日本の演劇界に新機軸!!JINSオフィスを“そのまま”使ったイマーシブ公演 『ある会議:内部調査篇』ゲネプロ特別公開

    現実と虚構が入り混じる前代未聞のオフィス回遊型サスペンスを完全レポート!

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    2026年9月1日 10:00

    舞台芸術プロジェクト「カタリーナ・デラルテ」の最新作『ある会議ーThe Unseen Agendasー』(東京舞台芸術祭2026 Open Call Programs参加作品)が、この秋公演。とある組織で起きたハラスメント疑惑を主人公が極秘で調査していく『内部調査篇』(9月5・6日)と、事件の真相に迫る『告発篇』(10月3・4日)の2部構成で、物語は完結へ向かう。

    今回、ゲネプロが公開された『内部調査篇』は、株式会社ジンズ東京本社のオフィスをそのまま舞台として使用する特別企画。観客に固定席はなく、オフィス内を自由に回遊しながら物語を楽しむ没入型(イマーシブ)スタイルで上演される。
    ※『告発篇』は神楽坂セッションハウスで公演。

    レポート1:観客ではなく出演者! 360度オフなし舞台で没入不可避

    物語は、フルフラットなフロアにキャスト全員が散らばった状態でスタート。キャストと観客が交ざり合っている現場は、その判別も難しいほど。一角で会議シーンが始まったと思えば、その傍らでは別のキャラクターたちが日常会話を繰り広げており、オフィス全体が“オン”の状態で物語が進んでいく。キャストに予定動線はあるが、観客の動き次第で微調整されるといい、時に観客を巻き込む形でその場を成立させていく。

    ⒸWataru Furuta
    ⒸWataru Furuta
    ⒸWataru Furuta
    ⒸWataru Furuta

    レポート2:卓抜したミュージシャンによる生演奏でぜいたく空間

    物語に厚みを持たせるのが、ヴァイオリニストのSAYAKAと打楽器奏者の櫛田満による生演奏だ。同じオフィス内にセッティングされ、時に楽器を手にミュージシャン側が動きながら、音をつけていく。ダンスとの融合もあれば、登場人物たちのため息や舌打ち、足音などと不協和音を生みだし、主人公たちの不安定な感情を表現することも。
    近距離で2人の生演奏を聴けることは、観劇の満足度をさらに高める。

    SAYAKA
    SAYAKA
    Mitsuru Kushida
    Mitsuru Kushida

    レポート3:特別ゲストの中河内雅貴がコンテンポラリーダンスに挑戦

    本作には、ハラスメントの加害を疑われる上司・古賀役で中河内雅貴がゲスト出演。物語終盤で中河内は、セクハラ被害を訴える部下・桃子役の坂井美乃里と、桃子に付きまとう謎の女を演じる、ダンサー馬渕香那と妖艶なコンテンポラリーダンスを披露する。身体をしなやかかつダイナミックに使いながら、3人が幻想的な表現で魅せるシーンは圧巻。自由に動いて観劇を楽しんでいた観客たちが一歩も動けなくなった場面でもあった。

    ⒸWataru Furuta
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    レポート4:社会的テーマと向き合う骨太な心理サスペンス

    現代において最もホットなトピックの一つであるハラスメント、、それも男女間で起こった性的なハラスメントについて切り込む。事実は一つであっても、その認識や見解は人によって異なる。さらに言えば、人の見え方、評価も様々だ。そんななかで、物事を好き勝手に語る登場人物たちのセリフは実にリアル、そして曖昧。解決が難しい問題ゆえに生まれる「現代の孤独」について、何かしら考えるきっかけになりそうだ。

    ⒸWataru Furuta
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    ⒸWataru Furuta
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    一度の観劇で味わい尽くせるか心配になるほど、楽しみどころが満載な本作。めったに経験できない特別空間で、ぜひ自分だけの特等席を見つけてほしい。

