ICTを用いた健康維持・増進のためのWEBサービス「Pep Up」  従業員の健康に強い関心のある企業からの需要が高まる

~独自指標「健康年齢(R)」で、健康度を同年代や過去の自分と比較可能~

株式会社日本医療データセンター(所在地:東京都港区、以下 JMDC)が開発した独自指標である「健康年齢(R)」を使用して、ヘルスデータ・プラットフォーム株式会社(所在地:東京都港区、以下 HDP)が2016年2月に提供を開始した、ICTを用いた健康維持・増進のためのWEBサービス「Pep Up(ペップアップ)」が、従業員の健康に関心の強い企業・健康保険組合に導入される等、需要が高まっています。

PepUp 画面1
PepUp 画面1

【「Pep Up」とは】
「Pep Up」は、「健康状態の見える化により健康に対する行動変容を促す」ために、以下のようなコンテンツを通じて、登録者の方がより健康になるための行動を取りたくなるようなインセンティブ(動機付け)を提供する、WEBサービスです。

<「Pep Up」の代表的な機能>
(1)健康年齢診断、(2)お役に立つ健康情報の閲覧、(3)医療費の確認、(4)健保からのお知らせ、(5)活動量計等外部との連携、(6)健康インセンティブの提供

<機能詳細(一例)>
(1)健康年齢診断
同じ実年齢の人と比べたときの自分の健康度合いが、「健康年齢(R)」で直感的に理解できます。
https://www.atpress.ne.jp/releases/113398/img_113398_1.jpg

(2)お役に立つ健康情報の閲覧
自分が気になっている健康に関する情報を、簡単に収集することができます。
https://www.atpress.ne.jp/releases/113398/img_113398_2.png


【「健康年齢(R)」とは】
「健康年齢(R)」は、実年齢・性別に加え、血圧や代謝、肝機能、尿に関わる一般的な健康診断結果12項目の数値を使用して算出される、健康の度合いを示す客観的な指標です。医療統計データサービスの最大手であるJMDCは、保有する160万件超の匿名化された医療情報[(健康診断結果とレセプト(診療報酬明細書)]から、ある健康診断結果の方が、一般的に今後1年間にどれだけの医療費が発生するかを予測できます。この予測医療費から算出した「健康年齢(R)」を実年齢と比較することで、直感的に自身の健康状態を把握することができます。
https://www.atpress.ne.jp/releases/113398/img_113398_3.png


【ウェアラブルデバイス各社との提携】
ウェアラブルデバイス各社の協力を経て、「Pep Up」とウェアラブルデバイスの間でシステム上の連携が完了し、2016年9月よりウェアラブルデバイスを装着した健康増進の実証実験を行っております。健康診断結果とレセプトをベースとしたデータに、600名超のウェアラブルデバイスからの日々の活動量計のデータが連携される実証実験は、日本でも先駆的な取り組みとなります。2017年3月には、実証実験前後で健康診断結果のデータを比較する等の分析を行い、今後の健康増進・未病対策に役立てる方針です。JMDCでは、全国の健康保険組合を通じて、このような未病対策と「健康経営(R)」をセットにした総合提案を行ってまいります。

■ICTを活用した実証事例
https://www.atpress.ne.jp/releases/113398/img_113398_4.png


【「健康に対する行動変容」が求められる背景】
世界でもトップレベルの平均寿命を誇る日本ですが、その健康維持についても注目を浴びています。より健康な状態で長生きすることは、世界共通の願いです。この健康維持のためには、食生活や運動等、日々の活動を改善することが効果的と言われています。そのなかで、企業のパフォーマンスと従業員の健康を関連付けて考える「健康経営(R)」も浸透してきています。
2016年6月に閣議決定された「日本再興戦略2016―第4次産業革命に向けて―」において、世界最先端の健康立国を目指すことが謳われています。そのための鍵となる施策として、「IoT等の活用による個別化健康サービス(レセプト・健診・健康データを集約・分析・活用)、健康・予防に向けた保険外サービス活用促進」が挙げられており、各界からの期待は高まっています。また、個人の健康が維持されることによって、社会全体の医療費抑制への貢献も期待されます。

※「健康年齢(R)」は、株式会社日本医療データセンターの登録商標です。
「健康年齢(R)」は、統計学・金融工学が専門の慶應義塾大学 総合政策学部 小暮 厚之教授にも、次のように評価いただいております。
「健康年齢(R)は、統計モデルを駆使し、理論的に妥当であり的確な指標と言えます。健康状態を将来必要となる医療費予測に置き換えて算出されたものであり、医療リスクを評価する意味で非常に有意義です。」

※「健康経営(R)」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。


【会社概要】
会社名  : ヘルスデータ・プラットフォーム株式会社(略称:HDP)
代表者  : 代表取締役CEO 宮原 禎
設立   : 2014年10月
資本金  : 7,000万円(株式会社日本医療データセンターの100%子会社)
事業内容 : ヘルスデータの統計解析・モデリング、健康リスク指標の提供
       健康アクションプラットフォーム事業
本社所在地: 東京都港区芝大門二丁目5番5号 住友芝大門ビル11階
Webサイト : https://healthdataplatform.co.jp/

会社名  : 株式会社日本医療データセンター(略称:JMDC)
代表者  : 代表取締役会長 木村 真也 代表取締役社長 上沢 仁
設立   : 2002年1月
資本金  : 1億円(ノーリツ鋼機グループ子会社)
事業内容 : 医療統計データサービス
       (健診結果やレセプト等の医療Big Dataを扱う)
取引先  : 健康保険組合・生命保険会社等の保険者、大学等研究機関、
       製薬メーカー、医療機器メーカー等
本社所在地: 東京都港区芝大門二丁目5番5号 住友芝大門ビル12階
Webサイト : https://www.jmdc.co.jp/

会社名  : ノーリツ鋼機株式会社
代表者  : 代表取締役社長CEO 西本 博嗣
設立   : 1956年6月
資本金  : 70億円(東証一部)
事業内容 : 持株会社
本社所在地: 東京都港区麻布十番一丁目10番10号
Webサイト : http://www.noritsu.co.jp/

取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら

プレスリリース配信企業に直接連絡できます。