コンバースがオディゴの買収を発表

報道関係者各位
プレスリリース                        2002年5月27日

                    コンバース Inc.
                         CEO ゼビー・ブレッグマン

コンバースがオディゴの買収を発表
インスタントメッセージングとプレゼンスソリューションの
代表的企業を取得し
マルチモダルコミュニケーションへの対応をさらに拡充


オディゴのインスタントメッセージングソリューションとプレゼンスマネージメント
エンジンが、コンバースの高度なマルチモダルコミュニケーション製品群と統合され
ることにより、コンバースはさらに包括的なオープンメッセージング・コミュニケー
ション製品群を通信事業者に提供いたします。


ニューヨーク州ウッドベリー・東京発
通信事業者/IPネットワーク向けの高付加価値型マルチメディア通信システム製品に
おける世界的リーダーであり、Comverse Technology, Inc.(NASDAQ:CMVT)の事業会
社であるコンバース(本社:マサチューセッツ州ウェイクフィールド、CEO:ゼビー
・ブレッグマン)は、インスタントメッセージングとプレゼンスマネージメントのソ
リューションを世界中の移動体通信事業者およびプロバイダーに提供している代表的
な企業であり、非上場会社であるオディゴ社を買収する最終的な契約を交わしたと発
表しました。この買収は、最終的にコンバースから約2,000万ドルの支払を行うこと
により完了する予定です。 コンバース・テクノロジーは以前よりオディゴ社と提携
関係にあり、300万ドルの資金において同社の株式の12.4%を保有していました。

「コンバースとオディゴは長年パートナー関係にあり、最近において世界中の通信事
業者に提供を開始したインスタントコミュニケーション製品やサービスを共同で開発
してきました。今回はこのパートナー関係がさらに進み、コンバースとオディゴの製
品が融合することにより、コンバースは、オープンなインスタントメッセージングや
コミュニケーション製品における新しい市場ニーズへ、さらに充実した対応をするこ
とが可能になります。また、オディゴのインスタントメッセージングサーバーとプレ
ゼンスマネージメントエンジンを、コンバースのボイスメール、eメール、ユニファ
イドメッセージング、マルチメディアメッセージングなどのメッセージングソリュー
ションと統合することにより、当社の包括的なメッセージ製品群がさらに強化されま
す。」コンバース社のCEOであるゼビー・ブレッグマンは述べています。「今回の買
収は、様々な技術をオープンIPベースのプラットフォームに集積し、これにより、
多様で高度なマルチモダルコミュニケーションサービスを通信事業者によって提供し
ていただくという、当社の戦略に基づいたものです。また、BIGLOBE様、ドリームネ
ット様など、現在オディゴをご利用いただいているお客様にご協力できる機会が出来
たことを嬉しく思っております。」

「インスタントメッセージングとプレゼンスマネージメントの市場が移動体通信の環
境において出現しつつある現在、コンバースは、新しい技術や2.5G/3Gのネットワー
クに対する投資をより効果的に通信事業者に活用して頂くことができる、我々の通信
事業に対応する品質を持つサービス指向で包括的なインフラを獲得することにより、
この市場におけるリーダーの地位を確立しました。」オディゴ社のCEOであるハワー
ド・ウールフ氏は語ります。「市場で何百万ものユーザーに幅広くご利用いただいて
いるオディゴのインスタントメッセージングサービスを基に、ネットワーク上やASP
におけるインスタント・コミュニケーションのソリューションを、コンバースはより
幅広く提供できるようになりました。」

