食品トレーサビリティの確立に!次世代情報端末『finpad 250iT』発表
報道関係者各位
プレスリリース 2003年4月25日
株式会社フルノシステムズ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
食品の安心、安全を実現する
温度の履歴管理を容易に実現し、トレーサビリティの確立に貢献
■業界初!防水対応/放射温度センサ一体型
次世代情報端末『finpad 250iT』5月末発売■
~バーコード情報と温度測定データを同時に取り込み、商品を一元管理~
http://www.furunosystems.co.jp/
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
株式会社フルノシステムズ(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:藤尾 凱
司、以下フルノシステムズ)は、冷凍倉庫&耐環境シーンに対して、情報端末
の活用を目的に、SS無線+Bluetooth(TM)インターフェース内蔵の無線端末機
に放射温度センサを一体化させた「finpad(フィンパッド)iモデル」の姉妹機
『finpad 250iT』を商品化し、5月30日より発売を開始いたします。
(※低温環境下で利用の場合は、姉妹機 冷凍倉庫対応 次世代情報端末
「finpad 230i」に放射温度センサを一体化した「finpad 230iT」も用意。)
この『finpad 250iT』は、無線端末機に放射温度センサを一体化させ、通常の
ハンディ端末で取得できる製品のバーコード情報以外に、製品の表面温度デー
タを瞬時に測定し、バーコードデータと同時に温度データを取得できる、業界
初の次世代情報端末です。
近年食品業界は、食品事故の多発により、生産から流通加工、販売にいたる過
程で消費者が安全・安心に消費できる、追跡の可能性(トレーサビリティ)が求
められています。
特に冷凍食品やチルド食品、鮮生食品は、加工から販売までの一貫したトレー
サビリティシステムが求められ、国においてもトレーサビリティ導入支援策を
打ち出しています。
このような環境下において、食品の製品管理(バーコード情報)と温度管理(温
度測定データ)が同時に取得できる製品はなく、それぞれが別々のシステムで管
理されていました。
そこで当社においては、早くから提供していた冷凍倉庫対応の端末機開発の実
績をベースに、新たに放射温度センサを一体化させた『finpad 250iT』の製品
化に成功しました。(業界初)
この端末機はセンサー以外に、耐環境性能に優れており、水が影響する悪条件
下でも、使用できる防滴性能を有しています。水産現場や店舗のバックヤード、
配送センター等の様々な過酷なフィールドで活用できます。無線通信方式には、
SS無線以外にBluetooth(TM)機能を加えることにより、プリンタ等の周辺機器
とのワイヤレス化が実現できます。また操作環境にも配慮し、本体は、小型軽
量化と反射型カラー液晶を採用しています。さらに、端末にはバイブレータを
搭載しているため、スキャナでの読みとり確認などに活用できます。そして、
運用面での最大の特長は、高性能バッテリを採用しており、長時間の運用を実
現しています。
今回、当社が業界で初めて放射温度センサ一体型の無線端末機を発売すること
で、冷凍食品やチルド食品の温度の履歴管理を容易に実現し、トレーサビリティ
の確立に貢献できることが期待できます。また、HACCP(ハサップ:危害分析重
要管理点)の思想、システムが重要視されてきており、『finpad 250iT』の活
用できるフィールドは、ますます広がっていくことが予想されます。
===================================
―『finpad 250iT』の提供するビジネスシーンは ―
『finpad 250iT』は、物流・流通等での、耐環境性能と温度管理が求められる
過酷なフィールドに活用できます。たとえば、冷凍倉庫や店舗内のバックヤー
ド、配送センター等に用途、目的に応じてご活用いただけます。
(姉妹機:低温環境下でご利用の場合、冷凍倉庫対応の「finpad 230i」に放
射温度センサを一体化した「finpad 230iT」も用意)
【適用分野として】
・倉庫、配送センターでの入出荷管理端末&温度履歴管理端末として
・倉庫、物流センターでのピッキング端末として
・店舗、配送センター等での検品管理、温度管理端末として
・水産現場、市場等、水の影響を受けやすい場所での業務管理端末として
