喫煙者の意識調査(2022年11月)の結果を公開 喫煙者を取...

喫煙者の意識調査(2022年11月)の結果を公開  喫煙者を取り巻く状況と企業が取り組む分煙対策

クリーンな室内空気清浄ソリューションの開発・製造を行うクリーンエア・スカンジナビア株式会社(代表取締役社長:清水 グレン)は、2022年11月に実施した喫煙者に対する独自アンケートの結果を2023年1月に公開いたしました。


昨今の社会情勢や法制度の変化にともない、喫煙を取り巻く環境は変わってきました。企業には、社内の非喫煙者と喫煙者が、意見の対立なく働ける環境を整備することが求められています。



■【2022年11月】喫煙者意識調査の概要

まずは、今回実施した喫煙者意識調査の対象者に関して、基本データを確認します。


◇喫煙者意識調査の対象者の基本データ

これまでの喫煙歴と1日の喫煙本数について質問したところ、以下の結果となりました。


喫煙歴


【喫煙歴】

1. 10年以上:59%

2. 1年以上5年未満:21%

3. 5年以上10年未満:16%

4. 1年未満:4%


1日の喫煙本数


【1日の喫煙本数】

1. 4本~10本程度:37%

2. 11本~15本程度:23%

3. 16本~20本程度:18%

4. 1本~3本程度:12%

5. 21本以上:10%


喫煙歴は10年以上と回答した方が一番多く、全体の59%となりました。


喫煙本数については、1番多かったのが4本~10本程度吸うという方で、全体の3分の1程度を占めています。1本~3本程度と、比較的少ない方もいる一方で、11本以上吸っている方の割合は合計51%と過半数に達しています。


◇おもに利用する喫煙場所

普段どのような場所で喫煙しているかという質問には、以下のような回答が寄せられました。


おもにタバコを吸う場所


1. 自宅:243票

2. 職場:169票

3. 街中の喫煙スペース:123票

4. カフェ、居酒屋などの飲食店:107票

5. その他:9票


この結果から、喫煙者の多くの方が、自宅はもちろんのこと、職場や外出先でも喫煙していることがわかります。


◇喫煙者が感じる不便

次に、喫煙に関して不便に感じていることがあるか、それは具体的にどのようなことかを質問しました。


タバコを吸う際に不便に感じることの有無


【不便を感じることはあるか】

1. はい:71%

2. いいえ:29%


不便に感じる理由


【不便に感じる理由】

1. 喫煙できるスペースが限られているから:172票

2. 分煙ルールが厳しくなり、喫煙者として肩身が狭くなったから:105票

3. 指定の喫煙所まで出向くのに時間がかかるから:94票

4. 周囲の目が気になるから:88票

5. 周囲から禁煙を勧められるから:31票

6. その他:2票


多くの喫煙者が抱える悩みとして、喫煙スペースが限られていること、喫煙スペースへ出向くのに時間がかかることなど、場所に関するものが目立ちます。また、2020年4月より施行された、受動喫煙防止強化のための法律をはじめとした社会の取り組みにより、周囲の喫煙に対する見方がさらに厳しくなったことについても、切実な意見が寄せられています。



■喫煙者が実施する分煙対策の状況

次に、喫煙者自身が取り組んでいる分煙対策について質問しました。


家庭・職場における分煙対策の有無


【家庭や職場で分煙対策を行なっているか】

1. はい:74%

2. いいえ:26%


家庭・職場における分煙対策


【どのような分煙対策をしているか】

1. 指定の場所(喫煙室、ベランダなど)以外では喫煙しないようにしている:187票

2. 喫煙の際には、オフィスや飲食店の分煙ブースを利用している:87票

3. 空気清浄機を活用している:75票

4. 換気扇を活用している:57票

5. その他:4票


喫煙者の7割を超える大多数が、分煙対策に取り組んでいることがわかります。


対策方法として最も多くの回答を得たのは、「指定場所以外では喫煙しない」という意見でした。ただ、先に紹介したとおり、喫煙できる場所は限られていることから、喫煙者の日頃の苦労が垣間見える結果となっています。



