
木耐協(正式名称:日本木造住宅耐震補強事業者協同組合/事務局:東京都千代田区/理事長:小野秀男/組合員:全国約1,000社)は、必ず来る地震への備えを広く多くの方に進めていただきたいとの想いから、9月13日(土)にオンラインセミナー③「気候変動による水害 & お金と家と相続のこと」を開催いたしました(https://www.mokutaikyo.com/bousai/)。
今回は主に防災対策と相続に関連したアンケートを実施し、約170名の参加者の内、56名から回答をいただきました。以下に相続のアンケートの回答結果をまとめました。
【2025年度 第3回オンラインセミナー 開催概要】
テーマ : 「気候変動による水害 & お金と家と相続のこと」
日時 : 2025年9月13日(土) 10:00~12:00
主催 : 日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(略称:木耐協)
協力 : 一般社団法人防災教育普及協会
後援 : あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
講師 : 澤野 次郎 氏/ (一社)防災教育普及協会 常務理事
講師 : 杉村 洋介 氏/ 株式会社 デザインライフ 代表取締役
2025年木耐協オンラインセミナー③ 参加者アンケートの結果
【1】「相続」「家の処分・管理」について、親・家族と話している方は半数以上!
「相続」「家の処分・管理」について親・家族と「すでに話し合っている」は16%、「少しだけ話したことがある」36%と回答。合わせると52%の方は話しているということが分かりました。また、「話したことがないが、話したいと思っている」は36%で、これを合わせると85%となり、相続への関心を持つ方が多いことが分かりました。
![[グラフ1]親や家族と「相続」「家の処分・管理」などについて話したことがありますか?](https://newscast.jp/attachments/LLwIUHTOHNShTOpwnlTu.png?w=940&h=940)
【2】ご家族との「相続」や「家のこと」の話し合いについて、 他の相続人や、お金の話をすることに悩みを持つ方が多い
ご家族との「相続」や「家のこと」の話し合いで、ハードルを感じる点があるかを聞いたところ、「兄弟姉妹など、他の相続人との関係が気になる」が18%、「お金や財産に関する話はしにくい」が14%となりました。他の相続人との関係が気になり、お金の話をしづらいという意識があることが分かりました。一方、「特にハードルを感じていない」が54%という結果でした。
![[グラフ2]ご家族との「相続」や「家のこと」の話し合いで、ハードルを感じる点はありますか?(複数選択可)](https://newscast.jp/attachments/GevThWnB98zlYOAvQ3wc.png?w=940&h=940)
<全体まとめ>
「相続」「家の処分・管理」については半数以上が親・家族に話したことがあるという結果となり、相続については関心を持つ方が多いことが分かりました。【1】の結果から、「話す」という一つのハードルは越えているため、【2】で、「相続・家の話し合いでハードルを感じない人」が半数という結果となった可能性があります。一方、他の相続人との関係や、そもそも話しづらいお金の話がハードルになっている姿も浮かび上がりました。工務店などの事業者は、「相続」について知識を深めていくことが、お客様との関係づくりに重要と考えられます。
【予告】次回は10月18日(土)『住まいと生活を安全・安心に 木耐協オンラインセミナー』
今年最後の木耐協オンラインセミナーを10月18日(土)に開催します。ぜひご参加ください。
テーマ : 「広域火災対策 & 地震に強い家」
日時 : 2025年10月18日(土) 10:00~12:00
講師 : 廣井 悠 氏 /(一社) 東京大学 先端科学技術研究センター 教授
講師 : 関 励介 /日本木造住宅耐震補強事業者協同組合 事務局長
木耐協 組合概要
木耐協は、全国約1,000社の工務店・リフォーム会社・設計事務所などから構成される団体です。
【地震災害から国民の生命と財産を守るため、「安全で安心できる家づくり・まちづくり」に取り組み、耐震社会の実現を目指す】ことを基本理念とし、地震災害の備えに対する啓発活動や木造住宅の耐震性能向上のための活動を行っています。
団体名:日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(略称:木耐協)
本部所在地:〒102-0083東京都千代田区麹町2-2-31麹町サンライズビル4階
TEL:03-6261-2040
URL:https://www.mokutaikyo.com/
<国土交通省 住宅リフォーム事業者団体登録制度 登録団体>
