マルチデバイス向けデジタルサイネージの実証実験を開始~ウェブ...

マルチデバイス向けデジタルサイネージの実証実験を開始 ~ウェブブラウザを活用した「Web-based Signage」で実現~

株式会社ニューフォリア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:多田 周平)と有限責任事業組合さくりすITサポート(本社:長野県佐久市)は、ウェブブラウザを活用したマルチデバイス向けデジタルサイネージ配信システム「Web-based Signage」を利用したコンテンツ配信実験を、長野県上田市および佐久市の商店街で展開中の地域情報サービスチャンネル「あさまチャンネル」で実施します。

モニター型サイネージ
モニター型サイネージ

実証実験では、民生用パネルとタブレット端末を利用し、天気予報やニュースに加えて行政情報などを表示することでデジタルサイネージの利活用を促進することを目指し、今後商用化に向けて最先端の技術と連携し、コンテンツ再生プレイヤーの実用性を高めてまいります。


「Web-based Signage」は、次世代ウェブブラウザが動作する様々なデバイスや、民生用ディスプレイをデジタルサイネージ端末として利用することができるシステムです。ウェブと連携したデジタルサイネージの表示技術・配信技術はHTML5の仕様の影響を強く受けるため、ウェブで利用される技術の標準化を進める国際的な非営利団体「World Wide Web Consortium (以下、W3C)」の「Web-based Signage Business Group」においてデジタルサイネージの仕様検討を進めています。本実証実験で使用するシステムは、当社が提言した様々な要求仕様を盛り込んだベースプロダクトであり、実証実験の内容は、2015年10月26日から30日まで、札幌で開催されるW3Cの会合「TPAC2015」においても展示されます。


■利用イメージ
モニター型サイネージ
https://www.atpress.ne.jp/releases/79147/img_79147_1.jpg
タブレット型サイネージ
https://www.atpress.ne.jp/releases/79147/img_79147_2.jpg


■今後について
「Web-based Signage」は、一般的なデジタルサイネージシステムが有する、コンテンツの表示、プレイリストの管理、同期再生や割り込み再生に加え、ウェブの特性を活かした他のデバイスとの連携を容易に実現するための拡張性を備えており、デジタルサイネージの導入や運用、コンテンツ制作コストの低減が期待できます。
また、「緊急時の災害情報一斉配信」「訪日外国人向け他言語表示や属性に応じた情報配信」、「スマートフォン連携」など様々な要望にも、「Web-based Signage」を利用することで柔軟に対応が可能です。この中の取り組みとして、長野県上田市と連携し、市から発信される緊急情報配信の開発を進めております。

防災情報表示イメージ
https://www.atpress.ne.jp/releases/79147/img_79147_3.jpg


<株式会社ニューフォリア 会社概要>
会社名 : 株式会社ニューフォリア
URL   : http://www.newphoria.co.jp/
所在地 : 〒150-0011
      東京都渋谷区東1丁目26番30号 シブヤイーストビル3階
設立  : 2008年5月14日
資本金 : 240,200,000円
事業内容: HTML5を活用したウェブ技術や先進的なUI/UXデザインを
      得意とする企業です。スマートフォンを始めとする
      モバイル端末と車載器やテレビ端末、デジタルサイネージなど、
      デバイスを連携させたマルチデバイス向けサービスを
      開発しています。


<有限責任事業組合さくりすITサポート 概要>
会社名 : 有限責任事業組合さくりすITサポート
URL   : http://sakulis.jp/
所在地 : 〒385-0022 長野県佐久市岩村田770-2
設立  : 2012年5月25日
事業内容: デジタルサイネージを使った情報配信事業および広告業

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