ジボダン社、「A sense of tomorrow」を導入  フレーバーとフレグランスの持続可能な未来を形作る

ジボダン ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:ファブリツィオ・ラホ)は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニー、ジボダン社(スイス)が、調達、イノベーション、環境の3つの注力分野での取り組みを集約した、持続的発展に向けたグローバルな活動への新たなアプローチ「A sense of tomorrow」を導入することを発表しました。


ジボダン ジャパン株式会社 代表取締役社長 ファブリツィオ・ラホ


CEOのジル・アンドリエは次のように述べました。


「持続可能性は、『責任ある成長・成功の共有』を掲げる2020年に向けての5か年計画を実現する重要な要素として、私たちのビジネスに組み込まれています。材料調達や製品開発、環境フットプリントの削減にあたり、持続的発展に向けた活動を構築することで、ジボダン社は、業界、環境、社会全体においてかつてないほどに進化する課題を予測しながら、今日のお客様のニーズをさらに満たすことができるようになります。」


包括的なフレームワークである「A sense of tomorrow」の下、本アプローチは、ジボダン社の以下の3つの注力分野へのコミットメントを集約しています。


1. 共有価値を追求する調達

すべての原材料が確実に人々や環境を大切にする方法で調達されるようにする


2. 責任あるイノベーション

お客様と主要なステークホルダーのために、持続可能な製品開発戦略を通じてさらなる価値を創造する


3. 環境保護活動

温室効果ガスの排出量を削減し、ジボダン社の事業内外での環境対応を図ることによって、気候変動に対する活動における野心的な課題に取り組む


本アプローチは、ジボダン社が最大の影響を及ぼすことができると考える分野に特に焦点を当て、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に沿って策定されています。


グローバルプロキュアメント&サステナビリティヘッドのウィレム・ムツェルツは次のように述べました。


「強化された本アプローチは、バリューチェーン全体に及ぶ持続可能性の拡充に対するお客様の期待の高まりに応えることを目的として策定されています。意欲的な目標を設定し、最新のフレームワークや専門知識、ツールを活用することで、ジボダン社は、私たちの住む地球にとって好ましい活動に取り組みながら、ユニークなセンサリー体験によって世界中の人々をこれからも喜ばせていきたいと考えています。


ジボダン社は最近、責任ある調達と温室効果ガス(GHG)排出量の削減について、意欲的な目標を発表しました。


・天然由来の原材料の90%を、2020年までに「責任ある調達方針」に則って調達。

・2015年から2030年までに、スコープ1とスコープ2のGHG絶対排出量を30%削減することを約束。

・同期間におけるスコープ3のGHG排出量を20%削減する目標も設定。


「A sense of tomorrow」は、2009年に発足した初のグローバルな持続可能性プログラムを元に展開しています。ビジネスのライフサイクル全体にわたる5つの柱のアプローチによる、これまでの実績には、以下の様々なプログラムと事柄が挙げられます。休業災害度数率(LTIR)の65%削減(2009年より)、Sedex準拠で行うサプライヤー監査(2012年より)、EcoVadis社によるゴールド評価の獲得(2014年より)、予定より早い環境効率目標の達成(2015年)、業界初となる責任ある調達方針の導入(2016年)。


「A sense of tomorrow」についてのさらに詳しい情報は、 http://www.givaudan.com/sustainability をご覧ください。



■ジボダン社について

ジボダン社は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーです。食品・飲料・家庭用品・香水のメーカーなどと密に連携し、世界各地のお客様に喜んでいただける味と香りを開発しています。お客様の嗜好を把握したいという情熱と、革新的製品へのあくなき探求心を基に、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーとして、「engage your senses(あなたの感性を魅了する)」フレグランスとフレーバーを創り出してきました。2016年の売上高は4,663百万スイスフランに上ります。ジボダン社は、スイス本社のほかに95を超える地域に拠点を構え、従業員も全世界で10,000名を超えています。ジボダン社の詳細は、 https://jp.givaudan.com/ をご覧ください。

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