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    好きな味として「しょっぱい味(塩味)」は伸長が続き、 女性20~30代は7割超  最新レポート「味の地域差に関する調査2024《味嗜好編》」を発表

    調査・報告
    2024年10月22日 11:30

    株式会社日本能率協会総合研究所(東京都港区・代表取締役社長:譲原 正昭)は、全国の20~79歳の男女を対象として『味の地域差に関する調査2024《味嗜好編》』を実施いたしました。本調査では、日本全国47都道府県を10のエリアに分けて、「味の好みの面からみた味の地域差」をテーマにしています。「味の好き嫌い」や「好きなメニュー」など、幅広く味や食の嗜好を捉えます。エリア別での視点に加えて基本的な性年代別や時系列変化でも特徴を捉えることができます。本調査レポートは有償にて販売していますので、詳細は最下段をご参照ください。また、30~79歳既婚女性を対象とした「家庭料理の味付けの面から味の地域差」を捉える《料理編》も同時リリースしています。

    今回は調査結果の一部を抜粋してご案内いたします。


    『味の地域差に関する調査2024《味嗜好編》』

    https://www.jmar.biz/report2/taste2024/


    味の地域差に関する調査2024《味嗜好編》


    ■調査結果のポイント紹介

    本リリースでは、地域別と年代別の結果および、時系列比較を一部ご紹介させていただきます。

    ●好きな味として「しょっぱい味(塩味)」は伸長が続き、女性20~30代は7割超

    ●東北、四国、九州エリアでは「地元・出身地方の郷土料理」が好まれる傾向

    ●北海道、東北エリアでは「納豆」が好まれ、よく食べられる傾向

    ●天ぷらを食べるときに使う調味料は「天つゆ」が最も高く、「しょうゆ」はエリア差が目立つ

    ●首都圏の男性は、他エリアの男性と比べて自分で料理を作る傾向が高い



    ■調査概要

    調査名 :味の地域差に関する調査2024《味嗜好編》

         ※今回のリリースでは、上記調査の中に収録されている調査結果の

         一部を抜粋してご紹介いたします。

    調査期間:2024年5月31日(金)~2024年6月14日(金)

    調査対象:日本能率協会総合研究所が保有する「モニターリサーチ・システム」

         (全国に居住する20~79歳の男女)

    調査方法:オフライン調査

    回答者数:3,575名

         全国10エリア各年代を均等に近い形でサンプルを回収し、

         ウエイトバック集計を実施

    詳細URL: https://www.jmar.biz/report2/taste2024/



    【調査結果1】好きな味として「しょっぱい味(塩味)」は伸長が続き、女性20~30代は7割超

    好きな味について18項目を提示したところ、基本五味の一つである「しょっぱい味(塩味)」は時系列でみると増加傾向が続いており、長期で確認できる20~50代の時系列では6割を超え過去最高値となった。特に男性20~40代と女性20~30代の割合が高く、女性20~30代は7割を超えて高い。一方で、女性70代は3割を下回り、年代差がみられた。

    旨味に該当する「うまみのある味」と「甘い味」は高く推移が続いている。


    Q. あなた自身が好きな味は?(複数回答)

    図表1-1

    図表1-2


    【調査結果2】東北、四国、九州エリアでは「地元・出身地方の郷土料理」が好まれる傾向

    20近い料理ジャンルについて好きなジャンルを確認したところ、「和風の家庭料理」が約9割で最も高くいずれのエリアでも9割前後とエリア差はみられなかった。次いで「洋風の家庭料理」「中華風の家庭料理」が7割台で続く。

    エリア差がみられた料理ジャンルを確認すると、「北海道料理」はその名のとおり北海道が6割強と顕著に高く、「地元・出身地方の郷土料理」は東北と四国、九州が全国平均と比べてやや高い。首都圏は他エリアと比べて割合の高い料理が多く「北海道料理」や「フランス料理」「イタリア料理」など、様々な料理を楽しんでいる様子がうかがえる。


