2006年から@Pressをご利用いただいておりますが、ご利用いただくきっかけを教えていただけますか。
以前より、製品の企画・開発から設計、製造、品質管理までを自社グループ一貫体制のもとで行い、基本性能に優れた製品(液晶モニター)をリリースしていましたので、PC誌などIT情報系のメディアとは永く良好なお付き合いを続けてきました。また、医療や印刷業界など高い表示性能が求められる特定用途向けの製品においても、一定のシェアを獲得していたので、業界関連のメディアとも面識がありました。お陰様で、これまでITリテラシーの高いイノベーター層のユーザーや、当社のコアマーケットには一定の認知を獲得していました。
一方で、世の中のITの発達・浸透とともに、より広範なマーケットにおいて当社の強みとなる高品位な液晶モニターのニーズが高まって来たため、当社も新しいニーズに応えるべく、新技術の開発や新規事業の立ち上げ、およびM&Aに積極的に取り組んできました。成長する新しいマーケットに向けて情報発信を行うために、これまでお付き合いの無かった、より広範で多階層的なメディアとのリレーションが重要になってきたなか、他社を含め、以前より@Pressの様なニュースリリースの配信サービスには注目はしていました。
その中から、@Pressに決めた理由を教えていただけますか?
他社サービスと比較して、登録メディアの豊富さ、サービスインからの歴史と配信件数の実績、コストパフォーマンスなどが決め手になりました。
実際に@Pressご利用いただいて、どのような効果がありましたか。
目に見える効果では、複数のWeb系メディアに自動的に記事掲載されることからのバックリンク獲得です。また、自社でも事前に許諾をいただいているメディアに対して、独自にニュースリリースの配信を行っているのですが、その配信先から、@Pressより配信したFAXを見ての問い合わせを受けたこともあり、取りこぼしの防止に役立っていると思います。
当社の場合、広報機能が本社(石川県)にあり、多数のメディアと頻繁に顔を合わせることが難しいので、メディア特性に合ったニュースリリースをタイムリーに、継続して案内できる点を評価しています。また、新規事業の立ち上げや新しいニーズを充たす製品を発表するたび、これまでお付き合いの無かったメディアへの配信が必要になることから、お付き合いのきっかけ作りに継続活用しています。
広報活動で工夫されている点はあるのでしょうか。
もちろん、旧来よりお付き合いのあるメディアとの良い関係づくりは必須ですが、新規マーケットへの認知拡大やフォロワーに向けたWeb系メディアの活用/バイラル手法など、多階層的な広報活動が必要になってきていると感じています。
一方で全方向的な活動では、その場かぎりの単発リリースを一方的に送り続けることにもなりかねず、十分な効果が発揮できない恐れも・・・。そのため、先ずは、当社製品に共通する「EIZOブランド」の認知と信頼を深めてもらうことを第一の目的に据えて、ユーザーおよびメディアへのスムーズで良好な情報流通を目指しています。
今後、広報(@Press)をどのように活用していきたいですか。
正直、ニュースリリースはその内容(ネタ)によって掲載される件数に雲泥の差があります。また、自社のニュースリリースなわけですから、@Press側にすべて任せっきりでは満足するリリースとはなりません。さらに、マーケットも、自社の事業展開も変化を繰り返している時には、同じ広報手法を漫然と続けていく訳にはいけません。
こういった事を踏まえて、新規メディアとのリレーションのきっかけ作りや、継続配信による関係強化など、確固としたリリース配信の目的をもって、複数の新規メディアに、スピーディに確実にリーチできる@Pressの使い勝手の良さを上手く活用していきたいと思っています。
@Pressのサービスに望むことや御社の今後の目標を教えてください。
引き続き、当社「EIZOブランド」のブランド力強化を進めていきます。
当たり前のことですが、今後もブランドの約束に違わない価値と感動を提供できる製品・技術の開発を続けると同時に、ユーザーおよびメディアに対して、より適切・有益・正確な情報伝達をたゆまずに発信していきたいですね。
新規メディアとの関係作りももちろんですが、既にEIZOブランドをよく知っていただいているユーザーやメディアへの継続した情報配信にも、@Pressを活用していく予定です。
直営店のEIZOガレリア銀座では、 製品展示・各種セミナーや写真展などを開催 |
マスコミ各社を招待して、新製品発表会に限らず、 液晶モニターを知るためのセミナーを開催 |
本日はお忙しい中お時間いただきありがとうございました。