ゲンナイ製薬調べ 夫への立ち会い希望率は6割半、陣痛や出産の...

ゲンナイ製薬調べ  夫への立ち会い希望率は6割半、 陣痛や出産の痛みはどんな痛み?

~出産に関する調査~

妊活応援サプリメントを展開するゲンナイ製薬株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役:上山 永生)は、2016年9月14日~9月21日の8日間で、最近5年以内に第一子を出産した20歳~44歳の既婚女性に対し、「出産に関する調査」(※)をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効回答サンプルを集計しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
※この調査は、第一子の出産時について質問しました。

夫への立ち会い希望
夫への立ち会い希望

■■調査結果■■

■出産に向けて夫婦で話し合ったこと 「出産の立ち会い」「ベビー用品」「出産する場所」
■出産前のイベント “マタニティフォト”実施率は1割半も、20代前半のママでは4割が「行えばよかった」
“ベビーシャワー”は今後流行る!? 20代前半~30代前半では1割以上が「行えばよかった」と回答
■産院・産婦人科選びの重視点 “孫育て”も影響? 1位は「自宅からの距離」
赤ちゃんと触れ合いたい 20代前半のママでは3人に1人が「産後に赤ちゃんと同室」を重視

まず、最近5年以内に第一子を出産した20歳~44歳の既婚女性1,000名(全回答者)に、出産に向けて、夫婦で話し合って決めたことを聞いたところ、「出産の立ち会いについて」が最も多く67.2%、次いで、「ベビー用品について」が61.5%、「出産する場所について(産院や里帰りなど)」が61.0%、「申請書類の提出について(出生届など)」が54.1%、「産後の帰省について」が46.9%で続きました。出産時の立ち会いをどうするかといったことのほか、出産までにどのようなベビー用品を買うか、どこで出産するかといったことを話し合って決めた夫婦が多いようです。

次に、全回答者(1,000名)に、出産前のイベントを行ったか聞いたところ、戌の日に行う安産祈願の【帯祝い】の実施率は62.4%となりました。また、最近ではベビー用品メーカーなどがマタニティ向けのイベントを実施していますが、【民間主催のマタニティイベントへの参加】の実施率は19.1%でした。
さらに、比較的最近行われるようになったイベントについてみていくと、出産前に妊婦さんをお祝いするパーティーの【ベビーシャワー】(実施率4.8%)や、妊婦の全身がそのままフィギュアで再現できるサービスの【マタニティフィギュア】(実施率1.8%)では、行ったという人はあまりみられませんでしたが、妊婦姿を写真におさめておく【マタニティフォト】は実施率が14.1%と、7人に1人の割合となりました。

また、【ベビーシャワー】や【マタニティフォト】について、「(行っていないが)行えばよかったと思う」と回答した人の割合をみると、【ベビーシャワー】では、20歳~24歳11.8%、25歳~29歳11.2%、30歳~34歳10.4%と20代前半~30代前半で1割以上となり、【マタニティフォト】では、20歳~24歳で41.2%、25歳~29歳で30.2%となりました。若い世代のママの間では、今後、ベビーシャワーやマタニティフォトといった出産前のイベントを実施する人が増えていきそうです。

そして、全回答者(1,000名)に、産院・産婦人科選びで重視したことを聞いたところ、「自宅・実家からの距離が近い」が最も多く60.7%、次いで、「院内施設がきれい」が37.2%、「出産一時金の直接支払い制度に対応している」が28.0%で続きました。自宅や実家から近いところで出産したいと思っていた人や施設がきれいなところで出産したいと考えていた人が多いようです。最近では、孫の面倒を見る“孫育て”をする祖父母が増えてきているといわれますが、赤ちゃんに会いに来てくれる祖父母など家族のことを考え、自宅・実家から近い産院・産婦人科を選んだ人もいるのではないでしょうか。
また、年代別にみると、「産後に赤ちゃんと同室で過ごせる」は20歳~24歳では36.8%、25歳~29歳では30.2%と、30歳~34歳や35歳~39歳、40歳~44歳より高くなりました。最近では、カンガルーケアなどもありますが、20代は、なるべく赤ちゃんの近くにいたいと考え、30代や40代前半は、自身の産後の回復を早くさせたいと考える傾向にあるようです。


