悠久の時代を経た古籍文字がDynaFontとして現代に蘇る!...

悠久の時代を経た古籍文字がDynaFontとして現代に蘇る! 歴史的価値とデザイン性が融合した“古籍書体”シリーズ 「DynaFont 古籍五書体 TrueType Hybrid」を3月18日に新発売!

主に文字フォント開発、およびその関連製品の開発・販売・保守を行う、ダイナコムウェア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:羅 慧美)は、歴史的価値と芸術性を融合させたデジタル書体「古籍書体」シリーズ「DynaFont 古籍五書体 TrueType Hybrid」を2014年3月18日(火)に新たに発売いたします。

古籍五書体 パッケージ画像
古籍五書体 パッケージ画像

【製品詳細】
http://www.dynacw.co.jp/Portals/3/images/koseki5/index.html


DynaFont古籍書体シリーズは、台湾の「国立故宮博物院」に収録された古籍と復刻版の古籍の出版品から「元豊類稿」「唐百家詩選」「天工開物」「四庫全書」「范伯子集」の五冊の古籍に書かれた文字をベースに開発されたデジタル書体です。
「古籍木蘭」、「古籍糸柳」、「古籍真竹」、「古籍銀杏」、「古籍黒檀」の古籍の冠が名づけられた五つの書体は、それぞれに異なる特徴を有しながらも、どこか古風な情緒が醸し出されており、古籍書体シリーズとしての一体感を感じさせる書体になっています。

「現代において、何故、古籍文字なのか?」
その問いに対する答えがダイナコムウェアのフォントベンダーとしての矜持です。
歴史的価値が高く文化性に優れた古籍文字を眠らせたままにしておく事は業界として大きな損失であり、古籍文字をデザイン性の優れた「古籍書体」として現代に蘇えらせる事こそがダイナコムウェアがアジア最大手のフォントベンダーとして課せられた使命だと考えました。
当時の文人達が描いた文字への飽くなき姿勢に触発され、完成度を高める為に6年間という長期の開発期間を費やしデザイン性を追求しブラッシュアップさせた事により、文化性と芸術性の高さが融合された稀有な書体として完成に至った古籍書体は、まさに「古籍書体」という命名に相応しい壮大な書体です。


▼古籍木蘭(こせきもくれん)
中国の「元豊類稿」をもとに、その文字を再現した書体です。「元豊類稿」は宋朝(960~1279年)の著名な詩文家、唐宋八大家の一人である「曾鞏」の著作による詩文集です。
古籍木蘭は「元豊類稿」の「聚珍倣宋」版の活字を印刷した復刻版の古籍をデジタル化した書体です。文字構造は端正で、広々とした木蘭の木のような幅を持ち、楷書の筆形が花びらのように美しく伸びている。力強い起筆と緩やかな収筆が特徴で、洗練された華やかさと同時に元気で活力のある姿も表現されています。古籍ならではの情緒を活かしたキャッチコピーや本文や縦書きにオススメの書体です。


▼古籍真竹(こせきまだけ)
中国の古籍「唐百家詩選」の文字をもとに開発された書体です。「唐百家詩選」は、宋朝(960~1279年)の詩人「王安石」が唐朝の数々の詩をまとめた詩集です。
「唐百家詩選」は竹刻文字で、文字の特徴として字形が細長く、ストローク先端が細い真竹のように見えることから「古籍真竹」と名付けました。文字の重心が低く、ストロークの転折が竹の節のようで、力強さとしなやかさが同居し、悠然とした表情が窺えます。古籍ならではの情緒を活かしたキャッチコピーや本文や縦書きにオススメの書体です。


