博報堂アイ・スタジオとDAC、機械学習を活用した広告配信「M...

博報堂アイ・スタジオとDAC、機械学習を活用した広告配信 「ML TARGET CREATIVE」を提供開始

 株式会社 博報堂アイ・スタジオ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼CEO 兼CCO:川又 昌弘、以下 博報堂アイ・スタジオ)とデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員 CEO兼CCO:田中 雄三、以下 DAC)は、「Rich Creative Promotion Service(RCPS)」(※1)の第四弾メニューとして、広告主のGoogle Cloudや機械学習(Machine Learning)の活用、広告配信までの運用オペレーションを一体化した「ML TARGET CREATIVE」の提供を開始します。Google Cloudやその他CDPに蓄積されたデータをもとに、機械学習で得られた特徴量を広告配信に活用し、最適なターゲットへの配信と高品質な広告体験を提供します。


Rich Creative Promotion Service (RCPS)


■背景

 3rdパーティ クッキーが段階的に廃止されるポストクッキー時代のマーケティングには、顧客やWebサイト訪問者から収集された1stパーティ データの活用が不可欠です。しかし、データ活用に関する知識があり広告ソリューションを扱える人材の不足などにより、収集した1stパーティ データを広告マーケティングへ活用できる企業は多くありません。これらの課題を解決するため、博報堂アイ・スタジオとDACは、それぞれの知見をかけあわせて、データ活用、機械学習活用、テクノロジー活用の3つの専門分野の促進を可能とする体制を整え、「ML TARGET CREATIVE」を提供するに至りました。



■「ML TARGET CREATIVE」概要

 「ML TARGET CREATIVE」は、機械学習を用いたユーザーターゲティングの高度化と、ターゲットに最適化された高品質なクリエイティブ配信の両立を実現します。企業が保有する1stパーティ データの活用から広告配信まで全てのステップをワンストップ体制でサポートするサービスとなっており、配信された広告の成果を確認するスキームも提供します。


ML TARGET CREATIVE


(1)機械学習モデルを活用したターゲットの発掘

 企業が保有するGoogle AnalyticsデータやGoogle Cloudやその他CDPデータを基に、機械学習モデルを構築します。「ML TARGET CREATIVE」で用意された機械学習モデルの中から、広告主の課題に合った機械学習を実施します。マーケティング目標達成のための新たなインサイトを発見することができ、その特徴量を広告配信ターゲットとして配信に活用します。広告主が保有している1stパーティ データ、成約データなどを活用した機械学習を行うことにより、コンバージョン到達だけではなく、ビジネスKPIの目標達成に貢献するための広告配信を実施することができます。


(2)クリエイティブを重視した広告配信

 機械学習で判明した特徴量をクリエイティブデザインに落とし込み、さらにRCPSのリッチクリエイティブフォーマット(※2)と組み合わせた広告配信が可能です。マーケティングファネルに応じたクリエイティブフォーマットを豊富に取り揃えている上、新たなリッチクリエイティブの制作もサポートしており、多彩で高品質なクリエイティブの配信をワンストップで実現します。


 なお、本サービスをアパレルブランドへ提供した例では、ROAS(広告の費用対効果)目標比152%、売上目標比120%の成果を達成しています。Webサイトに訪れたユーザーのLTV(顧客生涯価値)を予測し、高LTVのユーザーセグメントに対して広告配信を行い、「MOMENT CREATIVE」を同時に実施。ECサイト内のコーディネイトランキング上位の画像情報を自動で取得し、常に最新トレンドコーデを反映したリッチクリエイティブを配信することにより、このような成果を収めました。


 博報堂アイ・スタジオとDACは今後も、企業のブランドストーリーや商品の世界観を生活者一人ひとりに届け、広告体験を損なわずエンゲージメントを向上させるべく、企業のマーケティング活動に貢献してまいります。



 (※1)Rich Creative Promotion Service (RCPS)は、博報堂アイ・スタジオとDACが提供する、広告体験を損なわず、データによる最適なクリエイティブ選定を行い、エンゲージメントの最大化を目指すサービスです。

・2021年9月29日リリース

博報堂アイ・スタジオとDAC、Google提供ツールを活用した「Rich Creative Promotion Service」の提供開始: https://www.i-studio.co.jp/news/release/rcps-01/

・2022年2月15日リリース

博報堂アイ・スタジオとDAC、生活者が広告を通じて自分の意見や気持ちを伝えられる「Q&A CREATIVE」を提供開始: https://www.i-studio.co.jp/news/release/dac-q-and-a-creative/

・2022年5月19日リリース

博報堂アイ・スタジオとDAC、クッキーに依存せず1 to 1の広告配信が可能な「MOMENT CREATIVE」を提供開始: https://www.i-studio.co.jp/news/release/rcps-03/


 (※2)RCPSページのデモをご覧ください。 http://rc-demo.g-age.jp/


 *Google Cloud および Google Analytics は、Google LLC の商標です。



■DACについて

 DACは、インターネット広告黎明期である1996年の設立以来、情報や生活のデジタル化とともに事業を拡大し、市場形成と業界成長を牽引してまいりました。

 現在は、デジタル広告の豊富な知見や経験、高度な技術開発力、媒体社・プラットフォーマー・テクノロジーパートナー等との強固な関係性を活かし、企業のデータ活用、各種プロモーション、マーケティング基盤の開発・構築をはじめとする、総合的なデジタルマーケティングサービスをグローバルに提供しています。

 今後もDACは、“Empowering the digital future デジタルの未来に、もっと力を。”というミッションのもと、広告やマーケティングの新しい形の創造をリードし、新たな価値を社会へ提供し続けていきます。


━━ 会社概要 ━━

【社名】   デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社

【所在地】  〒150-6033

       東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー

【URL】    https://www.dac.co.jp/

【代表者】  代表取締役 社長執行役員 CEO兼CCO(Chief Compliance Officer)

       田中 雄三

【設立年月】 1996年12月

【事業内容】 メディアサービス事業、ソリューションサービス事業、

       オペレーションサービス事業



■博報堂アイ・スタジオについて

 博報堂アイ・スタジオは、オウンドメディアを中心に、データを起点としたマルチタッチポイントでの顧客体験(CX)設計とUIデザイン、企画制作、テック活用、システム開発、PDCAマネジメント運用までをクロスボーダーで提供することで、クライアント企業の「ブランド創造」と「顧客創造」に貢献するデジタル領域のスペシャリスト集団です。また、蓄積したノウハウからイノベーションを吹き込み最適なクリエイティブを提供する研究開発と新たなビジネスを生む自社事業にも積極的に取り組んでいます。


━━ 会社概要 ━━

【社名】   株式会社 博報堂アイ・スタジオ

【所在地】  〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目4番1号 新国際ビル5階

【URL】    https://www.i-studio.co.jp/

【広報Fb】  https://www.facebook.com/hakuhodoistudio.pr

【代表者】  代表取締役社長 兼 CEO 兼 CCO 川又 昌弘

【設立年月】 2000年6月

【資本金】  2億6,000万円

【事業内容】 インタラクティブ・クリエイティブ業務、

       システム開発業務、CRM業務

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