■出産方法は7割が「普通分娩」、「フリースタイル分娩」や「LDR」はどのくらい?
■フリースタイル分娩を選んだ理由は? 1位は「リラックスして出産したかったから」
出産のイベント化? 1割半が「流行りだから」「芸能人が取り入れていると聞いたから」と回答
■出産方法を一緒に決めた人 約半数は「夫」、「自分ひとりで決めた」は3割

全回答者(1,000名)に、普通分娩や無痛分娩などの出産方法について聞きました。

まず、第一子出産の際に行った出産方法についてみると、「普通分娩」が71.6%、「無痛分娩」が4.2%、「帝王切開」が16.7%となりました。痛みの軽減よりも、自然分娩でしか味わえない感動を大切に考える人が多いのではないでしょうか。
また、姿勢による分類でみると、畳などで自分が好きな体勢をとりながら分娩する「フリースタイル分娩」が3.2%となり、場所による分類でみると、陣痛・分娩・産後の回復までを1つの部屋で行う方法の「LDR」が4.6%となりました。分娩台に仰向けになり足を広げて産むというスタイルとは異なる新しいスタイルで出産に挑んだという人もいるようです。

では、新しいスタイルを取り入れた人は、どのような理由から新しいスタイルで出産をしたのでしょうか。
フリースタイル分娩で出産した人(32名)についてみると、「リラックスして出産したかったから」が31.3%で最も多く、次いで、「友人や家族の紹介があったから」と「産後の回復を早くしたかったから」が18.8%で続きました。自分の好きな体勢で分娩できるということもあり、リラックスできることが理由になっているようです。また、「流行りだから」「芸能人が取り入れていると聞いたから」といった回答もそれぞれ15.6%で、流行や芸能人の影響を受けたという人もみられ、出産が“イベント化”している様子がうかがえました。
また、無痛分娩で出産した人(42名)についてもみると、「痛みに弱いほうだから」が最も多く61.9%、次いで、「スムーズに出産したかったから」が33.3%、「母子の負担を少なくしたかったから」「産後の回復を早くしたかったから」「リラックスして出産したかったから」がいずれも31.0%で続きました。痛みが普通分娩より少ないことのほか、母子の負担が少ないこと、産後の回復が早いことも理由になっているようです。

続いて、全回答者(1,000名)に、出産方法を誰と決めたか聞いたところ、「夫」が最も多く47.3%、次いで、「産院・産婦人科の先生」が24.1%、「両親」が9.8%となりました。夫と一緒に出産方法を決めたという人が多いようです。また、「自分ひとりで決めた」という人は31.9%でした。


■夫に立ち会ってほしかった? 立ち会い希望率は6割半、20代前半では7割半が希望
■妻が立ち会いを望んだ理由 1位は「夫婦揃って誕生の瞬間を迎えたかったから」
■実際に夫は立ち会った?夫の立ち会い率は5割半、若い世代のほうが高い傾向

次に、全回答者(1,000名)に、立ち会い出産について聞きました。

まず、出産の際に、夫に立ち会ってほしいと思ったか聞いたところ、「はい」66.5%、「いいえ」33.5%となり、夫の立ち会いを希望した人が過半数を占めました。
年代別に、夫の立ち会いを希望していた人の割合をみると、若い世代のほうが希望していた人の割合は高いようで、20歳~24歳は75.0%、25歳~29歳は74.9%と20代では7割を超え、30歳~34歳は68.6%、35歳~39歳は61.3%と30代は6割台、40歳~44歳は50.8%と5割となりました。

