京都精華大学、建築家 藤本壮介と建築学科の学生が設計した ライブラリースペースで著名人が選んだ本を手に出来る展覧会 「本の空間―ざわめきのたび」展、12月18日から開催

    内田樹氏、みうらじゅん氏、ブックマスターらによるトークイベントも開催

    イベント
    2015年12月10日 10:30
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    京都精華大学(所在地:京都市左京区、学長:竹宮惠子)では、本学主催の企画展覧会として、「本の空間―ざわめきのたび」展を学内ギャラリーフロールにて開催します。

    荒井良二

    URL: http://www.kyoto-seika.ac.jp/fleur/past/2015/1208honnokukan/

    本展は建築家で建築学科客員教員の藤本壮介と建築学科の学生が設計したライブラリースペースに、著名人がセレクトした書籍をならべ、来場者がくつろぎながら本を手にすることができる展覧会です。併せて、現代美術家による本に関連した作品も展示します。

    本展の企画は、金沢21世紀美術館のキュレーターとして数々の展覧会を手がけた芸術学部教員の吉岡恵美子が担当し、その他、講演会やギャラリートーク、映画上映会なども開催します。


    ■展覧会基本情報
    展覧会名   :本の空間―ざわめきのたび
    会期     :2015年12月18日(金)~2016年1月23日(土)
    休館日    :日曜日、12月28日(月)~1月2日(土)、11日(月・祝)、
            15日(金)、16日(土)
    開館時間   :11:00~18:00
            ※ただし、初日12月18日(金)は15:00~18:00、
             最終日1月23日(土)は11:00~17:00
    入館料    :無料
    会場     :京都精華大学ギャラリーフロール
    企画     :吉岡恵美子(京都精華大学 芸術学部 教員)
    展示構成   :藤本壮介×京都精華大学デザイン学部 建築学科
    ブックマスター:荒井良二、内田樹、佐藤守弘、鈴木隆之、スプツニ子!、
            竹宮惠子、谷川渥、塚原悠也、幅允孝、姫野希美、
            藤野可織、藤本壮介、みうらじゅん、李禹煥
    出品美術作家 :廣瀬智央、森太三、八木良太、吉本直子


    ■関連プログラム ※参加無料、申込不要
    ◆対談講演会「可能性の空間:『本の空間』ワークショップについて」
    対談      :藤本壮介(建築家/京都精華大学客員教員)×吉岡恵美子(本展キュレーター/京都精華大学教員)
    コーディネーター:鈴木隆之(建築学科教員)
    日時      :12月18日(金)18:00~19:30
    会場      :京都精華大学 本館3階 H-303

    ◆藤本壮介ワークショップ参加学生によるトーク
    日時:12月19日(土)13:00~14:00
    会場:ギャラリーフロール

    ◆アーティストによるギャラリートーク
    森太三、八木良太、吉本直子[モデレーター:吉岡恵美子]
    日時:1月8日(金)17:00~18:00
    会場:ギャラリーフロール

    ◆映画「世界一美しい本を作る男~シュタイデルとの旅」(2010、88分)上映会
    日時:12月26日(土)15:00~、1月7日(木)16:30~
    会場:ギャラリーフロール

    ◆ブックマスターによるギャラリートークなども詳細が決定次第以下のサイトにて公開いたします。
    http://www.kyoto-seika.ac.jp/fleur/


    【ブックマスターの紹介(一部抜粋)】
    ◆荒井良二(Ryoji ARAI)
    1956年山形県生まれ。イラストレーター・絵本作家として国内外で高い評価を得ている。「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ」アーティスティック・ディレクターに就任。2013年より京都精華大学デザイン学部客員教員に就任する。

    ◆内田樹(Tatsuru UCHIDA)
    1950年東京都生まれ。専門はフランス現代思想、武道論、教育論など。合気道凱風館師範。近著に『困難な成熟』『日本戦後史論』(白井聡との共著)『日本の反知性主義』(編著)ほか著書多数。2015年より京都精華大学人文学部客員教員。

    ◆藤本壮介(Sou FUJIMOTO)
    建築家。1971年北海道生まれ。1994年、東京大学工学部建築学科卒業。2000年、藤本壮介建築設計事務所設立。代表作として情緒障害児短期治療施設バウムハウス(2006、北海道)、武蔵野美術大学 美術館・図書館(2010、東京)、House NA(2011、東京)、Serpentine Gallery Pavilion 2013(ロンドン)など。2005年よりAR Awardを3年連続受賞。2008年、JIA日本建築大賞。2012年、第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館展示で金獅子賞受賞。

    ◆みうらじゅん(Jun MIURA)
    1958年京都市生まれ。武蔵野美術大学在学中に『月刊漫画ガロ』にてマンガ家デビュー。イラストレーター、作家、ミュージシャンなど幅広い分野で活動。最新刊『「ない仕事」の作り方』(文藝春秋)ほか著書多数。京都精華大学マンガ学部客員教員。

    ◆竹宮惠子(Keiko TAKEMIYA)
    1950年徳島県生まれ。17歳で雑誌『COM』に佳作入選、漫画家デビューを果たす。1980年、『風と木の詩』『地球へ…』で第25回小学館漫画賞を受賞。2000年に京都精華大学の教員に就任。2014年4月より京都精華大学学長。