株式会社property technologies

    【イベントレポート】不動産テック協会『第6回業界マップ部会』 テクノロジーがリノベ領域にもたらす可能

    当社PropTech戦略部CTO 金子が登壇

    サービス
    2024年3月15日 15:00

    テクノロジーで気軽な住み替えをサポートする株式会社property technologies(以下「当社」)のPropTech戦略部長/CTO 金子 健哉が、2024年2月21日(水)に開催された一般社団法人不動産テック協会(以下「不動産テック協会」)主催『第6回業界マップ部会』に登壇しました。

    本イベントでは、「リフォーム・リノベーション」カテゴリの登壇企業がサービス紹介・パネルディスカッションを通じて、意見交換を行いました。
    ここでは当社CTO金子が登壇した様子をレポートします。

    ■日本発iBuyer(アイバイヤー)『KAITRY(カイトリー)』の現状

    ――それでは、property technologiesが開発・提供している日本発iBuyerプラットフォーム『KAITRY』の現状・サービスについてご説明をお願いします。

    property technologies PropTech戦略部長/CTO 金子 健哉(以下、金子):

    従来の住み替えでは様々なプロセスがあり、3か月以内に売却できる方は全体の約2割※。1年以上かかる方や、売却できず住み替えをあきらめる方がいるのが現状です。
    『KAITRY』では、PCやスマホ、タブレットなどで、いつでもどこでも自身のマンションがいくらで売却できるか、オンラインで即座に確認することが可能であり、査定から最短3日で現金化も可能で住み替えを計画的に進めたい、相続不動産の売却を急いでいる、そういったニーズに応えています。

    ※出所:LIFULL HOME‘S 「住まいの売却データフォルダ」

    『KAITRY』が今、力を入れているのは、お客様から住まいを売却いただくだけでなく、当社グループが取扱う全国約1,000件のリノベーション物件をお客様へ販売する機能の強化です。販売物件の魅力を伝えることが重要と考え、生成AIを活用した『バーチャルステージング』のPoC(概念実証)を行いました。

    当初の生成AIの課題は、大きく以下の2点でした。

    ① 間取りや風景など物件が持つ特長までを変更してしまう

    ② ガラステーブルの反射や家具の影を自然につけるといったリアル感の演出

    そこで、プロンプト入力・パラメータ設定の研究や画像処理技術の活用などにより物件に合わせた『バーチャルステージング』を実現し、自然な物件写真を作成できるようになりました。
    こうしたお客様ニーズに応える取り組みを続けることで、リノベーション物件での生活がイメージできる、理想の住まい選びのスタンダードを目指してまいります。

    ■カテゴリ領域における変化・課題

    ――リノベーション領域でのテクノロジー化の影響・変化をどのように感じていますか。バーチャルステージングで変化があったのではないでしょうか?

    金子:

    生成AIの得意・不得意な点が明確になってきました。今後、テクノロジーが大きく進化し、工事のパース作成に生成AIを活用できるなど新技術が登場したとき、ビジネスに活かせる体制が整っている必要があります。そのため、このような業界マップ部会を通して、ビジネスチャンスが創出できることを期待しています。

    ――property technologiesが抱える課題について教えてください。

    金子:

    私たちの課題として、日本におけるiBuyerの認知度を高め、お客様と不動産会社の間にある不動産売却に関わる情報格差を埋めることがあります。こうした課題を解決していき、不動産売却を検討される方がKAITRYを通じて『誰もが』『いつでも』『何度でも』『気軽に』住み替えることができる未来を創造してまいります。

    ■不動産テック協会主催『業界マップ部会』について

    本イベントでは、不動産テック協会が毎年発表している業界マップの各カテゴリに属する企業が登壇し、製品・サービスの紹介や各業界における課題についてディスカッションを行うことで、各業界の理解を深める研究活動であると同時に、新たなビジネスチャンスの創出を促進する目的も有しています。

    <第6回業界マップ部会 開催概要>
    日時:2024年2月21日(水)18時~19時(オンライン開催)
    登壇企業(登壇順):
     株式会社HAGS
     株式会社property technologies
     リノベる株式会社
    主催:一般社団法人不動産テック協会

    ■『KAITRY(カイトリー)』について

    『KAITRY』は、「住み替えを、もっと気軽に。もっと楽しく。」をコンセプトとした日本最大級のiBuyer(アイバイヤー)プラットフォームです。
    ユーザーは、PC(パソコン)やスマホ、タブレットなどで、いつでもどこでも自身のマンションがいくらで売却できるかオンラインで即座に確認でき、査定から最短3日で現金化も可能。また、『KAITRYリノベ物件購入』ページでは、全国約1,000 件のリノベ済マンションを掲載し、当社グループが自ら売主として直接購入していただくことも可能です。ユーザーのスケジュールに合わせた気軽で楽しい住み替えをサポートしています。

    ■株式会社property technologies(プロパティ・テクノロジーズ)について

    「UNLOCK YOUR POSSIBILITIES. ~テクノロジーで人生の可能性を解き放つ~」というミッションを掲げています。年間33,000件超の不動産価格査定実績やグループ累計約12,000戸の不動産販売で培ったリアルな取引データ・ノウハウを背景に、「リアル(住まい)×テクノロジー」で実現する「誰もが」「いつでも」「何度でも」「気軽に」住み替えることができる未来に向け、手軽でユーザーにとって利便性の高い不動産取引を提供しています。

    <会社概要>
    会社名:株式会社property technologies
    代表者:代表取締役社長 濱中 雄大
    URL:https://pptc.co.jp/
    本社:東京都渋谷区本町3-12-1 住友不動産西新宿ビル6号館12階
    設立:2020年11月16日
    上場:東京証券取引所グロース市場(5527)

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