続いて、出産の際に、夫の立ち会いを希望した人(665名)に、その理由を聞いたところ、「夫婦揃って誕生の瞬間を迎えたかったから」が最も多く58.9%、次いで、「出産の大変さを共有してほしかったから」が49.9%、「心強いと思ったから」が47.7%、「感動を共有したかったから」が45.1%で続きました。夫婦揃って赤ちゃんを迎えたいこと、出産の大変さや感動を夫にも知ってもらいたいこと、不安を和らげたいことが多くの人の理由になっているようです。
年代別にみると、20歳~24歳では「サポート(腰をさするなど)してほしかったから」が52.9%となり、他の年代層より高くなりました。20代前半の人は、夫のサポートも期待していたようです。

では、実際に夫が立ち会ったというケースはどのくらいあるのでしょうか。全回答者(1,000名)に、出産の際に、夫は立ち会ったか聞いたところ、「はい」56.2%、「いいえ」43.8%となりました。夫の立ち会いを希望していた人の割合よりも低くはなりましたが、実際に夫が立ち会った人の割合は半数以上となりました。最近の出産は、夫が立ち会うケースのほうが多いようです。
年代別に夫が立ち会った人の割合みると、20歳~24歳では61.8%、25歳~29歳では63.7%と20代では6割台、30歳~34歳では56.9%、35歳~39歳では52.9%と30代では5割台となり、40歳~44歳では44.3%と4割台となりました。実際に夫が立ち会ったという人の割合も、若い世代のほうが高い結果となりました。


■陣痛や出産の痛みはどんな痛み?
陣痛は「お腹を雑巾絞り」?「腰をドリルでえぐられる」? 出産の痛みは、やっぱり「スイカ」?

また、全回答者(1,000名)に、出産時の痛みについて聞きました。

まず、陣痛は、どのような痛みだったか聞いたところ、「生理痛の100倍くらいの痛み」や「生理痛の悶絶バージョン」など、生理痛をひどくしたような痛みといった回答が多数みられました。また、「お腹のなかを雑巾絞りされているような痛み」、「お腹の中を刃物でグルグルかきまわされているような痛み」、「トンカチで子宮を叩かれているような痛み」など、お腹の中に激痛が走っているといった回答のほか、「腰をドリルでえぐられているような痛み」、「ハンマーで殴られて腰が砕けるような痛み」、「腰をチェーンソーで切られるような痛み」など、腰に激痛が走っているといった回答も多く挙げられました。さらに、「気が遠くなるような痛み」や「この世の終わりかと思うような痛み」、「これまで経験したことのない痛み」といった回答もみられ、陣痛が、想像を絶するような痛みだったことがうかがえる回答が多数挙げられました。

次に、出産の痛みは、どのような痛みだったか聞いたところ、「あまり痛くなかった」や「あっという間で覚えていない」など、痛みをあまり感じなかったという回答があった一方、「股からスイカが出るような痛み」や「股からボウリング玉のような大きさの物が出る痛み」など、股から大きなものが出るような痛みだったとする回答や、「腰が割れるような痛み」や「骨盤が砕けるような痛み」など、腰、骨盤に激痛を感じたという回答、「地獄」や「体が裂けるような痛み」、「覚えていないぐらい痛かった」など、計り知れない痛みだったという回答も多く挙げられていました。

■出産を終えて、やってよかったと思うこと・やらなくてもよかったと思うことは?
出産準備は早めが安心、ベビー用品の買い過ぎには要注意
夫に家事を教えることも出産準備? やってよかったことでは「夫に家事を教える」との回答も

