津軽海峡フェリー 危機管理訓練の実施について

津軽海峡フェリー株式会社(本社:北海道函館市・代表取締役社長 石丸 周象、以下 津軽海峡フェリー)は、2015年6月1日(月)午前9時30分より、ノスタルジック航路「大間~函館」の就航船舶「大函丸(だいかんまる)」に於いて、2014年4月 韓国で発生した「セウォル号」の重大海難事故を踏まえ、万一の航行中の事故を想定した危機管理訓練を実施致します。

危機管理訓練の様子1
危機管理訓練の様子1

この危機管理訓練は、万一の航海中の事故における安全管理対策として、船陸間での連絡体制、並びにお客様への避難誘導を迅速かつ正確に対応するべく定期的に実施しているものであります。
訓練では、函館海上保安部、第一管区海上保安本部函館航空基地、函館運輸支局にもご協力いただき、お客様の避難誘導並びに救命いかだを投下する他、ヘリコプターによる救助活動などの総合的な訓練を実施いたします。

津軽海峡フェリーではお客様の安心・安全を第一に社員一同全力で取り組んでまいります。


■危機管理訓練について
訓練日時:2015年6月1日(月) 9:30~10:00 伝達・避難誘導訓練
主催者 :津軽海峡フェリー株式会社
参加官庁:函館海上保安部、第一管区海上保安本部函館航空基地、
     函館運輸支局
実施内容:情報伝達訓練、防水作業、避難誘導、総員退船訓練、
     非常対策本部組織並びに編成実施訓練
     ※ヘリコプター救助含む
     ※ヘリコプター救助訓練は、当日の天候により
      中止となる場合がございます。

<事故想定>
「大函丸」は、2015年6月1日午前9時10分、旅客35名、車輌10台を積載し、函館港より大間港へ向け航行中、午前9時20分頃、函館港外にて濃霧により視界不良となる。
船長の指示により当直員(みはり)を増員すると共に、エンジンを減速して航行中、函館港向け入港中の貨物船「津軽海峡丸」をレーダーで捕捉。周辺海域には多数の漁船や停泊船を確認したため、津軽海峡丸の針路を無線で確認し航海を継続していたが、突如、津軽海峡丸が漁船を避けるために予定針路を変更し本船へ接近、衝突を防止するための回避行動を実施したが、9時30分頃、本船船体中央部に津軽海峡丸が衝突した。
本船の船体に破口が生じ防水作業を施すも、浸水が激しく転覆の恐れがあるため、船長からの退船命令により、総員退船に至る。


■会社概要
商号  : 津軽海峡フェリー株式会社
本社  : 〒041-0821 北海道函館市港町3丁目19番2号
代表者 : 代表取締役社長 石丸 周象(いしまる しゅうぞう)
支店  : 青森支店・大間支店・函館支店
設立  : 1972(昭和47)年2月23日
営業種目: 一般旅客定期航路事業
URL   : http://www.tsugarukaikyo.co.jp/ (PC版)
      http://www.tsugarukaikyo.co.jp/m (携帯版)
      http://www.tsugarukaikyo.co.jp/sp (スマートフォン版)

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