敬老の日に限定販売! 経営学部生が和菓子店と共同開発 孫の写真をのし紙にすることができる4種の味のどら焼きセット

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    2021年9月14日 14:00
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    (左)敬老の日限定商品「あのねどらやき」、(右)商品の試作風景
    (左)敬老の日限定商品「あのねどらやき」、(右)商品の試作風景

    近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)キャリア・マネジメント学科准教授 松本 誠一のゼミでは、京都府精華町の人気和菓子店「御生菓子司ふたば」と、「若者の和菓子離れを食い止める」をテーマに地域創生の取り組みを行っています。
    令和3年(2021年)9月20日(月・祝)、敬老の日限定商品として共同開発した4種のどら焼きセット「あのねどらやき」を、御生菓子司ふたば精華町店・城陽店にて200セット限定で販売します。

    【本件のポイント】
    ●「若者の和菓子離れを食い止める」をテーマに、地域に根付いた店舗と地域創生をめざす
    ●経営学部生が人気和菓子店と協同し、敬老の日限定のどら焼きセットを共同開発
    ●学生は、商品企画から試作、パッケージ製作、販促まで手がけ、実学で商品開発を学ぶ

    【本件の内容】
    経営学部の松本ゼミは、「若者の〇〇離れを食い止める」を研究テーマとして、これまでに様々な企業や自治体とともに産官学連携の取り組みを行ってきました。その中で、学生から「和菓子は好きだが、店に1人で入るのはハードルが高い」という意見があり、若者が親しみやすい和菓子及び店舗の開発・プロモーションに取り組むことになりました。
    今年6月から、京都府精華町の御生菓子司ふたばと共同で商品開発を開始し、若者が自ら和菓子店に足を運ぶきっかけとして、「敬老の日」に孫から祖父母にプレゼントできる商品というコンセプトで商品企画を行いました。学生は、試作製造やのし紙などのパッケージデザイン、チラシ製作などの販促活動にも携わりました。
    孫から祖父母に「あのね」と声をかけ、コミュニケーションのきっかけにしてほしいという思いを込めた「あのねどらやき」という商品名や、自分(孫)の写真を添えて贈ることができるのし紙など、学生視点のアイディアが満載です。
    あのねどらやきは、子どもからお年寄りまで楽しめるよう、学生が試食を重ね、つぶあん、さつまいも、抹茶、なまチョコの4種類の味を選定し、原材料から生地作り、すべてにこだわったどら焼きです。
    松本ゼミでは、今後も、若者の和菓子離れという課題解決をめざし、地域と連携した商品開発に取り組み地域創生に貢献します。

    写真を添えることができるのし紙
    写真を添えることができるのし紙

    【商品概要】
    商品名 :あのねどらやき(どら焼き4種セット)
    販売日 :令和3年(2021年)9月20日(月・祝)敬老の日
    販売価格:1セット1,200円(税込) ※ 限定200セット
    販売店舗:御生菓子司ふたば
         精華町店(京都府相楽郡精華町祝園西1-40-4)
         城陽店(京都府城陽市寺田樋尻69-72)
    お問合せ:御生菓子司ふたば精華町店 担当:越田 耕平(店主)
         TEL(0774)29-4529

    【御生菓子司ふたば】
    かつて四条堀川にあった銘店「京菓子司ふたば総本舗」から暖簾分けとして、昭和45年(1970年)に城陽市で創業しました。昔ながらの製法を守る和菓子から、斬新の創作和菓子まで、日々挑戦を続けています。
    https://wagashi-futaba.jp/

    【参加学生のコメント】
    経営学部 商学科3年 山本 澪(ふたばプロジェクトリーダー)
    「子供の頃から和菓子に触れる機会を作ることで、その魅力を若年層に届けられるのではないか」と考え、敬老の日の商品開発を提案しました。御生菓子司ふたばの店主である越田 耕平さんと協同してワークショップなどを実施し、私たちが知らなかった和菓子の魅力を知ることができました。今後もプロジェクトを通じて若者に和菓子の魅力を発信し、すべての世代が和菓子の魅力を感じて共に楽しめるよう取り組んでいきます。

    【関連リンク】
    経営学部 キャリア・マネジメント学科 准教授 松本 誠一(マツモト セイイチ)
    https://www.kindai.ac.jp/meikan/1219-matsumoto-seiichi.html

    経営学部
    https://www.kindai.ac.jp/business/

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