ポテト好きに朗報 ~心血管疾患や糖尿病のリスク要因の低減には、GI値より 健康的な食事を選択するほうが大事という研究結果が~
米国ポテト協会(本部:米国コロラド州デンバー/日本代表事務所:東京都港区)は米国医師会雑誌(ジャーナル・オブ・アメリカン・メディカル・アソシエーション)に発表された研究結果を踏まえ、健康に対するポテトの有益性をお知らせいたします。
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ヘルシーポテト
■グリセミック・インデックス(GI値)に関する新たな研究結果
米国医師会雑誌(ジャーナル・オブ・アメリカン・メディカル・アソシエーション)に発表された新たな研究結果によると、多くの人気のダイエット法が基盤としているGI値は、すでに健康に良い食事を摂っている人にとって最終的にはそれほど重要ではない可能性があることが示されました。
米国国立衛生研究所が出資したこの研究によると、低GI食は、血圧の低下、血中コレステロール値の改善、インスリン感受性の向上につながらないことが明らかになりました。これらはすべて心血管疾患と糖尿病のリスク要因として知られています。
ジョンズ・ホプキンス病院およびブリガム・アンド・ウィメンズ病院の研究グループは、体重過多で高血圧の成人163名を対象に、GI値(高または低)と炭水化物含量(高または低)が異なる4つの食事療法における心臓の代謝効果を研究しました。健康に良いダッシュ食(DASH、Dietary Approaches to Stop Hypertension:高血圧を防ぐ食事法)の食事パターンに従って、すべての食事、軽食、飲料が研究参加者に提供されました。避けるべき高GI食品として分類されることの多いポテトは、この研究では低GI食および高GI食の両方で使用されました。5週間の食事療法が終了した時点で、高GI食を摂取した参加者に比べても、低GI食を摂取した参加者の血圧、インスリン感受性、血中脂質レベルには、大きな改善は見られませんでした。
■米国ポテト協会栄養顧問および炭水化物代謝の専門家 キャサリン・ビールス博士(管理栄養士、米国スポーツ医学会フェロー)のコメント
「GI値の支持者は、低GI食は糖尿病と心血管疾患のリスク要因を削減できると主張しています。しかし、これらの研究結果からは、健康に良い食事においては、GI値はあまり関係ないことがわかりました。インスリン感受性、HDL/LDLコレステロール値、収縮期血圧の改善という点で、低GI食は高GI食よりも効果があるわけではありませんでした。
■栄養面で優秀なポテト
健康的な食事におけるポテトの有益性を示す研究が次々と発表される中、米国医師会雑誌の研究はポテトにとって新たな朗報です。健康的な食事で満足したいと願う人々にとって嬉しいことに、中サイズの皮付きポテト1個(約150g)のカロリーはわずか110キロカロリーで、バナナ1本分よりもカリウムが豊富(620mg)で、ビタミンCの一日の摂取量の約半分(45%)を摂取することができます。さらに、脂肪、ナトリウム、コレステロールを含んでいません。
ポテトの栄養成分に関する情報については、 http://www.potatogoodness.com/ をご覧ください。
■米国ポテト協会について
米国ポテト協会は、米国におけるポテトのマーケティングおよび研究を行う団体です。コロラド州デンバーに拠点を置き、全米の2,500以上のポテト生産者と取扱業者を代表しています。米国ポテト協会は、ポテトを摂食する利点の普及活動を目的として、ポテトの生産者グループによって1971年に設立されました。現在、野菜を扱う協会の中でも最大規模となった米国ポテト協会は、農産物業界の革新者として認識されていることに誇りをもち、栄養の宝庫としてポテトが認識されるよう活動しています。
米国ポテト協会 日本代表事務所: http://www.potatous-jp.com/
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