    【中河内雅貴 コメント】

    イマーシブは初めてなので慣れない感じがすごくあって、今日(ゲネプロ)は演じながら、いろいろなことを考えてしまいました。でも、やっていて面白さはあります。出演者全員にそれぞれのストーリーがあるので、目で見ているのはこっち、でも耳ではあっちも聞いているとか、そういう楽しみ方もいいかもしれません。コンテンポラリーダンスは初めての挑戦でしたが、坂井美乃里さん、馬渕香那さんとのコンタクトワーク(接触を利用した表現技法)を楽しんでいます。その場の状況によって動きがちょっとずつ変わるので、その回ごとのダンスを楽しんでください。

    【坂井美乃里 コメント】

    ミュージカルスターの中河内さんと一緒に踊らせていただけて、うれしいです!この機会を大切にしたいなと思います。(ハラスメントのテーマについては)演じるのがしんどい部分もあります。他人事じゃないと思って見てほしい。そういう現実があるんだと知るだけでも、人との関わり方が変わってくるんじゃないかなと思います。

    【作・演出/高成麻畝子 コメント】

    この上演スタイルを選んだのは、現代社会でリアルタイムに起きている問題を、閉じられた劇場から「現実の空間」に直接投げ込み、問うてみたかったからです。11年前、ニューヨークで『スリープ・ノーモア』を鑑賞した際、物語の中に迷い込むような没入感に衝撃を受け、その時の感覚を頼りに本作を創作しました。
    観客の皆さんは、(キャストや物語を)追いかけているうちに見失っちゃった……なんてこともあるかもしれません。「真実が見えない」「当事者を見失う」それこそイマーシブ演劇の面白さであり、『ある会議』が描く事象そのものです。ご自身の足で歩き、迷い、目撃する一期一会の体験を、存分に味わっていただけたら嬉しいです。

    ■ゲストプロフィール

    中河内 雅貴(Masataka Nakagauchi)

    広島県出身。15歳でダンスを始める。グランドミュージカルからストレートプレイまで、日本の演劇界の第一線で圧倒的な存在感を放ち続ける実力派俳優。代表作に『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』(サンティアゴ役)、『ウエストサイドストーリー』(Season1ベルナルド役)、彩の国シェイクスピア・シリーズ『ヘンリー5世』(ピストル役)、ドラマ『表参道高校合唱部!』(小山田周二役)など。2026年11~12月、舞台『刀剣乱舞』陽伝 月と太陽と星々よ に出演予定。

    SAYAKA / ヴァイオリニスト・作曲家

    音楽一家に生まれ、桐朋学園大学在学中にキューバ音楽に魅了され単身留学。伝説的映画『ブエナビスタ・ソシアル・クラブ』のエリアデス・オチョアに招かれ国際フェスティバルに参加。グラミー賞受賞アーティストらとの共演を重ね、クラシックの枠を超えアフロ・キューバン、ラテン、ジャズの領域で独自の地位を築き国内外で熱狂的なステージを展開する国際派実力ヴァイオリニスト。

    櫛田 満(Michiru Kushida)/ 音楽家・打楽器奏者

    ラテン音楽を中心に多彩な打楽器を操り、打首獄門同好会、日食なつこ、ALIなど国内外のトップアーティストのサポートやレコーディングで活躍。『PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE』30周年ブランドムービーへの参加などファッション・アート界からの信頼も厚い。ダンサーとの親交も深く、2022年には自らダンスと音楽のフェスティバルを主催するなど、身体表現とリズムを繋ぐ最高峰のグルーヴマスター。

    ⒸWataru Furuta
    ⒸWataru Furuta

    ■公演概要

    【特別企画(イマーシブ)】『ある会議:内部調査篇』

    日時: 2026年9月5日(土)14:00~ 17:00~ 6日(日)13:00〜 16:00〜 全4回公演
    会場: 株式会社ジンズ東京本社(東京都千代田区神田錦町3-1 安田シーケンスタワー)

