多く、29歳以下の人数は5.5%少なく、次世代への技術継承が大きな課題とされています。(総務省:労働力調査より)



■重機事故の内訳について

2016年に発生した重機事故の内訳は、土木用重機(油圧ショベル等)と作業員の接触が56.5%と最も多くなっており、「油圧ショベル」作業の対策を重点的に行うことが事故の減少に役立つとされています。

事故の発生状況は重機の「前方」で「重機の方向に向けて作業」している場合が最も多く、次に「後方」で「重機に背を向けて作業」している場合となっており、どちらの場合も「合図・確認の不徹底、重機の誤操作」が原因と考えられます。その対策として「重機オペレーターに重機操作前の確認を促す対策」が重要であるとされています。(国土交通省:安全啓発リーフレット(平成30年度版)参考資料より)



<重機でGo概要>

Android版/iOS版

・操作訓練7種

・事故回避トレーニング9種


Oculus Go版

・操作訓練7種

・事故事例体験9種

・危険予知訓練3種

・レバーパターンはJIS方式とコマツ方式のどちらか選択可能です。

・Android版、iOS版、Oculus Go版ともに無料版は操作訓練2種のみとなります。


【重機でGo公式サイト】

http://juki-de-go.com/


【iOS無料版】重機でGo-ショベルカーLITE- 2019年8月20日配信 価格:0円

https://apps.apple.com/jp/app/id1460227441


【iOS有料版】重機でGo-ショベルカーPLUS- 2019年8月20日配信 価格:120円

https://apps.apple.com/jp/app/id1467480683


【VR無料版】重機でGo VR 2019年8月20日配信 価格:0円

https://beta.imaginevr.io/product/5752373584


【VR有料版】重機でGo VR+ 2019年8月20日配信 価格:2.00$

https://beta.imaginevr.io/product/4231335120


【Android無料版】重機でGo-ショベルカーLITE- 好評配信中 価格:0円

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.arrow.novr_yumboshort


【Android有料版】重機でGo-ショベルカーPLUS- 好評配信中 価格:100円

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.arrow.shovelfull


Android版の操作画面

Oculus Go版の操作画面

※画面は開発中のものです。



【トライアローについて】

トライアローはエンジニアに強みを持つ人材サービス企業です。ITや通信、建築・土木、プラント等、幅広いエンジニアリング領域をカバーし、北海道から九州まで、全国700以上ものプロジェクトに技術力を提供しています。働くエンジニアとキャリアパスを共に考え、ライフスタイルや希望に最もマッチしたプロジェクトの提案やスキルアップ向上を実践しています。人材・技術力を必要としている企業には、確かなマッチング力によりニーズに応え、働く人と企業がお互いに幸せとなる関係づくりを目指しています。

これからもトライアローは「想像を超える可能性を、エンジニアと企業へ」というコーポレートビジョンのもと、働く人と企業の架け橋として、柔軟な働き方を提案し、新たな雇用の創出につなげていきます。


トライアロー株式会社

本社  :〒108-0014 東京都港区芝5-29-19 旭ビルディング8F

代表者 :代表取締役 保坂 幸治

設立  :1979年2月

資本金 :8,000万円

事業内容:人材派遣事業、人材紹介事業、教育事業、受託開発事業等


コーポレートサイト           : https://www.tri-arrow.co.jp/

トライアロー派遣求人検索サイト     : https://www.tri-arrow.co.jp/job_offer/

地元転職サポート トライアローキャリア  : http://www.tri-career.com/

陸上特殊無線技士 養成課程        : http://www.rikutoku.net/

ビジネス向けドローン活用サイトDRONE TECH: http://drone-tech.biz/


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