コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」の開発・販売を行う株式会社シンカ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO 江尻高宏、以下「シンカ」)は、ネッツトヨタゾナ神戸株式会社(本社:兵庫県神戸市、取締役社長:坂戸秀彰、以下「ネッツトヨタゾナ神戸」)におけるカイクラ導入事例インタビューを公開しました。

同社では約7年間にわたり「カイクラ」を活用し、課題解決を目的としない「未来へのDX投資」として、顧客体験と従業員体験の向上を実現してきました。近年は自動通話録音機能の活用により、会話音声データをトラブル防止のための「守り」から、組織の競争力を高める「攻めの資産」へと進化させています。
本リリースでは、公開されたインタビュー内容の一部を抜粋し、その導入効果と活用の進化についてご紹介します。
導入事例インタビューの詳細はこちら
https://kaiwa.cloud/case/078/
導入の背景:課題解決ではなく「未来への投資」から始まったDX
ITツール導入の多くが特定の業務課題の解決を起点とするのに対し、同社のカイクラ導入は、企業の先進的なビジョンとトップの直感から始まった「未来への投資」であった点が大きな特徴です。これが、同社のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の第一歩となりました。
導入の直接のきっかけは、代表からの「このシステムの導入をぜひ検討してください」という一言でした。その背景には、同社が掲げるコーポレートメッセージ「デジタルとクルマ」と、「どこよりも最先端でありたい」という強い企業文化が存在します。電話応対という普遍的な業務に最新のITツールを掛け合わせ、顧客対応の質そのものを変革するという先進的な姿勢こそが、未来の可能性を見据えたカイクラ導入へと繋がりました。
7年間使い続ける理由:「なくてはならない」インフラへ
カイクラが7年間にわたり活用され続けている理由は、顧客体験と従業員体験の双方を向上させてきた点にあります。現場からは「カイクラなしでは電話対応が成り立たない」という声も上がるほど、業務に欠かせないインフラとして定着しています。
・ポイント1:【顧客体験の向上とスタッフのモチベーション】
着信と同時に顧客情報が表示され、担当者以外でも名前を呼んで応対できることで、対応品質が大きく向上しました。こうした“良い驚き”を伴う顧客体験が、スタッフのやりがいやモチベーション向上にもつながり、応対品質を高める好循環を生んでいます。
・ポイント2:【従業員の安心感と働き方の変革】
事前に顧客情報を把握できることで、電話対応への不安が軽減され、安心して応対できる環境が整いました。また、外出先からでも着信履歴を確認し、迅速な折り返し対応が可能となったことで、機会損失の防止や顧客からの信頼獲得に貢献しています。
・ポイント3:【定着を支えたシンプルな操作性】
直感的に使えるシンプルな操作性も、長期活用を支える要因です。導入後すぐに効果を実感できる“ちょうどいい使いやすさ”が、組織全体へのスムーズな定着を後押ししました。
こうした積み重ねの先に、同社は現在、会話音声データを活用した次の戦略フェーズへと歩みを進めています。
活用の深化:会話音声データを「攻めの資産」へ
同社におけるカイクラ活用は、業務効率化の枠を超え、組織全体を支える戦略的インフラへと進化しています。その象徴が、新たに導入を決断された「自動通話録音機能」です。7年間で築いた顧客コミュニケーションの基盤を活かし、会話音声データを競争力に変える戦略的な取り組みが始まっています。
・ポイント1:【トラブル防止から「攻めの資産」へ】
通話録音は、トラブル防止のための「守り」に留まらず、顧客理解を深め、営業活動やサービス品質の向上に活かすための「攻めの資産」として活用されています。
・ポイント2:【基幹システム「次期i-CROP-J」との連携】
会話音声データを基幹システム「次期i-CROP-J」(トヨタの基幹システム)に連携・蓄積することで、顧客情報を一元化し、将来の営業活動を支えるデータ基盤の構築を考えています。
・ポイント3:【応対品質向上と人材教育への活用】
蓄積された会話音声を分析し、成果の差を可視化し、効果的なトークを教育に活かすことで、個人に依存しない組織全体の応対品質向上を目指しています。