    【本公演】『ある会議:告発篇』

    日時: 2026年10月3日(土)18:30~ 4日(日)13:00〜 16:30〜 全3回公演
    会場: 神楽坂セッションハウス(東京都新宿区矢来町158)

    【チケット】お求めはチケミーから https://ticketme.io/account/catalinadellarte

    【お問い合わせ】 info@catalina-dellarte.com

    ●特典付き通し券 ¥11,000(税込)
    ●通し券(一般)¥9,000(税込)※各種割引あり
    ●劇場公演単独券 ¥5,000(税込)
    ※9月イマーシブ「内部調査篇」単体のチケットはございません。通し券でのお求めをお願いいたします。
    ※10月公演は単独のサスペンス劇としてもお楽しみいただける構成となっております。お気軽にご来場ください。

    主催・制作:カタリーナ・デラルテ
    協力:神楽坂セッションハウス(Dzone)
    会場協力:株式会社ジンズ東京本社

    ※イマーシブ会場(株式会社ジンズ東京本社)への直接のお問い合わせはご遠慮ください。本公演に関するお問い合わせは、上記メールアドレスまでお願いいたします。
    ※公演当日は、映像および写真撮影のカメラが入り、お客さまが映り込む場合がございます。あらかじめご了承ください。
    ※ハラスメント等の心理的圧迫を感じさせる表現や社会問題を扱うシーン、および、性的表現がございます。あらかじめご了承の上、ご鑑賞ください。
    ※上記理由から12歳未満のご入場はお断りしております。

    【ストーリー】

    とある企業のコンプライアンス室に持ち込まれた、ハラスメントの訴え。 調査を進める主人公の前に立ちはだかるのは、食い違う証言、忖度、加速する対立、そして組織の権力勾配。 会議を重ねるほどに真実から遠ざかり、浮き彫りになっていくエゴと嘘と本音。 誰が加害者で、誰が被害者なのか——?
    事態が予測不能な結末へと向かう中、観客であるあなた自身もまた、事件の目撃者として物語の渦中へと引きずり込まれていきます。誰もが当事者になり得る「現代の孤独」を、芝居とダンスと映像で描く心理サスペンス。 シーンの端々から、あなた自身の手で「隠された真実」を汲み取ってください。

    【出演】

    吉原 純平 坂井 美乃里 宮下 誠 Sawa あきたけだ 三日 びっけ(「告発篇」のみ)/馬渕 香那(「内部調査篇」のみ)ほか
    特別ゲスト:中河内 雅貴 
    演奏(「内部調査篇」のみ):SAYAKA(Violin)櫛田 満(Percussion)

    【スタッフ】

    作・演出:高成 麻畝子
    演出助手:樋笠 理子
    照明:佐々木夕貴 松本永 (eimatsumoto Co.Ltd.)
    音響:渡邉 修也(「内部調査篇」)
    美術・公式サイト:川俣 眞佐子
    劇中映像:工藤 史皓
    宣伝デザイン:古田 亘
    プロダクションマネジメント:門谷 優衣(「内部調査篇」)

    【カタリーナ・デラルテとは】

    演出家・高成麻畝子が主宰する舞台芸術プロジェクト。演劇、ダンス、映像を横断する独自の表現で、観客とつながる形を模索している。作品ごとに第一線の俳優、ダンサー、アーティストを迎える流動的な体制。年齢も人生経験もバラバラな「揃わない」身体が集結し、異色の組み合わせから唯一無二の物語を編み出す。

    公式ウェブサイト:https://catalina-dellarte.com/
    公式Instagram:@CATALINADELLARTE
    公式X:@CAT_DELLARTE
    公式TikTok:https://www.tiktok.com/@catalina_dellarte?_r=1&_t=ZS-98cqOCWVOLJ
    公式YouTube:https://youtube.com/channel/UClHZ4l1NoJNz2ozgJuI_rHw?si=fHu6lqcMJqkwzT7l

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