“埼玉は何もない”は時代遅れ!?おいしい地元農産物を全国に伝...

“埼玉は何もない”は時代遅れ!? おいしい地元農産物を全国に伝える振興プロジェクト開始

埼玉の地元の農産物を“適正価格”で買い取り加工、地元産業の振興目指す

埼玉狭山に創業し66年続く老舗菓子屋「かにや」(本社:埼玉県狭山市、代表取締役:水村 真太郎、以下 かにや)は、創業より地元文化・歴史・産物を活かした菓子作りをしてまいりました。地元生産者と協力し全国的に見ても高い品質の“埼玉ブランド”の産物を作り上げる「埼玉おいしいプロジェクト」を、第1弾「埼玉おいしいゼリー」の発売と同時に2017年7月28日(金)に開始いたします。
「埼玉おいしいゼリー」は、越生産 南高梅を使用した「こしの梅っこ」、毛呂山産 桂木ゆずを使用した「したり柚子」、狭山産 トマトを使用した「アステカの太陽」の3種のゼリーがセットになっています。

埼玉の産物から誕生したゼリー



「埼玉おいしいプロジェクト」
http://www.kaniya.co.jp/user_data/saitama-project.php


■本プロジェクトの背景
「埼玉には何もない」という地元の方の声を多く聞きます。けれども、かにやは埼玉県の「狭山産 抹茶『明松』」「毛呂山産 桂木ゆず」「越生産 べに梅、南高梅」「日高産 栗」「狭山産 トマト」など、取引をさせていただき、「埼玉には全国的に見ても品質の高い産物が多数ある」と確信しています。
そこで、埼玉の農産物の美味しさを全国へ伝えるため、本プロジェクトを発足いたしました。


■本プロジェクトについて
本プロジェクトは、埼玉県民自身が「縁あって埼玉に生まれ・育ち・暮らす方々が埼玉に誇りを持つことができるようになる」こと、「埼玉の“いいもの”が正当に評価され適正な価格で流通することにより後継者が増える・地域の価値を上げる」ことなどを目的とした、地域振興活動の一種です。
第1弾の「埼玉おいしいゼリー」では、こしの梅っこ・したり柚子・アステカの太陽をセットにした「埼玉おいしいゼリー詰合せ」を7月28日(金)に発売することを皮切りに、第2弾・第3弾と“埼玉のいいもの”をおいしく伝える企画を予定しております。


■第1弾「埼玉おいしいゼリー」商品概要
名称  : 埼玉おいしいゼリー詰合せ
発売日 : 2017年7月28日
販売料金: 2,120円(税込)
内容  : こしの梅っこ…2個
      したり柚子…2個
      アステカの太陽…2個
販売店 : 株式会社 かにや 全店
URL   : http://www.kaniya.co.jp/user_data/saitama-project.php

名称  : ・こしの梅っこ
      ・したり柚子
      ・アステカの太陽
発売日 : 2017年7月28日
販売料金: 各320円(税込)
内容  : 各1個
販売店 : 株式会社 かにや
URL   : ・こしの梅っこ
      http://www.kaniya.co.jp/products/detail.php?product_id=546
      ・したり柚子
      http://www.kaniya.co.jp/products/detail.php?product_id=281
      ・アステカの太陽
      http://www.kaniya.co.jp/products/detail.php?product_id=34


■「埼玉おいしいプロジェクト」今後の活動
<「埼玉おいしいプロジェクト」第1弾>
2017年7月28日(金)発売「埼玉おいしいゼリー」
・「こしの梅っこ」越生産南高梅を使用したゼリー
・「したり柚子」毛呂山産桂木ゆずを使用したゼリー
・「アステカの太陽」狭山産トマトを使用したゼリー

<「埼玉おいしいプロジェクト」第2弾>
2017年10月発売予定「日高栗を使用したお土産品」
日高市・女子栄養大学・かにやの産官学共同プロジェクト
・日高栗を使用した新感覚焼菓子2品

<「埼玉おいしいプロジェクト」第3弾>
2017年11月発売予定「毛呂山桂木ゆずを使用したお土産品」
毛呂山町・女子栄養大学・かにやの産官学共同プロジェクト
・桂木ゆずを使用した新感覚焼き菓子2品

<「埼玉おいしいプロジェクト」第4弾>
2018年4月発売予定「越生産べに梅を使用した進物品」
・越生産べに梅を使用した焼き菓子1品


■「埼玉おいしいプロジェクト」第1弾 「埼玉おいしいゼリー」について
アステカの太陽に始まり長年開発を続けた「埼玉おいしいゼリー」、越生産南高梅を使用したゼリー「こしの梅っこ」の発売によりシリーズが完成します。
越生産南高梅を使用した梅ゼリーの発売から目指す方向性
・本物の美味しさの越生梅ゼリー、地域の進物品として本物の美味しさを提供するかにやが越生の高い品質の梅を使い夏の贈り物を販売することで産地のブランドをPRする。
・越生町内の有志生産者と直接取引し生産方法、品質、サイズ規格など共に学び向上していくことで生産者の自立と梅のブランド化を推進。
・品質に見合った価格設定で梅を購入し生産者の意欲向上。
・かにやの創業の精神である、「高い品質の産物を使った本物の美味しさを作る」、「地域の文化を高める」の2点のさらなる推進。地元の生産者と信頼関係を築き高い品質の原材料を長い将来にわたって仕入れる事を可能とし、地域のお土産・進物品として高い品質のお菓子を必要とする地域のお客様の期待に応える。

かつて市場では「越生の梅が来なければ梅のセリは始まらない」といわれた時代もありました。越生町の梅生産が本格的に開始されたのは昭和43年。第一次農業構造改革事業の導入により梅の増殖、昭和46年に共同出荷場を建設、同時に選果機を配置し能率的な共同販売体制を整備しました。昭和20年代まで越生町の梅栽培面積は、生越梅林を含めて約5ヘクタールに過ぎませんでした。昭和30年代になってからはつけ梅用の他に梅酒用としての需要増加を背景に、町の特産地域育成事業に基づく奨励・指導もあって昭和45年ごろには35ヘクタール、昭和55年には転作田に10ヘクタールの新植をし49ヘクタールとなり、品質でも「越生のうめ」として東京市場で高く評価されました。現在も栽培面積・収穫量ともに県内トップです。
ところが近年、梅販売価格の低迷や梅生産者の高齢化により放任園が増加するなど産地として深刻な状況に陥っています。そういった背景を受け、かにやでは越生町産南高梅の粒甘露煮入りの梅ゼリー「こしの梅っこ」を生産・発売するにあたり、山口農園を始め越生町内の梅生産者数件と直接取引し品質やサイズなどの規格をそろえた梅を200キロ購入しました。その際の購入代金は品質規格に見合った価格を支払い、今後継続的に同製品を生産することにより品質と規格の向上を共に進めます。現在越生町の梅生産の将来的な問題点である「販売価格の低迷による栽培意欲の低下、後継者不足により放任園が増加。」を好転させるためのきっかけ作りとして本プロジェクトを活用してまいります。


■株式会社かにや 概要
当社は1950年埼玉県狭山市で創業、100%自社生産、県内の直営店舗でのみ販売を展開している和洋菓子の製造販売会社です。かにやという屋号は、創業当時、店の近くを流れる入間川に、沢がにが生息しているのを見た創業者が、「かには古来より沢山の子宝に恵まれ、また成長し続ける(脱皮する)ことから、めでたい生き物」という吉祥の意味と、地元・地域への想いからつけたものです。
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