明治神宮いのちの森 いきもの図鑑プロジェクト開始!
~みんなで守ろう いのちの森~ 代々木の杜の貴重な生態系を撮影し、WEBにて本日から公開
イベント
2015年12月1日 14:45いのちの森(代表:野中ともよ)は、2015年12月1日より、「明治神宮いのちの森いきもの図鑑プロジェクト」を発足いたします。

いのちの森は、多様な取り組みを通じて環境問題への意識を啓発すると共に、いのちを大切にする持続可能な社会作りに貢献するため、東京の中心にあるいのちが育まれる明治神宮の森の中で、市民が主体的に活動し、集い多角に表現する環境フェスティバル「アースデイいのちの森」を実施してきました。今後、さらなる市民参加を呼びかけ、自然と繋がりが少なくなった現代人の多くに、いのちのつながりや自然環境への理解を促進し、子孫へと継承していきたいと考えます。
本プロジェクトは、いのち育む森に生息するいきものを市民や次代を担う若者・子供などが撮影し、『いきもの図鑑』として発表します。また、制作していくプロセスでは、市民団体やプロのカメラマンが定期的に観察・撮影するワークショップを行い、人々と森が接する機会を創出して環境意識を啓発していきます。
撮影場所である明治神宮の森は、永遠に続く森を目指し国民によって95年前につくられた人工の森です。都会の中心に位置しながら守られ続けてきた森は、おおくのいのちが保護され、明治神宮にしか生息しない固有種や絶滅危惧種などもいる森として学術的にも注目されています。永遠という目標に向い、長い歴史を刻んできた中で、人から人へと守られてきた森は、これからも人から人へと継がれ、この森に生息するいのちが守られていくことが必要です。明治神宮の森が100年目の節目を迎える2020年から、更なる100年先の2120年まで、今を生きる多くの人々がこの森を守り興味・敬愛・保護を促進していくため、多くの市民を募って図鑑を作成していく予定です。
<プロジェクト概要>
■プロジェクト体制
明治神宮いのちの森 いきもの図鑑プロジェクト実行委員会
主催:いのちの森
企画:NPO法人響・NPO法人シブヤ大学・株式会社博報堂ケトル
特別協力:明治神宮
協力・協賛:KDDI株式会社・株式会社ロゴスコーポレーション・ソトコト・キュレーションマガジンantenna*[アンテナ](順不同)
■プロジェクトWEBサイト
http://ikimono-zukan.jp
■明治神宮いのちの森 いきもの図鑑プロジェクト 具体的プロジェクトアクションについて
【プロジェクトアクション1】
WEBサイトでの明治神宮いのちの森 いきもの図鑑を、本日から公開
本日2015年12月1日からプロジェクトWEBサイトを公開します。明治神宮いのちの森に生息するいきものを、市民やプロカメラマン阿部雄介氏が撮影し、今後順次アップしていきます。
プロジェクトWEBサイト :http://ikimono-zukan.jp
【プロジェクトアクション2】
いのちの森 いきもの観察・撮影ワークショップの開催
プロジェクト期間中、市民の方々や親子に呼びかけていのちの森実行委員の様々なメンバーが鳥や樹木や多くのいきものと触れ合う撮影ワークショップを開催し、プロカメラマンの阿部雄介氏の撮影アドバイスのもと、いきものの写真をとりためていきます。
【プロジェクトアクション3】
冊子の配布(予定)
WEB内にアーカイブした画像を再編集し、冊子として配布する予定です。
■協賛・協力
撮影およびワークショップに関してはKDDI株式会社より「isai vivid」を提供いただく予定です。また、WEBサーバもKDDI株式会社に協力いただきます。また、株式会社ロゴスコーポレーションからは防寒具のご協力いただきます。
■いのちの森について
「いのちの森」は、生命の多様性やそのつながりを感じながら、母なる地球と繋がるいのちへの感謝を捧げる活動。先人達が叡智を結集し、全国からの献木で創られた鎮守の杜「明治神宮」。この杜を会場に、人と人、人と自然の繋がり、美しい自然と共に生きる喜びを分かち合うため、国境や世代を超えて人が集い、つながりと豊かな未来の創造へ本年からつなげてゆきます。
≪代表:野中ともよプロフィール≫
上智大学大学院文学研究科前期博士課程終了。1979年よりNHK、テレビ東京等の番組メインキャスターを務める。1996年より財政制度審議会、中央教育審議会など政府審議会委員を多数歴任。2001年より日興フィナンシャル・インテリジェンス、アサヒビール、三洋電機などの企業にて役員を務める。2007年NPO法人ガイア・イニシアティブを設立し代表として地球環境・エネルギー問題に取り組む。East Wet Center(ハワイ大学)客員教授。
■カメラマン 阿部雄介(あべ・ゆうすけ) プロフィール
1969年生まれ。現在は、紀行、ネイチャー、環境、食などの題材を中心に撮影。写真撮影に併せた執筆も行う。なかでもボルネオの熱帯雨林や東南アジアの自然・文化をライフワークとして撮り続けている。 2009年マレーシアのサバ州において、サバ・ツーリズムアワード海外記事部門のグランプリを受賞。2008年~2010年ヨーロッパメディアアワードにノミネート。
■撮影およびワークショップに使う機材について
今回のプロジェクトでは、撮影機材として、本格的な撮影を初心者でもわかりやすいインターフェースで気軽に挑戦できる「isai vivid LGV32」を使用します。F値1.8の明るいレンズを搭載し、より多くの光を取り込むイメージセンサーやマクロ撮影から望遠撮影まで安定度が向上した3軸光学式手ぶれ補正等により、一眼レフカメラに近い撮影体験ができます。
isai vivid LGV32 カメラスペック
ディスプレイ(画面)タイプ AH-IPS液晶
ディスプレイ(画面)サイズ 約5.5インチ
ディスプレイ(画面)最大表示色 約1,677万色
ディスプレイ(画面)解像度 2,560×1,440(WQHD)
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