エスワンオーインタラクティブとMomentumが戦略的業務提...

エスワンオーインタラクティブとMomentumが 戦略的業務提携

~アドフラウド/アドベリフィケーションを活用した トレーディング業務強化~

トレーディングデスク事業(※1)を展開する株式会社エスワンオーインタラクティブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:高瀬 大輔、以下 エスワンオーインタラクティブ)と、広告配信ネットワーク向けにアドフラウド(広告詐欺)対策によるパフォーマンス向上を実現するプラグイン『Black Heron』と、広告主・広告代理店向けにアドフラウド(広告詐欺)対策機能・アドベリフィケーション(広告出稿におけるブランド保護)機能を提供する第三者配信ツール『Black Swan』を運営するMomentum株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:大久保 遼、以下 Momentum社)は2016年2月から、アドフラウド・アドベリフィケーションを活用したトレーディング業務を行うためのパートナーシップを組み、共同してインターネットプロモーション上のマーケティング支援を行います。

広告詐欺の例
広告詐欺の例

■市場背景
オンライン広告市場の急速な拡大に伴い、オンライン広告出稿における「質」の管理の重要性が増しています。アドフラウド(広告詐欺)やアドベリフィケーション(広告出稿におけるブランド保護)といったキーワードが北米市場を中心に重要課題としてとりあげられる等、「広告主にとって価値のあるユーザーに対して広告を出稿出来ているのか」、「不適切な枠に広告が出てしまっていないか」といった広告出稿の質の管理は、オンライン広告の根幹を揺るがす極めて重要な課題として対策が求められています。

例えば北米においては、全インプレッションの10~20%以上(※2)がクリック詐欺や、BOT(機械、図1)への広告出稿等の不正なオンライン広告であるといった調査結果が出ており、広告主や広告配信ネットワークが無価値な広告出稿対象に対して出稿を行ってしまっているのが現状です。

<図1:オンライン広告におけるBOT(機械)による広告詐欺の例>
https://www.atpress.ne.jp/releases/98292/img_98292_1.jpg

また、不適切なサイトへ意図せず出稿されてしまうことによる広告主のブランド価値毀損も深刻な問題として対策が求められています。ブランド毀損に繋がる出稿先の例には、アダルトサイトや掲示板まとめサイトといった典型的な不適切サイトへの広告出稿例から、「ビール会社が広告主の場合は飲酒運転に関する記事」や「航空会社が広告主の場合は飛行機事故の記事」といった広告主に対して批判的・ネガティブとなるような記事への広告出稿例が含まれます。

<図2:フィルタリング事例>
https://www.atpress.ne.jp/releases/98292/img_98292_2.jpg


■エスワンオーインタラクティブとMomentum社にて提供する内容について
エスワンオーインタラクティブ社は、Momentum社と連携し、『Black Heron』『Black Swan』をトレーディング業務に組み込み、広告主がインターネット広告のプロモーションを行う際に、アドベリフィケーション・アドフラウドの視点でパフォーマンスを最大化致します。

<図3:独自の不正広告抑止施策>
https://www.atpress.ne.jp/releases/98292/img_98292_3.jpg


■今後の展開について
本パートナーシップを皮切りに、国内のブランド広告主のインターネット広告プロモーションをサポートし、エスワンオーインタラクティブとしてトレーディングデスク事業を更に拡大してまいります。


※1:トレーディングデスク
広告主様に対して複雑化した広告配信技術導入を支援し、広告キャンペーンの設計からレポーティングまでの運用をワンストップで行う。オンライン広告で、複数のメディアやアドネットワークを横断し、最適した入札・購入を行う組織。

※2:Association of National Advertisers and White Ops study( http://www.ana.net/content/show/id/32948 )

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