これらの取り組みは、会話音声データを単なる記録にとどめず、組織の価値創出につなげていく同社のDX思想を体現しています。
【ネッツトヨタゾナ神戸のカイクラ導入に関する情報】
インタビュー記事:https://kaiwa.cloud/case/078/
ネッツトヨタゾナ神戸株式会社 コメント
管理部 経営企画グループ(※取材当時) 浜田 俊彦 氏
「DXというと『仕事がなくなるのでは』と不安視されがちですが、本質はそこではありません。『なくなった時間で次に何をするかを考える』ことが大事なんです。カイクラがもたらした効率化は、スタッフがより創造的で付加価値の高い業務に集中するための時間を生み出しました。
そして、ツールによって新たな時間を創出するには、現場がその価値を心から受け入れる必要があります。カイクラが成功したのは、お客様からの『電話してすぐに名前を呼んでもらえて嬉しい』というポジティブな反応を、スタッフが直接感じられたからです。この『あってよかった』という顧客体験と、『自分が楽になった』という従業員の実感が両立したからこそ、7年間『ないと困る』インフラとして根付いたのだと思います。」
導入企業 :ネッツトヨタゾナ神戸株式会社 概要
会社名:ネッツトヨタゾナ神戸株式会社
代表者:坂戸 秀彰
所在地:兵庫県神戸市中央区磯辺通4丁目2番12号(兵庫トヨタ本社ビル6階)
事業内容:
・トヨタ・レクサス車(新車・U-Car)の販売
・点検整備
・保険代理業
・介護車両専門店「ウェルキャブステーションの運営」
・介護タクシー事業
ウェブサイト:https://zona-kobe.jp/
カイクラについて
「カイクラ」は、お客様との“会話”をクラウド管理する次世代型コミュニケーションプラットフォームです。電話・メール・SMS・LINEなど多様なコミュニケーション手段の履歴を顧客ごとに整理します。担当者以外でもこれまでの経緯を正確に把握できるため、属人化を防ぎ、誰でも高い品質で顧客対応ができる環境を実現します。
通話は固定電話・携帯電話を問わず時間無制限で録音でき、さらに生成AIが録音データを自動で文字起こし・要約します。加えて、「クレーム・カスハラの可能性がある会話」や「応対品質」もAIが自動判定。これにより、電話対応の負荷軽減だけでなく、誰でも高品質な電話応対ができる運用を支援します。
カイクラは、これらの機能を通じて顧客対応の品質向上、業務効率化、顧客満足度・従業員満足度の向上、事業の成長に貢献します。
2014年8月のサービス開始以来、3,000社・6,000拠点以上に導入され、継続率99.9%を達成。近年も「ITreview Grid Award」のCTI部門「2023 Winter Leader」の受賞や、「BOXIL SaaS AWARD Winter 2023」コールセンターシステム(インバウンド)部門で「Good Service」「カスタマイズ性No.1」に選出されるなど、高い評価を得ています。
次世代型コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」公式サイト:https://kaiwa.cloud/
株式会社シンカについて
社名:株式会社シンカ(東証グロース:149A)
代表者:代表取締役社長 CEO 江尻 高宏
所在地(本社):〒101-0054 東京都千代⽥区神⽥錦町3-17 廣瀬ビル10階
設立:2014年1月8日
事業内容:ITを活⽤したシステム企画・開発及び運⽤、クラウドサービス商品の企画・開発及び販売運⽤、ITサービス利⽤のコンサルティング
資本金:394百万円
従業員数:71名(2025年9月末時点)
URL:https://www.thinca.co.jp/
【関連サイト】
次世代型コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」公式サイト:https://kaiwa.cloud/
会話に関わるお役⽴ち情報メディア「カイクラ.mag」: https://kaiwa.cloud/media/
自動車業界の総合情報プラットフォーム「Car Connect」:https://carconnect.jp/
【カイクラSNS】
note:https://note.com/thinca_2014/
X:https://twitter.com/KaiwaCloud





















