令和7年(2025)は、奈良文化財研究所 飛鳥資料館 開館50周年にあたります。今年3月には、当館が常設展示している「奈良県飛鳥池遺跡出土品」の重要文化財指定が決まり、50周年を迎える本年をより意義深いものとすることができました。
ご承知のように、当館は昭和45年(1970)の閣議決定「飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に関する方策について」で設置がうたわれ、昭和50年(1975)に明日香村奥山の地に開館した歴史資料館です。
それ以来、開館特別展「仏教伝来 -飛鳥への道-」(1975)をはじめ、今秋の「古代技術の精華 -飛鳥池工房-」(2025)に至るまで、多彩な展覧会を通じて飛鳥の魅力と歴史的価値を広く紹介してまいりました。また、倒壊状態で発見された山田寺東回廊の出土部材を保存処理後に再現した第 2展示室の増築(1997)、危機的状況から取り外しを余儀なくされたキトラ古墳壁画の特別公開(2006 ~ 2010、2014)など、飛鳥の歴史的風土と文化財の保存に関する取り組みを継続してきました。
令和3年(2021)には、来館者数が通算 500 万人に達し、多くの皆様に飛鳥の魅力と価値を知っていただくことができました。そして本年度は、開館 50 周年を記念して、さまざまな展示やイベントを開催いたします。
皆様の飛鳥資料館へのお越しを心よりお待ちしております。
ご承知のように、当館は昭和45年(1970)の閣議決定「飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に関する方策について」で設置がうたわれ、昭和50年(1975)に明日香村奥山の地に開館した歴史資料館です。
それ以来、開館特別展「仏教伝来 -飛鳥への道-」(1975)をはじめ、今秋の「古代技術の精華 -飛鳥池工房-」(2025)に至るまで、多彩な展覧会を通じて飛鳥の魅力と歴史的価値を広く紹介してまいりました。また、倒壊状態で発見された山田寺東回廊の出土部材を保存処理後に再現した第 2展示室の増築(1997)、危機的状況から取り外しを余儀なくされたキトラ古墳壁画の特別公開(2006 ~ 2010、2014)など、飛鳥の歴史的風土と文化財の保存に関する取り組みを継続してきました。
令和3年(2021)には、来館者数が通算 500 万人に達し、多くの皆様に飛鳥の魅力と価値を知っていただくことができました。そして本年度は、開館 50 周年を記念して、さまざまな展示やイベントを開催いたします。
皆様の飛鳥資料館へのお越しを心よりお待ちしております。
飛鳥資料館開館50周年記念の催し物
飛鳥資料館ミニ展示「飛鳥資料館50年のあゆみ」
会期:4月15日(火)~6月15日(日)
奈良文化財研究所 第132回公開講演会 飛鳥資料館開館50周年・埋蔵文化財センター開設50周年記念 「重要文化財指定記念 飛鳥池遺跡と保存科学」
飛鳥資料館開館50周年記念 第16回写真コンテスト「飛鳥のたてもの」
会期:7月18日(金)~9月23日(火祝)
HP:https://www.nabunken.go.jp/asuka/contest/16.html
HP:https://www.nabunken.go.jp/asuka/contest/16.html
飛鳥資料館50周年式典
日時:11月4日(火)
飛鳥資料館開館50周年記念・奈良飛鳥池遺跡出土品指定記念 飛鳥資料館秋季特別展「古代技術の精華―飛鳥池工房―」
会期:11月5日(水)~12月14日(日)