“脳卒中ワーストワン県”の岩手から誕生した減塩対策醤油『いわ...

“脳卒中ワーストワン県”の岩手から誕生した 減塩対策醤油『いわて健民』の売上本数が1.5万本突破!

― おいしい&減塩を実現!組合内の企業で販路を紹介し合って売上アップ ―

 株式会社浅沼醤油店(所在地:岩手県盛岡市、代表取締役:浅沼 宏一)が所属する岩手県味噌醤油工業協同組合(理事長:佐々木 博/佐々長醸造株式会社)は、食塩を摂りすぎている岩手県民のために2016年12月に発売した減塩対策醤油『いわて健民』の売上本数が、1.5万本を突破(※1)したことをお知らせいたします。
(※1) 2017年4月25日時点。当組合調べ。

商品画像
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■売上本数1.5万本突破の経緯
~脳卒中ワーストワン県を脱却すべく開発~
 2010年に脳卒中の死亡率が全国で最も高い“脳卒中ワーストワン県”となってしまった岩手県。本商品は、自治体からの依頼を受けたことがきっかけで、岩手県内の醤油屋が岩手県工業技術センター、岩手大学農学部、盛岡大学栄養科学部の協力を得て開発したものです。

~おいしい&減塩を実現した醤油~
 従来の減塩醤油(※2)と異なり、今までの味付けの嗜好を変えずに食塩を25%カットして減塩対策ができるのが、本商品の大きな特長です。さらに、野菜や海藻に多く含まれ、体外に塩分を排出する効果があるとされるカリウムを取り入れることで、体内への塩分の蓄積量が約半分に抑えられるよう設計されています。
 原材料となる醤油は岩手県内5つの蔵元のしぼりたて醤油(生揚げ)をブレンド。複数の蔵元の醤油をブレンドして一つの商品を作る取り組み自体が、醸造業界として画期的な取り組みといえます。
(※2) 当組合比。

~当組合の所属企業で協力し、販売ルートを拡大~
 2016年12月の発売後、当組合では醤油屋9社が協力し、お互いの販路を紹介し合いました。その結果、岩手県内の多くのスーパーや百貨店、ドラッグストアなど25社以上の小売会社に採用をいただき、4月25日現在で売上本数1.5万本を突破しました。
 使用いただいた方には、「今までの『減塩しょう油』は煮物に使うとあまり美味しくなかったけど、これは違います。何にでも使えます。」、「豊かな風味と美味しい塩味で“ホントに減塩!?”って感じです。」、「いか大根、見た目も味も全く変わらず職場でも大好評。日本料理には外せない凄い味方ができました。」といった声をいただいており、従来の減塩醤油と比べての味の違いに、驚きの感想が寄せられております。


■商品概要
商品名 : いわて健民
内容量 : 200ml
価格  : 350円(税込)
原材料名: しょうゆ(大豆、小麦を含む)/発酵調味料(砂糖、米、米麹)/
      わかめ/こんぶ/アルコール
賞味期限: 1年
保存方法: 直射日光を避け常温保存
詳細URL : http://www.asanumashoyu.co.jp/iwatekenmin/


■日本醤油協会の事例発表会でも紹介
 2017年4月20日(木)に東京・日本橋の醤油会館で開催された事例発表会「平成29年度全醤工連各県組合『青年部』情報交換会」でも本取組みが紹介されました。世の中の課題に対して、当組合を挙げて協力する画期的な取組みに醤油業界の皆さまからも熱いエールをいただき、4月末に配布される予定の業界新聞「醤協ニュース4月号」にも取り上げていただくことになりました。


 当組合では、今後も“味がしっかりしているのに減塩対策ができる”ぽん酢や麺つゆの開発をはじめ、漬物、ラーメンなど他業界を巻き込んで、脳卒中ワーストワン県から脱却すべく、食生活の改善に貢献してまいります。


■岩手県味噌醤油工業協同組合について
名称  :岩手県味噌醤油工業協同組合
所在地 :岩手県盛岡市肴町10-10
代表  :理事長 佐々木 博
所属企業:17社
活動内容:中小企業協同組合法に基づいて設立され、原材料の共同購入やJAS(日本農林規格)の分析認証、食品表示法の指導や業界のPR事業などを行っております。


■会社概要
社名  : 株式会社浅沼醤油店
所在地 : 岩手県盛岡市中ノ橋通一丁目8-2
代表  : 代表取締役 浅沼 宏一
創業  : 1914(大正3)年9月
資本金 : 1,000万円
事業内容: 醤油製造業、味噌製造業、ソース類製造業、菓子製造業、
      清涼飲料水製造業、食用油脂製造業、
      もろみ製造免許(酢の製造)を中心に、県産食材を使った
      調味料製造や加工、オリジナル製品の開発等
URL   : http://www.asanumashoyu.co.jp/

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