全身で牡蠣が堪能できる体験型ラグジュアリーホテル&スパ 『ドメーヌ・タルブリッシュ』フランスにオープン!
世界で最も人気の高い牡蠣の品種を世に生み出し、3世代にわたりフランスの牡蠣養殖場を営む有名な一族「メゾン・タルブリッシュ」は2018年10月4日に真の体験型観光を提供するラグジュアリーホテル&スパ『ドメーヌ・タルブリッシュ』を開業しました。
『ドメーヌ・タルブリッシュ』外観
■ドメーヌ・タルブリッシュ概要
ホテル名: Le Domaine Tarbouriech (ドメーヌ・タルブリッシュ)
住所 : Chemin des Domaines 34340 Marseillan France
TEL : +33 4 48 14 00 30
URL : https://www.domaine-tarbouriech.fr
客室料金: 29,500円~(朝食込、税サ別)
アクセス:
<飛行機の場合>
パリからの所要時間 約2時間
パリ(シャルル・ド・ゴール空港)から最寄り国内線空港(ベジエ・カップ・ダグド空港またはモンペリエ・メディテラネ空港)まで約1時間20分のフライト
国内線空港ベジエ・カップ・ダグド空港からホテルまでは車で30分
国内線空港モンペリエ・メディテラネ空港からホテルまでは車で40分
<電車の場合>
パリから(TGV) 高速列車を利用
アグド駅まで4時間+ホテルまで車で25分
セテ駅まで3時間50分+ホテルまで車で35分
モンペリエ駅まで3時間30分+ホテルまで車で45分
ホテルの紹介: https://www.youtube.com/watch?v=N2qD0DYUVDo
ホテルの画像: https://www.dropbox.com/sh/ce0w4ynno48yhwv/AABf3SnxbGcYK2N89zQYfGGNa?dl=0
■革新的な養殖法を開発した“メゾン・タルブリッシュ”
メゾン・タルブリッシュは、牡蠣の養殖において要となる、繊細な潮周期を再現する革新的な養殖法「マレ・ソレール(太陽の潮汐)」を開発し、世界で人気が高い独特のピンク色の牡蠣「タルブリッシュ・スペシャル」を生産している牡蠣養殖場を営む有名な一族です。このタルブリッシュ・スペシャルは他のフランスの定番である牡蠣の2倍も新鮮と称され、独特なヘーゼルナッツの風味が特徴的です。世界各国のミシュラン星付きレストランで提供されたことがきっかけで、この牡蠣に魅了された多くの人々がこのメゾン・タルブリッシュの地を訪れています。
メゾン・タルブリッシュの養殖場は、地中海に面するトー湖岸に佇み、太陽と地中海の清澄な水、そして止まることのない潮汐という環境によって、地中海最高品質の牡蠣を生み出しています。また、地中海地域で生物学的に最も多様な動植物相を擁し、近隣に数多くの文化遺産をも擁する恵まれた地域でもあります。
■牡蠣×ラグジュアリーホテル&スパが融合された空間をご提供
ラグジュアリーホテル&スパ『ドメーヌ・タルブリッシュ』は、メゾン・タルブリッシュが培い、守ってきた自然と歴史ある文化に囲まれているため、環境に配慮し、環境を最大限に尊重することを目的とした厳格な規律を採用して設計されました。建築ビジョンは、気象環境を活用したバイオクライマティックアプローチを導入し、主に牡蠣養殖場から排出されたリサイクル資材または再生可能な資材を活用しています。シンプルでありながらも、洗練された空間を創り上げました。
そして、食の発見、牡蠣養殖の体験、文化や芸術のワークショップ、野外活動などの体験を通して全身で牡蠣を堪能することができる唯一無二のコンセプトホテルです。心身の蘇りや美食、文化を探求する新たな旅先として、忘れられない最上級の牡蠣ライフをご提供します。
<ドメーヌ・タルブリッシュ施設コンセプト>
13世紀の建物を修繕し、モダンに改築したドメーヌ・タルブリッシュは、牡蠣の養殖にまつわることや、ラングドック=ルシヨン(Languedoc-Roussillon)地域、そしてタルブリッシュ一家の旅への情熱などをテーマとした15室の客室を完備しています。15室の客室はそれぞれテーマをもとにデザイン・設計されています。ドメーヌ・タルブリッシュでのご滞在は、ゲストを豊かな「学び」の旅へと誘います。
ドメーヌ・タルブリッシュのコンセプトの主軸となるのは、“ウェルビーイング”、“美食”、“ユニークなアクティビティ”の3つの柱です。
(1)ウェルビーイング
コンセプトの中心として、400平米のウェルビーイングセンターを完備し、化粧品から治療的活用法まで、何千年にもわたり伝わる牡蠣の知恵と技法をご提案しています。「オストレアテラピー」では、この養殖場で育った牡蠣の食料としての品質と栄養価の高さに加え、牡蠣を用いた個別のスパ・トリートメントを通じて他では類をみない、心身が若返るような体験をお届けします。
