吉⽥修⼀・原作︕脚本・演出 平塚直樹︕ 若者たちの“リアル”を描く 舞台『パレード』10 ⽉上演決定︕︕

    サービス
    2025年8月23日 12:00
    FacebookTwitterLine

    話題の大ヒット映画「国宝」の原作者としても知られる吉田修一による2002年初版の小説『パレード』。発
    売直後から絶賛を浴び、第15回山本周五郎賞を受賞した作品です。2010年には映画化され、第60回ベルリ
    ン国際映画祭で、国際批評家連盟賞を受賞、そして2012年には初めて舞台化されました。そして演出に新た
    な試みをちりばめ、2022年7月に舞台『パレード』を上演。新国立劇場 小劇場にセンターステージで上演
    し、好評を博しました。
    そして今回、3年の時を経て、10月にシアターHで舞台『パレード』を上演することが決定しました!
    本作の脚本・演出は、処女作「居酒屋のゆうれい」で北の戯曲賞受賞以降、「ここでいいです」で佐藤佐吉演
    劇賞2013優秀脚本賞、「日本語私辞典」で若手演出家コンクール最優秀賞など数々の受賞歴がある、現代演
    劇を得意とした平塚直隆が2022年に続き担当します。
    物語は5人の若者たちのルームシェアを舞台に、彼らの共同生活の経過と、そこから生じたひずみの結末が描
    かれます。全5章から成る本作は、良介、琴美、未来、サトル、直輝の5人それぞれの視点から、時系列順に
    物語が語られます。

    原作刊行から20年を経て━

    『パレード』が描いていた感覚は、もはや“特別なこと”ではなくなりました。むしろ、複数の「私」を自然に
    使い分けながら生きることは、今の社会では「普通」になっています。Z世代と呼ばれる人々にとっては、も
    はや「演じている」という意識すらないのかもしれません。
    琴美がリビングを「チャットのような場所」と例えたあの感覚は、今ではSNSやプラットフォームごとに異な
    る“顔”で存在する私たちにとって、さらにリアルで、さらに共感可能な風景になっています。
    『パレード』は、一見平穏な日常の中に潜む、わずかな違和感と、そこからふいに顔を出すセンセーショナル
    な現実とを、同じ地平に描き出す作品です。
    その両面があるからこそ、観客は「これはフィクション」と思いながら、どこかで「これは自分かもしれな
    い」と感じてしまう。その地続きで不穏な質感を演劇という生身の表現で描きます。
    原作刊行から20年を経て、今あらためて、この2LDKという限られた空間の中で、現代の人間関係のリアル
    を丁寧に浮かび上がらせ、2025年の“今”を描く、『パレード』が誕生します!
    本作では、インディペンデント系映画配給会社に勤務する伊原直輝役を馬場良馬、イラストレーター兼雑貨屋
    の店長・相馬未来役を岩田陽葵、無職で若手人気俳優の元恋人からの電話を待ち続ける女性・大垣内琴美役を
    伊藤理々杏(乃木坂46)、自称「夜のお仕事」に勤務しているという18歳の男娼・小窪サトル役を宮地樹
    (劇団4ドル50セント)、現役大学生・杉本良介役を安藤夢叶がそれぞれ演じます。さらに、女役を佐藤礼
    菜(劇団俳優座)が演じます。

    舞台『パレード』に、どうぞご期待ください。

    <STORY>

    都内の2LDKに暮らす男女4人の若者たち。
    「うわべだけの付き合い?私にはそれくらいが丁度いい」。
    それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで
    優しく、怠惰に続く共同生活。
    そこに男娼をするサトルが加わり、徐々に小さな波紋が広がり始め……。

    <原作>

    著者・吉田修一
    長崎県生まれ。1997年「最後の息子」で文學界新人賞を受賞し、作家デビュー。
    同作が芥川賞候補となる。2002年「パレード」で山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で
    芥川賞を立て続けに受賞し、話題をさらう。07年「悪人」で大佛次郎賞と毎日出版文化
    賞、10年「横道世之介」で柴田錬三郎賞、19年「国宝」で芸術選奨文部科学大臣賞、
    中央公論文芸賞を受賞。「ミス・サンシャイン」「太陽は動かない」など著書多数。

    2025年6月「国宝」公開
    監督:李 相日 脚本:奥寺佐渡子 出演:吉沢亮、横浜流星 他

    小説「パレード」(幻冬舎文庫)
    5人の若者たちのルームシェアを舞台に、彼らの共同生活とそのひずみで起きる結末が描かれている。
    発売直後から絶賛を浴びた、第15回山本周五郎賞受賞作。
    https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344405158/

    <公演概要>

    タイトル:舞台『パレード』

    脚本・演出:平塚直隆

    原作:『パレード』(幻冬舎文庫) 著者・吉田修一

    公演期間:2025年10月24日(金)~11月1日(土)
    劇場:シアターH

    キャスト:
    伊原直輝役 ……馬場良馬
    相馬美希役 ……岩田陽葵
    大垣内琴美役……伊藤理々杏(乃木坂46)
    小窪サトル役……宮地樹(劇団4ドル50セント)
    杉本良介役 ……安藤夢叶

    女役 ……佐藤礼菜(劇団俳優座)

    チケット:税込
    特典無し11,000円
    特典有り13,200円(全員集合写真、オリジナルグッズ)

    <リピーター特典>
    2 回…お好きなキャストの未販売ブロマイド a
    3 回…お好きなキャストの未販売ブロマイド b(複写サイン入り)

    <キャスト FC 先行(抽選)>
    申込期間:8月23日(土)12:00~8月31日(日)23:59
    ※詳細は各出演者のファンクラブにてご確認ください。

    チケット発売:
    <エルアンコール先行>
    申込期間:9月1日(月)12:00~9月7日(日)23:59
    <プレリクエスト先行>
    申込期間:9月1日(月)12:00~9月7日(日)23:59
    <一般販売>
    申込期間:9月13日(土)10:00~

    制作:株式会社HIKE
    主催:舞台『パレード』製作委員会

    公式HP:https://parade-stage.com
    公式X:@parade_stage

    すべての画像

    CVb8VUJQgZv9IiPx6GEQ.jpg?w=940&h=940
    6bxgXh7h0EqMCdDtMfMT.jpg?w=940&h=940

    配信企業へのお問い合わせ

    取材依頼・商品に対するお問い合わせに関しては、プレスリリース内に記載されている企業・団体に直接ご連絡ください。

    プレスリリース配信サービスページ