■オフィスでの分煙対策について

これまで紹介してきた喫煙者の状況を考慮し、企業の分煙対策としては、より手軽で快適に利用できる、分煙機(喫煙ブース)の導入を検討するのがおすすめです。


今回のアンケートで、喫煙ブースが欲しいと思うか聞いてみたところ、以下のような結果となりました。


オフィスでの喫煙室・分煙機の必要性


1. すでに導入されている:39%

2. はい:34%

3. オフィスで働いていない:15%

4. いいえ:12%


「すでに導入されている」という回答を除くと、過半数を上回る方が職場に分煙機(喫煙ブース)が欲しいと感じていることがわかります。



■昨今の喫煙環境の変化について

新型コロナウイルスの流行、健康増進法の改正をはじめとした、昨今の社会の変化によっても、喫煙者を取り巻く環境が変わったことがうかがえます。


コロナ禍における喫煙環境の変化の有無


【新型コロナウイルス流行で喫煙環境に変化があったか】

1. いいえ:55%

2. はい:45%


コロナ禍における喫煙環境の変化


【どのような変化があったか】

1. 最寄りの喫煙所が閉鎖されてしまった:75票

2. 喫煙場所を見つけるのが困難になった:70票

3. 喫煙所に人数制限が設けられ、利用しづらくなった:63票

4. 喫煙所がいつも混雑していて、利用しづらくなった:54票

5. 周囲から禁煙を勧められる機会が増えた:23票

6. 在宅で仕事をする機会が増え、家族に喫煙を嫌がられるようになった:16票

7. 禁煙を検討している、または取り組んでいる:12票


健康増進法改正による喫煙環境の変化の有無


【健康増進法の改正で喫煙環境に変化があったか】

1. いいえ:44%

2. はい:39%

3. 健康増進法の改正について知らない:17%


健康増進法改正による喫煙環境の変化


【どのような変化があったか】

1. 飲食店や商業施設、ホテルが全面禁煙になり、不便を感じている:75票

2. 喫煙ルールが複雑になり、自由に喫煙ができなくなったと感じる:54票

3. オフィス内に喫煙室や喫煙ブースが設置され、そこを利用するようになった:50票

4. 紙巻タバコを止め、加熱式タバコや電子タバコに切り替えた:21票

5. 紙巻タバコから加熱式タバコや電子タバコへの切り替えを検討している:19票

6. 周囲から禁煙を勧められる機会が増えた:17票

7. 禁煙を検討している、または取り組んでいる:9票

8. その他:1票


回答のなかでも目立つのが、喫煙場所の閉鎖や各種施設の全面禁煙化に伴う変化です。


このような状況を受けて、禁煙を検討する方も少なくありません。しかしその一方で、現状では「本数を減らすことに留めたい」「禁煙は考えていない」と考える方が全体の約6割に上っています。


将来的な禁煙願望


【将来的には禁煙したい、または本数を減らしたいと考えているか】

1. はい(本数を減らしたい):40%

2. はい(完全に禁煙したい):34%

3. いいえ:26%


上記の結果からも、いまだ少なくない喫煙者の意見も考慮しつつ、喫煙環境を整備することは、企業の役割の一つであるといえます。喫煙する人もしない人も、快適に共存できる社会の実現を目指しましょう。



■オフィスの分煙対策は、クリーンエア・スカンジナビアにお任せください

社会情勢や制度の変化にともない、喫煙者に対する非喫煙者の目は厳しくなる傾向にあります。同時に、喫煙スペースの減少など、分煙に取り組む喫煙者が苦労している現状が、今回のアンケートで見えてきました。喫煙者と非喫煙者、両者が快適に働くために、オフィスの分煙対策はすべての企業にとっての急務といえるでしょう。


クリーンエア・スカンジナビアの分煙機(キャビンソリューション)は、大がかりな工事なしで設置できる分煙キャビンです。屋内で100V電源さえあればどこでも設置できるため、オフィスの限られたスペースを有効活用でき、改正健康増進法にも対応しています。喫煙する人数に応じて選べる製品ラインナップとなっておりますので、ぜひ導入をご検討ください。



■掲載URL

https://www.qleanair.jp/guide/separate/2775/



■本調査について

調査方法:インターネット調査

調査期間:2022年11月7日~2022年11月14日

調査対象:20~40代の喫煙者男女計300人



■クリーンエア・スカンジナビア株式会社について

クリーンな室内空気清浄ソリューションの開発・製造メーカー。同社のすべての製品ソリューションは、室内空気を「捕集」、「ろ過」、「再生」する、特殊なフィルターテクノロジーを搭載。日本ではタバコの分煙のための「キャビンソリューション」とより良い空気環境のための空気清浄機を扱った「エアクリーナー」(旧「ファシリティソリューション」)を事業の2本柱として製品展開。本社はスウェーデンのソルナを拠点とするQleanAir Scandinavia AB。ヨーロッパ、中近東、アフリカ(EMEA)、日本を含むアジアパシフィックおよび南北アメリカの市場に向けて3,000社/団体を超える顧客に約11,000台以上設置済み。創業1987年。株式はナスダック中小新興企業向け市場、ティッカーシンボルQAIRで取引。

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