(2)美食
2つのレストランと1つのバーにてご提供しています。
ドメーヌ・タルブリッシュでの食事は、主にこの地でバイオダイナミック農法またはパーマカルチャーで栽培された、季節の旬な食材だけを使用しています。ドメーヌの外部から届く食材については、環境と健康に配慮した地域の農家と畜産家から仕入れています。
(3)アクティビティ
ドメーヌ・タルブリッシュ周辺の魅力的な場所を巡ることに加え、様々な分野の専門家(クリエイター、ライター、史学者、科学者など)に協力を呼びかけ「シグネチャー・プログラム」を考案中です。
■メゾン・タルブリッシュ クリエイター
メゾン・タルブリッシュは、開発のコンセプトに加え、過去3年間にわたり体験型観光と持続可能なラグジュアリー・ツーリズム、ホスピタリティ、そしてエコ・デザインなど各分野の専門家と協議を重ねてきました。
<リュドヴィック・レイネ (Ludovic Laine)>
アトリエラパズ社( https://www.atelierlapaz.com )のオーナー兼クリエイティブディレクター。パリと東京に拠点を置くアトリエラパズは、革新的かつエシカルなコンセプトクリエイションオフィスとして、ラグジュアリー、観光、文化の分野でコンサルティングサービスを提供してきました。地域の独自性、受け継がれてきた知識や技能、革新的かつグローバルなビジョンを明確にし、市場ニーズに合ったサービスの開発と、ビジネスモデルの戦略設計などを担当。
今回、伝統と現代性の間に位置するホテル『ドメーヌ ・ タルブリッシュ』のプロジェクトは、ワンランク上の本当のラグジュアリーを求める旅行者へ、冒険・発見、そしてシンプルでありながら、真のラグジュアリー体験を提案するというアトリエラパズの本来の方針を形にすることができたプロジェクトです。
<トマ・ロンドニー(Thomas Rondony)>
Agence Thomas Rondony Architecte。パリ建築大学(ESA)出身のトマ・ロンドニーは、ルディ・リキオッティのもとで5年間働いた後、2001年モンペリエに自信のアトリエを設立しました。地中海を愛する彼は、自身が大切にする詩情とバリエーション豊かな風景からインスピレーションを育み、敬意と愛情を込めて既に確立された表現手段をアレンジします。
■メゾン・タルブリッシュ概要
1962年 ピエール・タルブリッシュがタルブリッシュ牡蠣養殖場を創業。
1986年 ピエールの息子、フロラン・タルブリッシュが妻サビーヌとともに父の小さな牡蠣養殖場を継承。夫婦はおよそ10年で家族経営の小企業を食用貝養殖における地中海地域のリーダー的企業へと変貌させる。
2006年 フロラン・タルブリッシュは「マレ・ソレール(太陽の潮汐)」と呼ばれる独自の養殖法を発明し、特許を取得。これが、メゾン・タルブリッシュの「ユイットル・ローズ(紅牡蠣)」が著名レストランのメニューに上がるきっかけとなった。
2011年 フロランとサビーヌ・タルブリッシュの長女フロリーと長男ロマンは、採りたての貝類を試食できる『ル・サン=バルト』を開設。これによりエコツーリズムとの関わりが生まれ、のちにドメーヌ・タルブリッシュの誕生へとつながる第一歩となった。
2014年 一族の冒険はトー湖岸からはるか彼方へと展開。イタリア、スペイン、モロッコ、日本と世界各地の美しい潟湖に、『タルブリッシュ牡蠣養殖場』を開設。
2018年 『ドメーヌ・タルブリッシュ』開業。
■ロケーション関して
ぺゼナスという豊かな自然と風土を特色とする地域に位置しています。この地域は、陸、海、潟湖でのさまざまな活動や数多くの経済的・文化的交流、そしてその歴史により、時とともに独自の文化を発展させてきました。
<ぺゼナス地域の特長>
・豊かで多様な自然と美しい風景
・先史時代より絶えず居住していた人々の織りなす非常に豊かな歴史と、異なる文明が残した多くの軌跡
・芸術と歴史の街(ぺゼナス、セート)、昔ながらの姿を見せる村や港(マルセイラン)
・名高いブドウ畑と、多文化からの継承を色濃く映し出す豊かで独特な食文化
・豊かでバリエーションに富んだ地産品(ミュスカ、ピクプール、ブジーグの牡蠣、ルックのオリーブ等)と、年々向上を続ける品質
・確立された地域ブランド(ノイリー・プラット、ドメーヌ・ポール・マス、タルブリッシュの牡蠣等)と、それらブランドが持つ地域のアンバサダー的地位
・ユネスコ世界遺産に登録されているミディ運河:その主要水路(全長360km)はトゥールーズからトー湖、正確にはドメーヌ・タルブリッシュが位置する自治体のマルセイランまで続いている。