コンバースのインスタントコミュニケーション製品群は、オディゴのインスタントメ
ッセージングサーバーおよびプレゼンスマネージメントエンジンと共に、各種のメッ
セージングサービスと音声サービス(ボイスチャット、会議通話など)を融合した、
「見る、聴く、話す、キーを押す」といった様々なインターフェース手法をコミュニ
ケーションの各方向において自由に選択、併用できる「マルチモダル」として、包括
的なソリューションを通信事業者に提供します。これによりユーザーは、必要とする
コミュニケーションを簡単に管理し、様々な端末やプラットフォーム(ショートメッ
セージ、マルチメディアメッセージ、WAP 、ウインドウズ、ウインドウズCE、ウェブ
、J2ME、BREW、Palm、Blackberry、iモード、Symbianなど)で横断的に、1対1、
または複数間での即時性のあるコミュニケーションを実現できます。コンバースのイ
ンスタントコミュニケーションソリューションは、市場で実証された通信事業者向け
品質でスケーラブルな製品群です。通信量を増加させることを可能にする音声とテキ
スト機能を備え、また、包括的な保守管理機能により、インスタントコミュニケーシ
ョンのサービスを事業者においても維持していただくことが可能です。

コンバースのインスタントメッセージングソリューションである「Nex2Me」は、7月
3日より5日まで幕張メッセで開催される「NetWorld+Interop 2002」にて、モバイ
ルマルチメディアEメールゲートウェイ(MMEG)やリアルタイムデータ課金(RTDB)
ソリューションと共に、11ホールのコンバースブース(11N04)にて展示いたします



オディゴについて
オディゴ社は、インスタントメッセージングとプレゼンスソリューションを世界中の
移動体通信事業者およびプロバイダーに提供している代表的な企業です。製品として
、インスタントメッセージサーバー、ショートメッセージ/インスタントメッセージ
ゲートウェイ、プレゼンスマネージメントソリューションなどがあります。オディゴ
社は1998年に設立され、本社をニューヨークに置きます。オディゴ社の詳細につ
いては http://www.odigo.com/ をご覧ください。


コンバースについて
Comverse Technology, Inc.(NASDAQ:CMVT)の事業会社であるコンバースは、通信事
業者/IPネットワーク向けの高付加価値型マルチメディア通信システム製品における
世界的リーダーであり、その高度なサービスシステムとソフトウェア製品は、世界10
0カ国以上の390社をこえる固定網、移動体網の通信事業者によって利用され、収益に
直結した高付加価値型サービスとして提供されています。日本ではNTT、KDDIをはじ
めとした通信事業者で、コンバースの留守番電話/代理応答サービス装置(伝言ダイ
ヤル、キャッチホンII、マジックボックス、auお留守番サービスなど)、ショートメ
ッセージサービス装置、プリペイド携帯電話サービス装置などが現在使用されていま
す。

コンバースは広範囲にわたる収益直結型の高付加価値サービスソリューション製品を
提供しており、2.5G/3G対応のマルチメディアメッセージング、プッシュボタンひと
つで発信者に電話を折り返すことができる留守番電話サービスシステム、ショートメ
ッセージシステム、IPベースで音声/FAX/電子メールをひとつのメールボックスに
統合したユニファイドメッセージシステム、移動体インスタントメッセージ、移動体
データ/インターネット接続システム、音声起動ダイヤル、音声操作メッセージング
やブラウジングシステム、移動体プリペイド課金システム、その他のパーソナルコミ
ュニケーションサービスの製品群を供給しています。

他のComverse Technology事業会社としては、独自のデジタル解析技術を応用した録
音/録画/セキュリティシステム、音声認証、モニタリング製品をコンタクトセンタ
ーや各国政府治安機関などに対して提供しているVerint Systemsや、固定網、移動体
網、インターネット網の通信信号ソフトウェア市場におけるリーダーであるUlticom
などがあります。Comverse Technologyは、S&P500とNASDAQ-100のインデックス銘柄
に採用されています。
コンバースの詳細については http://www.comverse.com/ をご覧ください。


※このプレスリリースで使用されている製品、サービス名などは各社の商標を含み、
その権利は各社に帰属します。


このリリース内容に関するお問い合わせ先
株式会社日本コンバース 東京本社
マーケティング部門 担当:サックス知子
TEL:03-5324-9187(直通) E-MAIL: tomoko.sacks@comverse.com

株式会社日本コンバース
所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-21-1 明宝ビル
TEL:03-5324-9111(大代表)

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