▼古籍糸柳(こせきいとやなぎ)
中国の有名な古籍「四庫全書」をもとに開発された書体です。「四庫全書」は、清朝の乾隆帝の勅命により1773年(乾隆38年)に設置された「四庫全書館」で12年の歳月をかけ、歴史の主要書籍を集めた中国最大の漢籍叢書です。
「四庫全書」の文字は、楷書の字形が細い柳のように生い茂り、豊かな活力を表現しています。特に左はらい、右はらいのストロークが柳の葉っぱのように柔らかく、風に揺られているような印象を与えます。古籍ならではの情緒を活かしたキャッチコピーや本文や縦書きにオススメの書体です。


▼古籍銀杏(こせきいちょう)
中国の古籍「天工開物」をモチーフとして開発された書体です。「天工開物」は明朝の1637年(明・崇禎十年)に初刊された書籍で、世界で初めての農業と手工業の産業技術百科書であり、中国の産業技術史を展望するための書籍として高い評価を受けています。
「天工開物」の文字は、半円形となったストロークが繊細で、銀杏の葉っぱのような優雅さがあります。文字の重心が高く穏やかで、文字を読む際にイチョウ並木にいるような視覚的な美しさが感じられます。古籍ならではの情緒を活かしたキャッチコピーや本文や縦書きにオススメの書体です。


▼古籍黒檀(こせきこくたん)
中国の古籍「范伯子集」の書帖をもとに開発された書体です。「范伯子集」は清朝(1644年~1912年)末年の著名な文学家「范当世」によって創作された詩文集で、唐宋の古文を規範とした清朝最大の文学流派「桐城派」後期の傑作と謳われている詩文集です。
「范伯子集」の文字は、扁平な字形と重厚なストロークが特徴で、転折が力強く、彫刻の質感のような雰囲気に溢れています。視覚的に黒く艶がある感じが原始の熱帯森林に生きている黒檀の木のようで、静かで落ち着いた雰囲気が漂っています。古籍ならではの情緒を活かしたキャッチコピーや表紙タイトル、横書きにもオススメの書体です。

いつもDynaFontをご愛用いただいておりますフォントユーザーのお客様に感謝し、今後もお客様のニーズに応える価格、書体数、デザイン性、そして文化性を追求した優れた製品・サービスの向上を心掛けるとともに、DynaFontのさらなる普及拡大を目指していきます。


<DynaFont 古籍五書体 TrueType Hybrid>
【新製品 特長】
本製品には古籍書体として歴史的価値と芸術性を融合させた五書体が収録されています。案内状・パンフレット・年賀状・チラシ・ビジネス文書・プライベート文書など、書体を活用する様々な場面において多彩に表現する事ができます。


【新製品 動作環境】
<Windows>
・Windows XP(Service Pack 3以上)/Vista(Service Pack 2以上)/7(Service Pack 1以上)/8~8.1日本語版
・上記日本語OSが稼動するPC/AT互換機
・上記パソコン対応のプリンタ
・CD-ROMドライブ
・1書体につき約6MB~8MBの空き容量を持つハードディスクドライブ
・インターネット接続環境(WEBブラウザおよび電子メールが利用できる環境)
※フォントインストール時にインターネット接続環境は必要ありません。

<Macintosh>
・Mac OS X 10.4.11~OS X 10.9.2日本語版
・Java実行環境(JRE 1.5~1.6)
・上記システムに必要なRAMとPowerPC、PowerPC G4/G5 Macintosh並びにIntel Coreを搭載するIntel Macintosh
・CD-ROMドライブ
・1書体につき約6MB~8MBの空き容量を持つハードディスクドライブ
・インターネット接続環境(WEBブラウザおよび電子メールが利用できる環境)
※フォントインストール時にインターネット接続環境は必要ありません。


【新製品 発売予定日】
・2014年3月18日(火)発売予定


【新製品 価格】
・DynaFont 古籍五書体 TrueType Hybrid
 標準価格:18,000円(税別)


【新製品 詳細】
<DynaFont 古籍五書体 TrueType Hybrid>
http://www.dynacw.co.jp/dynafont/tabid/240/serviceid/1858/Default.aspx

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