【適用業種】
・冷凍倉庫業、冷凍食品卸、食品卸、卸業
・食品製造メーカー、食品加工メーカー、食品輸入業
・運送業、配送業、倉庫業
・スーパー、小売店
・配送センター 等
【finpad 250iTの特長】
●SS無線とBluetooth(TM)インターフェース内蔵の二つの通信方式を採用。
(Bluetooth内臓で、無線プリンタ等の周辺機器と容易に接続)
●256色対応の反射型カラー液晶を採用し、低温下や急激な温度変化において
も、最適な視認性と操作性を確保しています。
●本体上部に標準でレーザスキャナを内蔵することで、様々なバーコードの読
みとりが可能。
●業務用端末でありながら、小型軽量ボディを実現。
(約755g・ラバープロテクタ除く)
●低消費電力稼働による長時間運用の実現。(0℃以上、約13時間)
●耐環境性を重視した、IP67準拠の防塵/防水性能。
●グリップの採用により、持ちやすさや操作性の向上を実現。
●無線LAN対応のミドルウェアMORS/WARPwit(※)に対応することで、効率的なシス
テム開発および、容易なメンテナンス性を実現。
●冷凍倉庫仕様の端末機やフォークリフト搭載型の端末機との組み合わせで、
最適なニーズに応じた、センター全体のシステム構築を実現。
※「MORS/WARP wit」
無線端末機が、WindowsNT/2000Serverの端末エミュレータとして稼働するこ
とができるミドルウェアです。さらに端末機側には、無線を使用せず独自なマ
クロを動かす機能を追加したことで、無線のエリア外でもプログラムを実行し、
作業を行うことができます。
【主な仕様】
・インターフェース部 : RS232C/調歩同期式、Bluetooth/Ver.1.1
・無線部 : 周波数ホッピング方式、使用周波数2.4GHz、通信距離オープン100m
セミオープン50m
・電源運用時間 : 13時間(常温)
・寸 法 : 84×193×196.5mm
・重 量 : 755g(ラバープロテクタ除く)
【新製品の概要(価格、発売日、販売目標)】
■finpad 250iT:362,000円/台(本体+充電池1個・ストラップつき)
■発売日 :2003年5月30日
■販売目標 :1,000台/年間
===================================
【フルノシステムズについて】
フルノシステムズは、無線LANシステム分野のリーディングカンパニーです。
1984年に古野電気株式会社(大証一部上場)から情報システム分野の新規事業の
一環として設立されました。無線ハンディターミナルをはじめとして、有線ハ
ンディターミナル、無線LANシステム対応のミドルウェア等、無線LAN構築には
かかせないモバイル&ワイヤレスソリューションを提供しています。
今日では、物流、流通、FA問わず国内1200サイト以上に導入実績があり、様々
な企業グループに活用されています。日本企業の情報化の推進及び企業価値の
向上に貢献しており、 皆様のベスト・パートナーとしてお役立ていただいて
います。
・記載の製品名は、それぞれの会社,団体の商標もしくは登録商標です。
・Bluetooth(TM)は、 Bluetooth(TM) SIGによる世界標準規格です。
(本製品では、Ver1.1申請予定)
<ホームページ>
●フルノシステムズサイト: http://www.furunosystems.co.jp/
●finpadサイト : http://www.finpad.com/
<取扱事業部・照会先>
株式会社フルノシステムズ
〒130-0026 東京都墨田区両国3-25-5 両国第一生命ビル(本社)
TEL:03-5600-5111
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<報道内容に関するお問い合わせ先>
株式会社フルノシステムズ 企画広報室 [広報担当:鈴木/西村]
〒130-0026 東京都墨田区両国3-25-5 両国第一生命ビル
TEL:03-5600-5111 FAX:03-5600-5120
E-MAIL: webmaster@furunosystems.co.jp (広報窓口アドレス)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<--- プレスリリース配信元:@Press http://www.atpress.ne.jp/ --->
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)