パタゴニアの使用済み製品を鞄に

アップサイクル(質の向上を伴う廃棄素材の再利用)の先駆ブランドとして市場をリードする日本のバッグブランド『MODECO(モデコ)』が新ブランド『ReCrafted(リ クラフテッド)』を発表しました。

ReCrafted(1)
ReCrafted(1)

その第一弾はアウトドアウエア・ブランド『パタゴニア』の【フィッシング・ウェーダー】を使用したトートバッグです。

パタゴニア社による製品循環の取り組み[コモンスレッズ・パートナーシップ・プログラム]によって回収された使用済み【フィッシング・ウェーダー】と『MODECO』の得意とする【車のシートベルト】の廃材をクラフトマンシップによって融合させることによって都会的な製品としてリクラフトしました。
新しい顧客層に環境とビジネスの両立を目指す製品作りの認知拡大が期待されます。

MODECOではパタゴニア日本支社との取り組みを皮切りに他のアウトドアブランド、ファッションブランドとの取り組みも視野に入れており『ReCrafted』をプラットフォームとした他社とのコラボレーションを進めています。

先行販売はMODECO ポップアップショップにて販売されます。
関東地区 4/ 9~4/22 新宿高島屋2F
中部地区 4/16~4/22 東急ハンズ名古屋店4F
関西地区 4/23~5/ 6 大丸京都店5F
(本体価格20,000円 限定50本)

「使用済みパタゴニア製品から生まれたアップサイクル・ブランド、<ReCrafted>が始動します。」


ReCrafted 画像
http://www.atpress.ne.jp/releases/44910/img_44910_1.jpg
http://www.atpress.ne.jp/releases/44910/img_44910_2.jpg

ReCrafted ロゴ
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「概要」
SALLYLABEL inc.(本社:愛知県名古屋市)が企画・開発を行うエシカル・サスティナブルブランド「MODECO」はこの度使用済みパタゴニア製品をアップサイクルした新ブランド「ReCrafted」を2014年4月より発足致します。

「ブランドについて」
<ReCrafted>(日本語表記:リ・クラフテッド)シリーズは、日本のローカルブランド「MODECO」が、2014年よりスタートする新しいアップサイクル・ブランドです。第一弾として、最初のパートナー・ブランドである米国アウトドアウエア・ブランド、パタゴニア日本支社がコモンスレッズ・パートナーシップ・プログラムを通じて回収した使用済みのフィッシング用ウエーダーをアップサイクルした製品の販売を開始いたします。

<ReCrafted>がアップサイクルするフィッシング用ウエーダーは、厳しいアウトドア条件での使用を想定した高い耐摩耗性と防水性を持った素材が使用されているため、バッグ用のアップサイクル素材として好都合でした。さらに、MODECOがアップサイクル実績のある自動車用シートベルト等の端材を組合せることで機能と強度を高めています。パタゴニア社はその耐久性と機能性を重視した製品作りで知られていますが、どの製品にも必ず寿命があり、同社によって回収された製品はリユースやリサイクルされてきました。今回、素材としてアップサイクルすることで、同様の素材を新しく生産するための原材料やエネルギーを必要としません。また、製品はすべてMODECOの厳格な品質管理のもとクラフトマンシップに基づいて製造されることになります。

今回、2社によるダブルネームではなく、パタゴニア日本支社をパートナーの1社とする、オープンなプラットフォームとしてのブランドとした理由は、同社でコモンスレッズ・パートナーシップ・プログラムを担当する環境プログラム・ディレクターの篠健司氏の「他のウエーダー・メーカー、ブランドにも参加してもらえるようなプロジェクトにしたい」という考えに賛同し、MODECOがその新しい触媒となることを意図したためです。さらに、将来的には<ReCrafted>シリーズを拡大し、他のスポーツ用品のアップサイクルも検討したいと考えています。

