安保法制成立後の日本を11年前から予見し話題に  絵本「新・戦争のつくりかた」 緊急増刷が決定

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    2015年7月17日 10:30
    2004年に出版され、9万部のベストセラーとなった絵本「戦争のつくりかた」の改訂版、「新・戦争のつくりかた」の緊急増刷が決定致しました。 この本は、特定の組織、団体、政党、宗教などとは関係のない、個人間のゆるやかなネットワーク「りぼん・ぷろじぇくと」によって、まず2004年に出版され、2014年には、その後10年で変化した日本の状況を踏まえ、絵本の背景となる関連法律集等を大幅に拡充した改訂版が出版されています。 現在、国会では安保法案が審議されていますが、最近の世論調査では国民の多くがその内容に不安を持っているとされています。 そんな国会情勢をにらみ、このたび「新・戦争のつくりかた」の増刷を致します。 「戦争のつくりかた」公式サイト http://sentsuku.jimdo.com/ ※書籍のテキスト全文は公式サイトにて公開しています。 「新・戦争のつくりかた」webで読もう(日本語・英語) http://sentsuku.jimdo.com/web%E3%81%A7%E8%AA%AD%E3%82%82%E3%81%86-%E5%92%8C-%E8%8B%B1/ ■絵本「戦争のつくりかた」について 「あなたは戦争がどういうものか、知っていますか?」 この素朴な問いかけで始まる絵本「戦争のつくりかた」。 小学生にも読める平明な文章で、安全保障、経済、教育、マスメディアなどの変化がもたらす不透明な未来に警鐘を鳴らしています。それはまさに、安保法案が成立した後の日本の姿を予見していると、ネットやメディアで、再び話題になっています。 今国会で審議中の安保法案をはじめ、国民保護法や特定秘密保護法、国家安全保障会議設置法、教育基本法改正、増税など、ここに描かれている事柄は、確かにこの11年の間に現実となっています。 本文の背景となる資料として、関連法律集や自衛隊派遣先地図と日本国憲法施行後の関連年表も充実。ここ数年の日本の安全保障政策が大きく様変わりしていることが、ひと目でわかるようになっています。 全文の英訳つき。 【書籍概要】 タイトル:新・戦争のつくりかた 文   :りぼん・ぷろじぇくと 絵   :井上ヤスミチ 日英翻訳:Adam Goodwin 出版社 :マガジンハウス 発行年月:2014年9月11日 サイズ :A5版 定価  :1,000円(税抜き) ISBN  :978-4-8387-2710-0
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