続いて、全回答者(1,000名)に、出産を終えて、「やってよかったと思うこと」と「やらなくてもよかったと思うこと」を聞きました。

まず、やってよかったと思うことを聞いたところ、【出産前】については、「母親学級への参加」のほか、「ウォーキング」や「マタニティヨガ」、「出産のイメージトレーニング」、「呼吸法の練習」、「髪を切っておいたこと」といった出産に向けた準備や、「ベビー服の購入」や「チャイルドシートの購入」などのベビー用品の準備、「部屋の掃除」や「ベビーベッドの組みたて」、「おっぱいマッサージ」、「妊娠線の予防」など、入院中や出産後の生活の準備が挙げられました。ベビー用品の準備については、「過剰にベビー用品を揃えなくて良かった」との回答もみられ、出産経験のある友だちに聞くなど、本当に必要なものを調べてから準備をしたほうが良さそうです。準備をするタイミングについては「出産準備は、早めにやっておいたため焦らずお産に集中できた」といった回答が多数みられました。また、入院中に夫がきちんと生活できるのか心配に感じていた人も少なくないようで、「夫に家事を教える」との回答も散見されました。妻に出産という大きなイベントに集中してもらうために、夫が家事力をつけることは大切な準備と言えそうです。
そのほか、「旅行に行く」や「大人だけでしか行けないところでのディナー」といった夫婦の思い出づくりも挙げられていました。
【出産中】については、「夫の立ち会い出産」、「フリースタイル分娩」、「無痛分娩」、「和痛分娩」など自分が行った出産スタイルがよかったといった回答のほか、「里帰り出産」も多数挙げられました。実家の両親の助けによって、安心して出産できた、という人が多いのではないでしょうか。
また、「テニスボールでお尻を押す」といったサポートや「ビデオ撮影」といった回答もみられました。
そして、【出産後】についてみると、「カンガルーケア」や「出産直後の写真撮影」、「母子同室」といった赤ちゃんとの過ごし方がよかったという回答がみられました。
また、「骨盤ベルト」や「骨盤体操」、「骨盤矯正」といった骨盤のケアが多数挙げられ、「ゆっくり休む」との回答もみられました。赤ちゃんのお世話で手一杯という時期ですが、自身のケアも行ってよかったという人が散見されました。

次に、やらなくてもよかったと思うことを聞いたところ、「セレモニードレスの購入」や「ベビーベッド・ベビー布団の購入」、「産褥ショーツの購入」など、出産前に準備をしたけど不要だったという回答が多数となりました。やってよかったと思うことには「先輩ママに本当に必要な物を聞いて買ったので無駄がなかった」という回答も多数みられたので、購入前には先輩ママの意見を聞くと後悔しなくて済みそうです。

■人気のアニバーサリー・メモリアルグッズとは?
これまでに用意したグッズ 1位は「手形や足形入のフォトフレーム」
次に出産したときに用意したいグッズでは「身長・体重を再現したぬいぐるみ」も人気

最後に、全回答者(1,000名)に、アニバーサリー・メモリアルグッズについて聞きました。

これまでに用意したことがあるグッズを聞いたところ、「手形や足形入のフォトフレーム」が最も多く20.3%、次いで、「手形・足形プレート」が12.8%、「印鑑」が7.8%、「胎毛筆」が5.2%となりました。手形や足形を使ったグッズが人気のようです。
年代別にみると、「手形や足形入のフォトフレーム」は特に20代で人気のようで、20歳~24歳では27.9%、25歳~29歳では25.6%と、他の年代層より高くなりました。

また、出産の機会が再びあったら用意したいグッズを聞いたところ、「手形や足形入のフォトフレーム」が最も多く17.9%、次いで、「手形・足形プレート」が12.8%、「身長・体重を再現したぬいぐるみ」が9.3%、「誕生石を使ったベビーリング」が9.0%、「パパ・ママの手形も一緒の親子手形」が8.2%となりました。「身長・体重を再現したぬいぐるみ」は、用意したグッズではトップ10圏外でしたが、用意したいグッズでは3位となり、また、20歳~24歳では16.2%で「手形や足形入のフォトフレーム」と並んで1位でした。結婚式に体重ベアを用意することがありますが、出産時にも「身長・体重を再現したぬいぐるみ」を記念に用意するという人は、今後増えていきそうです。

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