<ReCrafted>というシリーズ名にある「Craft(クラフト)」という英語には、名詞は「技能、技巧、わざ、手工業、工芸」、動詞は「巧妙に作り上げる」といった意味があります。パタゴニア社は、登山道具をクラフトマンシップにより作っていた鍛冶屋が前身であり、衣料品を作るようになった現在でも登山道具と同様に工業製品に求める品質基準に基づき製品を生産しています。今回のシリーズでは、そうした製品をMODECOの持つクラフトマンシップによって新たな目的を持った作り直すものと言えます。そこで、「再び,さらに,新たに、…し直す、原状に復す」などの意を持っている英語「Re」と「Craft」の過去形を組合せた<ReCrafted>をブランド名としました。

さらに、MODECOは<ReCrafted>ブランドを対象として、パタゴニア社が創設に関わり、現在世界中の1,100社以上が参加するグローバルなネットワーク<1% for the Planet>に参加し、同ブランドの売上の1%を地球の健全性を守るために活動する非営利団体に寄付いたします。

<ReCrafted>製品は、2014年4月9日より新宿高島屋2F MODECOポップアップ特設会場にてリリースを開始します。ならびにMODECO各販売店、パタゴニア日本支社の直営店舗で販売開始の予定です。
詳細は、後日配信するリリースをお待ち下さい。なお、本プロジェクトに参加を希望するウエーダー・メーカー、ブランドの皆様からのお問い合わせはいつでも歓迎いたします。


「MODECO 概要」
MODECOは2010年に発足し、エコロジー、サスティナブル、エシカルなどの言葉を軸に社会問題の啓発・解決を目指し、社会産業における廃棄物を活かしたデザイン『アップサイクル』を先駆的に行うブランドです。

素材の多くは工場等より排出されるデッドストックや製造ロス等の本来産業廃棄物となる資源を捨てずに、新たな用途を導き出して再利用をしており、その製品のクオリティとデザイン製には国内外において高い評価を頂いております。

<コンセプト> “捨てられる素材に命を吹き込む”事をベースコンセプトとし、国内外に眠る利用可能な廃資源や副産物を有効利用する事で省資源、ゴミの減量、Co2削減などエコロジーの価値をメッセージとデザインにしながら活動しております。また製造は自社にラボラトリーを置きながら、廃棄されたエリアの職人が製造しており、最終製品製造時点で無駄なエネルギーの浪費を避ける「Locally produced and manufacture」の製品として、自然と生命が共存していく上で最適な手段を選択しています。これらの製品は環境問題に対して関心の高い層はもちろんのこと、ファッションとエコロジーの融合により30代以降の女性に対して圧倒的なニーズを得ており、高級志向からの本質志向を目指す方々に支持して頂いております。

<社会貢献活動> 現在高い人気を得ているEcho seriesにおいて東日本大震災を始め、地域に根差す社会問題に対して継続的なチャリティーを行い、1個お買い上げ頂く毎に任意で500円の寄付を継続的に行っております。


「パタゴニア社 概要」
米国カリフォルニア州ベンチュラに本社を置くアウトドアアパレル企業のパタゴニアは、1973年、イヴォン・シュイナードによって設立され、Bコーポレーションとして認証されています。( http://www.patagonia.com/jp/patagonia.go?assetid=71181 )「最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小に抑える。そして、ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する。」をミッションとして、1985年から毎年売上の1%を、自然環境保護/回復のために寄付しています。
http://www.patagonia.com/japan/


「1% for the planet 概要」
1% for the Planetは、環境と持続可能性に関する活動に取り組む非営利団体に売上の1%を直接寄付するビジネスが参加するグローバルなネットワークです。現在、世界48ヶ国の1,100社を超える企業メンバーが、3,300の非営利パートナーへの寄付を通じて地球に還元しています。パタゴニア創業者のイヴォン・シュイナードとブルーリボンフライズ・オーナーのクレイグ・マシューズによって2002年にスタートした1% for the Planetは、そのロゴマークによって人々がより良い製品やサービスを選びながら地球を守ることに貢献すること奨励し、創設以来、ネットワーク全体で1億ドル以上の寄付を行なっています。
www.onepercentfortheplanet.org

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