「こどもまんなか社会」の実現へ、全国の児童館から子どもの声を...

「こどもまんなか社会」の実現へ、 全国の児童館から子どもの声を発信! 「じどうかん こどもDoまんなか キャンペーン」を実施

2023年7月25日(火)~12月31日(日)

全国の児童館を支援する一般財団法人児童健全育成推進財団(本部:東京都渋谷区、理事長:鈴木一光、以下児童健全育成推進財団)は、全国に約4,350か所ある児童館とともに、児童館を利用する子どもたちの「想い」や「願い」、「つぶやき」の声を発信する「じどうかん こどもDo(ど)まんなか キャンペーン」を2023年7月25日(火)~12月31日(日)まで実施します。


期間中は、キャンペーンロゴの活用も促します。また、その一環として国の提唱する自殺予防週間(9月10日~9月16日)に向けた取り組みとして、生きづらさを抱える子どもたちへのメッセージ「じどうかんもあるよ」の発信も行います。


2023年4月、「こどもまんなか社会」の実現を掲げたこども家庭庁が発足しました。児童館は児童の権利に関する条約及び児童福祉法の理念に基づき、これまでも”子ども主体の居場所”として活動を展開しています。本キャンペーンは、子どもの声を重んじる児童館の本質を「こどもDo(ど)まんなか」という言葉に込め、さまざまな取り組みと連動し、子どもの最善の利益を優先することと児童館の社会的認知の向上を目的として実施します。


<「じどうかん こどもDoまんなか キャンペーン」実施概要>

・期間:2023年7月25日(火)~12月31日(日)

・主催:一般財団法人 児童健全育成推進財団

・協力:全国児童館連絡協議会、全国児童厚生員研究協議会


・内容:

(1)キャンペーンシンボルマークの活用

 <実施例>

  -児童館のお便り(広報紙)や掲示板等に定期的、または繰り返し掲載

  -名刺カードに印刷、もしくは児童館内や関係施設に設置

  -各児童館のウェブサイトやSNSで発信 等

※このシンボルマークは、全国の児童館が幅広い年齢層のこどもとともに「行動(Do)」し、こどもを「ど(Do)」まんなかにした実践をより進めようとする思いを図案化したものです。


(2)子どもの声の発信 『じどうかん発! こどもの声4347☆』※9月4日(月)まで

 -「おもい」「ねがい」「つぶやき」等、「こどもの声」を全国の児童館から募集

 -子どもたちが思っていることを写真、もしくは動画発信

 -現在の児童館数の4,347ボイスを目標 (※1館いくつでも可)

 -11月25日(土)に、「今までも これからも こどもDoまんなか」をテーマに

 第18回全国児童館・児童クラブ大会を開催、本大会の広報、プログラムで活用予定


(3) 各児童館の「こどもDoまんなか」な取り組みをホームページ等で発信

  -各自治体、児童館のホームページやSNS等で「こどもの声」や「こどもDoまんなか」な取り組みを発信

 -児童館や当財団のSNSアカウントにて投稿やシェアを実施

 -ハッシュタグ:「#こどもDoまんなか」「#こどもまんなか児童館」

 「#こどもまんなかやってみた」「#じどうかんもあるよ」


(4)自殺予防週間に向けた取組 いましんどくなっている子へのメッセージ

   「じどうかんもあるよ」の発信

  ・期間:2023年7月25日(火)~9月16日(土)


学校の長期休暇明けに10代の子どもたちの自殺リスクが高まるとされていることから、各地の児童館とともに生きづらさを感じている子ども、特に小学生や中・高校生世代へ向けたメッセージ「じどうかんもあるよ」を7月25日(火)~9月16日(土)の期間にウェブサイトおよびSNS、カードやポスター等で発信します。このメッセージは、子どもに寄り添い支援する児童館職員の意見からつくられました。


内閣官房こども家庭庁準備室が実施した「こどもの居場所づくりに関する調査研究」(2022年度)では、居場所づくりにおいて重要なことは、こども・若者の主体性の尊重であることであり、「居たい・行きたい・やってみたい」の3つの視点が提言されています。


児童館は、子どもが自らの意思で自由に来館して、安心して過ごすことができる児童福祉施設であることが児童館ガイドライン(2018年10月1日厚生労働省子ども家庭局長通知)に示されているように、子どもにとって欠かすことのできない居場所です。


全国の児童館を通して、生きづらさを感じている子どもや命が危ぶまれる子ども、居場所がなく地域をさまよう子ども等に「じどうかんもあるよ」のメッセージを届けるとともに、自治体児童館主管課、各地域の関連施設・関係機関等への取り組みの周知を図ります。


・内容

   1)「じどうかんもあるよ」の周知広報

 <実施例>

 -ポスターやチラシにして掲示・配布

 -児童館のお便り(広報紙)や掲示板等に定期的、または繰り返し掲載

 -カードに印刷し、児童館内や関係施設に設置

 -各児童館のウェブサイトやSNSで発信 等


   2)各児童館オリジナルメッセージの発信

 メッセージカードのデザインや表現・文言にこだわらず、

 各地域の児童館の状況にあったメッセージを発信

 <実施例>

 -ポスターに児童館の地図やQRコードを貼り付け

 -「児童館においで」「必ず力になる」「LINEで相談してみて」等のより強いメッセージに変更

 -地域の子どもの居場所マップを作成、配布する

 -初めての利用者大歓迎のイベントを実施する

 -開館時間を延長する 等


※本企画は、厚生労働省の「自殺予防週間の主な取組について」において、関係団体の取り組みとして登録されています。


■自殺予防週間について

自殺対策基本法に基づき、毎年9月10日から16日を「自殺予防週間」と定めて、国、地方公共団体、関係団体等が連携して啓発活動を推進しています。


■児童館について

18歳未満の子どもが自由に無料で利用することができる児童福祉施設です。全国に約4,350か所あり、子どもが楽しく遊びや運動をすることができます。各児童館では、専門職員(児童厚生員)によりさまざまなプログラムを実施し、子どもの健全な育成を行っています。

(児童館・児童クラブの情報サイト「コドモネクスト」: https://www.kodomo-next.jp/


■児童健全育成推進財団について

子どもの健全な育成を図るため、地域で活動する児童館・放課後児童クラブ・母親クラブの活動を支援しています。また、児童館職員等の人材育成のための各種研修会等を実施し、子どもの健やかな成長・発達を推進するための育成環境づくりに貢献しています。

(児童健全育成推進財団公式サイト: https://jidoukan.or.jp/


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