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    一般社団法人データサイエンティスト協会

    「データサイエンスアワード2018」の最優秀賞は、 日本海事協会による 「船舶IoTデータ利活用にかかる実践的取り組み」が受賞!

    -データサイエンティスト協会がデータ活用によるビジネスや 産業への貢献を表彰-

     一般社団法人データサイエンティスト協会(所在地:東京都港区、代表理事:草野 隆史、以下データサイエンティスト協会)は、2018年10月19日に実施した「データサイエンスアワード2018」の最終審査において、最優秀賞として一般財団法人日本海事協会による「データサイエンティストが活躍できる船舶IoTデータ利活用にかかる実践的取り組み」を選出したことを発表いたします。


    日本海事協会からの最終プレゼンテーション(左)と表彰式の模様(右)


     日本海事協会は、国際商船を検査する第三者機関(国際船級協会)として世界第2位のシェアを誇ります。最優秀賞を受賞した本取り組みは、複数メーカーとのコラボレーションによる機械学習を組み込んだ機関状態診断システムの開発・提供、船舶IoTデータ活用のためのデータ共有基盤の構築、将来の海事業界を担うデータサイエンス人材の発掘・育成などを推進するものです。

     あらゆる業界でデジタルトランスフォーメーションが進む中、本取り組みは、自社だけでなく業界全体が活用できるオープンプラットフォームの構築を大きな視点で推進する一方で、その根幹となるデータサイエンス人材育成のための社会人向け講座、学生向けインターンシップは地に足の着いた実践的な形で提供している点などが高く評価され、最優秀賞に選出されました。


     データサイエンスアワードは、データ分析・活用により国内のビジネスや産業の発展に大きく貢献をもたらしたプロジェクトや企業・団体を表彰するもので、データサイエンティスト協会が2015年から主催しています。第4回目となる今回も全国の産業界と学術研究機関の双方から多数の応募が寄せられ、厳正なる一次審査を経たファイナリスト(最終候補者、計3チーム)を対象に、最終審査を行いました。


     最終審査は同日に開催されたデータサイエンティスト協会主催の「5thシンポジウム」にて行われ、最優秀賞は、各チームによる約10分間のプレゼンテーションの後、本アワードの審査員およびシンポジウムの一般参加者の投票により決定されました。


     今後も、データサイエンティスト協会は、本アワードを通じてデータサイエンティストが活躍できる機会、取り組みを社会に対して啓発し、国内のビジネスや産業の発展を牽引するデータ分析人材が育ち、活躍できる場の拡大に尽力してまいります。



    ■各ファイナリスト(最終候補者)は、以下のとおりです。 ※企業・団体名五十音順、敬称略

    ・株式会社新生銀行

     「新生ハッカソン2018 金融業界でのデータサイエンス人材育成」

    ・株式会社セック

     「機械学習を用いた運用データの解析による宇宙機の故障解析」

    ・一般財団法人日本海事協会

     「データサイエンティストが活躍できる船舶IoTデータ利活用にかかる実践的取り組み」



    ●審査員(氏名五十音順、敬称略)

    安宅 和人 :慶應義塾大学 環境情報学部教授、ヤフー株式会社 CSO

    石崎 健一郎:SAS Institute Japan株式会社 マーケティング本部 本部長

    上村 崇  :株式会社ALBERT 取締役ファウンダー (*1)

    岸代 憲一 :日本アイ・ビー・エム株式会社 クラウド事業本部 アナリティクス事業部

           データサイエンス&ビジネスアナリティクス テクニカルセールス 部長 (*2)

    草野 隆史 :株式会社ブレインパッド 代表取締役会長

    佐伯 諭  :株式会社電通 デジタルプラットフォームセンター 局長補 (*2)

    塩谷 周久 :株式会社金融エンジニアリング・グループ コンサルティング本部 副本部長

    中林 紀彦 :SOMPOホールディングス株式会社 デジタル戦略部 チーフ・データサイエンティスト

    樋口 知之 :大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所長

    藤原 洋  :株式会社ブロードバンドタワー 代表取締役会長 兼 社長 CEO (*2)

    宮腰 卓志 :株式会社博報堂DYメディアパートナーズ

           メディアマーケットデザイン局 データサイエンス部 部長


    (*1)1次審査のみを実施、(*2)最終審査のみを実施

    ※無印は、1次・最終審査ともに実施



    <ご参考情報>

    ●「データサイエンスアワード」について

    http://www.datascientist.or.jp/award/2018/

     データ分析・活用の有効性を広く社会に啓蒙するとともに、その担い手であるデータサイエンティストの地位向上に寄与することを目的に、データサイエンティスト協会が2015年から年1回開催しています。受賞者には、データサイエンティスト協会が運営する各種ウェブサイトやイベント・勉強会において、その活動を広く発表できる場など、さまざまなPRの機会を提供いたします。

    ・2015年最優秀賞:

    全日本食品株式会社「全日食チェーンの取組み」

    ・2016年最優秀賞:

    国立大学法人九州大学大学院システム情報科学研究院情報知能工学部門 内田研究室

    「バイオイメージ・インフォマティクス:生物学と画像情報学のデータサイエンス協働」

    ・2017年最優秀賞:

    学校法人産業能率大学総合研究所、東京地下鉄株式会社

    「データサイエンスと働き方改革~安全で効率的なメンテナンスを目指して~」



    ●一般社団法人データサイエンティスト協会について

    http://www.datascientist.or.jp/

     データサイエンティスト協会は、新しい職種であるデータサイエンティストに必要となるスキル・知識を定義し、育成のカリキュラム作成、評価制度の構築など、高度IT人材の育成と業界の健全な発展への貢献、啓蒙活動を行っています。また、所属を超えてデータ分析に関わる人材が開かれた環境で交流や議論をし、自由に情報共有や意見発信ができる場を提供しています。2018年10月現在、92社13団体の法人会員と約10,650名の一般(個人)会員が参画しています。代表理事:草野 隆史(株式会社ブレインパッド 代表取締役会長)、所在地:東京都港区白金台3-2-10 白金台ビル、設立:2013年5月。



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