海外拠点の外国人社員もビデオ通話で本格的な日本語会話を学べる...

海外拠点の外国人社員も ビデオ通話で本格的な日本語会話を学べる 「VLJ オンライン日本語会話」の提供を開始 ~NTT Comならではの高品質な会議サービスを活用し、 45分あたり1,250円相当からの低価格で導入可能~

 NTTコミュニケーションズ株式会社(略称:NTT Com)は、学習サイトやスマートフォンアプリを通じて学ぶことができる日本語学習サービス「Visual Learning .Japanese(略称:VLJ)」の新たなラインアップとして、ビデオ通話で日本語会話を学習できる「VLJ オンライン日本語会話」を、2016年3月14日より提供開始します。

「VLJ オンライン日本語会話」授業イメージ
「VLJ オンライン日本語会話」授業イメージ

<「VLJ オンライン日本語会話」授業イメージ>
https://www.atpress.ne.jp/releases/94446/img_94446_1.jpg


1.背景
 NTT Comは2015年7月より、外国人のビジネスパーソンがオンラインで効率的に日本語を自習できる「Visual Learning .Japanese (VLJ) Basic」を提供しています。同サービスは、グローバルに展開する企業や組織のお客さまにおける、外国人社員向けの日本語研修プログラムとして好評をいただいてきました。これまでもオプションサービスとして、日本語講師を派遣して会話の実践トレーニングを行う「スクーリング」を提供してきましたが、遠隔地や複数拠点からも利用したいというニーズを多くいただいています。
 今回提供する「VLJ オンライン日本語会話」によって、海外など複数の遠隔地にいる社員でも日本在住のネイティブ日本語講師による授業を受けられるため、より多様な日本語人材の育成ニーズにお応えすることが可能になりました。


2.特長
 「VLJ オンライン日本語会話」は、「VLJ Basic」で自習した日本語文法知識を前提として、実践的なロールプレイなどを通じた会話力をオンライン授業で養成する反転型学習モデル(*1)を採用しています。本サービスは、新宿日本語学校(*2)の認定講師を中心として、ビデオ通話で対面形式の授業を行います。

(1) 海外からでも、国内日本語学校と同等のハイクオリティな授業を受講
 NTT Comの高品質なWeb会議サービス「Arcstar Web Conferencing」をプラットフォームとして、遠隔地の生徒と日本にいるネイティブの日本語講師をつなぎます。「VLJ」の提携校である新宿日本語学校で行われている授業と同等の、実際に「話せる」ことを主眼にした授業によって、ビジネスの現場で必要なコミュニケーション力が高まります。

(2) 45分あたり1,250円相当からの低コストで導入可能
 忙しいビジネスパーソンでも無理なく日本語を習得できるよう、標準プランでは、1コマ45分×2コマ(合計90分)の授業を毎週1回、6ヵ月間(24回)受講するだけで、1コースが完了する設計です。授業の時間や回数は、ご要望に合わせてカスタマイズすることもできます。海外向け6人クラスの場合、1コマ(45分)1人あたり1,250円相当という低コストで提供可能です(*3)。

(3) 学習者の挫折が少ない、定期的なオンラインクラス開催
 一般的にeラーニングなどの自習型教材は、学習者自身のモチベーションに依存するため、学習完遂率が低くなりがちなことが教育担当者の悩みと言われています。「VLJ オンライン日本語会話」は、決められた時間に参加者が集う研修として定期的に実施されますので、講師からの適切なフォローや同僚との研鑽を通じて、研修の完遂率が高まります。


3.「VLJ オンライン日本語会話」コース概要
<コース内容>
「VLJ Basic」シリーズに準拠した96レッスンの解説と実践的なロールプレイなどを通じた会話訓練(*4)

<標準構成(*5)>
1コマ45分×2コマ(合計90分)の授業を毎週1回受講

<標準学習期間(*5)>
6ヵ月(24回)

<参加人数>
4~6人(1クラスあたり)(*6)

<利用教材>
VLJ 自習型教材(テキスト、学習サイト、スマートフォンアプリ)

<授業方式>
反転型授業(*1)

<利用料金>
1コース(全48コマ)分、参加者一人あたりの金額

海外からの利用  :60,000円(税抜)
日本国内からの利用:90,000円(税抜)

・別途「VLJ Basic」のご契約が必要です。


4.今後の展開
 「VLJ」は、自習型教材の拡充(入門コース、文字のなぞり学習、日本語能力試験の上級コース(日本語能力試験“JLPT”N4、N3相当)、敬語パック、ビジネスコースなど)を進めていく予定ですが、これに伴って「VLJ オンライン日本語会話」についても、学習できる範囲を拡大していきます。
 また、今後のオンライン会話受講者数の増加に合わせ、日本語講師数の拡大も検討します。その際、講師側も自宅などの多様なロケーションから参加できるメリットを生かし、主婦や高齢者の方にも日本語講師として活躍していただくことを検討するなど、多様な働き方の実現にも貢献していく予定です。


<参考>「Visual Learning .Japanese(略称:VLJ)」
 NTT Comが新宿日本語学校から提供を受けた教育メソッドに基づき、開発・提供する日本語学習者のためのクラウド型eラーニングプログラム。「VLJ」は提携する日本語学校で利用できるほか、企業が外国人社員への研修として使うためのプログラムとして提供しています。「VLJ オンライン日本語会話」は、企業向けに提供するオプションメニューです。

詳細は別紙参照。
別紙: https://www.atpress.ne.jp/releases/94446/att_94446_1.pdf


*1:受講者が自宅でeラーニングなどによって新たな学習内容を自習しておき、教室ではその実践や応用(アウトプット)に取り組む形態の授業。講師は基本的に講義を行わず、受講者の実践を手助けする、合理的かつ効果的に学習できる方法として注目されています。
*2:1975年に設立された日本語学校で、海外にも拠点を構え、日本語教育に関する豊富な知見を有しています。校長の江副 隆秀 氏が考案した江副式日本語学習メソッドは、日本語文法の可視化を実現したユニークなもので、受講者の日本語習得に効果を上げています。
*3:原則、1コマ単位での提供ではなく、2コマ×24回の合計48回分をセットで提供します。
*4:日本語初級レベル(日本語能力試験5級相当)のみ(2016年3月14日現在)。
*5:お客さまのニーズに応じたカスタマイズが可能。
*6:3人以下、もしくは7人以上での受講を希望される場合はお問い合わせください。


<関連リンク>
Visual Learning .Japanese: http://www.ntt.com/vlj/
Arcstar Web Conferencing : http://www.ntt.com/webc/


(報道発表) カードとジェスチャーで視覚的に分かりやすく学べる
クラウド型日本語教育サービス「Visual Learning .Japanese」の提供開始について
(2013年10月29日)
http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20131029.html

(報道発表) 日本語学習オンラインサービス・アプリ「Visual Learning .Japanese (VLJ)」に、
外国人社員向けの自習型eラーニングプログラムを追加
(2015年7月21日)
http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20150721.html

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