    Q. あなた自身が好きな料理ジャンルは?(複数回答)

    図表2


    【調査結果3】北海道、東北エリアでは「納豆」が好まれ、よく食べられる傾向

    70近いメニューに対して「好きなメニュー」と「好きかどうかにかかわらず年間をとおして週に1回以上食べるメニュー」を確認したところ、「納豆」はエリア差がみられるメニューだった。

    北海道と東北、北陸・新潟は、好きなメニューとしての割合が6割強と他のエリアと比べて高く、一方で関西と中国、四国は半数を下回った。また、好きの割合が最も高い東北は、週に1回以上食べる割合も6割弱と全国で最も高く、また全国平均と比べて10ポイント以上高い。


    Q. あなた自身が好きなメニューは?(複数回答)

    Q. 好きかどうかにかかわらず、あなたが年間をとおして週に1回以上食べるメニューは?(複数回答)

      ※70近いのメニューから、野菜料理とその他メニューを一部抜粋

    図表3


    【調査結果4】天ぷらを食べるときの調味料は「天つゆ」が最も高く「しょうゆ」はエリア差が目立つ

    天ぷらを食べるときによく使う調味料では「天つゆ」が最も高く、東北が7割強と他のエリアと比べてやや低いもののその他のエリアはいずれも8割前後。次いで「塩」「大根おろし」「つゆの素・めんつゆ」「しょうゆ」と続く。「しょうゆ」は最もエリア差がみられ、東北と北関東・甲信は3割に近く高いものの、関西と中国、九州は1割を下回った。他方で、関西と四国は「ウスターソース」が1割を超えており他のエリアと比べて高い傾向だった。


    Q. 天ぷらを食べるとき、あなたがよく使う調味料は?(複数回答)

    図表4


    【調査結果5】首都圏の男性は、他エリアの男性と比べて自分で料理を作る傾向が高い

    自宅での食事を作る割合において、首都圏の男性は他エリアの男性と比べて「ほとんど自分で作る」の割合が2割半と高い。一方で、東海エリアの男性は「ほとんど自分で作る」の割合が14.4%と低く、「ほとんど家族が作る」は5割半。なお「ほとんど家族が作る」の割合をみると、四国エリアの男性は約6割と他のエリアと比べて高い傾向。


    Q. ご自宅での食事は、誰が作ることが多いですか?(単一回答)

    図表5


    ―本レポートについて―

    今回のリリースでご紹介した『味の地域差に関する調査2024《味嗜好編》』は有償にて販売しています。本リリースではご紹介できなかったその他の味の好みや嫌いな味、控えめにしている味、特定メニューの好きな味付けや使用する調味料など、幅広いトピックを有償版では多数掲載しています。詳しくは下記までお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。

    ※本リリースに関するお問い合わせにつきましても、下記までお願い申し上げます。



    【レポート販売のご案内】

    ■アウトプット

    『味の地域差に関する調査2024《味嗜好編》』

     (1)調査報告書(PDFファイル):2024年8月完成

     (2)データ:単純集計表・クロス集計表一式・ローデータ

      ◆集計表にないクロス集計をご希望の際は、オーダーメイド集計にて承ります。

      (都度お見積りさせていただきます)

    ※当社は、本調査をご購入いただいた企業(法人・個人)以外には、成果物を提供いたしません。ただし、本調査を告知するための限定的な利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。

    ※本調査の成果物のご利用はご購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。


    ■調査購入のご案内

    ・定価 525,000円(税別)

    ・MDBメンバー価格 490,000円(税別)

    ※『味の地域差に関する調査2024《味嗜好編》』『味の地域差に関する調査2024《料理編》』の2編セット価格:定価950,000円(税別)/MDBメンバー価格920,000円(税別)


    【お問い合せ先】

    株式会社日本能率協会総合研究所 経営・マーケティング研究部

    〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22

    担当 : 山口、荒木

    TEL : 03-3578-7607

    FAX : 03-3432-0109

    Email: info_mlmc@jmar.co.jp


    本件引用の際は、お手数ですが、上記あて掲載紙をご送付ください。

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