大阪府泉佐野市が「全国中世荘園サミット in 泉佐野 中世か...

大阪府泉佐野市が「全国中世荘園サミット in 泉佐野  中世から伝わる先人の知恵 日本の農業用水」を 日根野地区にて2月26日に開催!

泉佐野市・日本遺産日根荘推進協議会は、「全国中世荘園サミット in 泉佐野」を2023年2月26日(日)13:00~16:30に開催いたします。


井川用水


泉佐野市は、荘園絵図や文献史料の舞台となった荘園故地、いくつかの荘園景観が、国史跡指定・重要文化的景観の選定をうけ、日本遺産にも認定されています。

「全国中世荘園サミット in 泉佐野」では、残された絵図や史料を知るだけでなく、鎮守の神社等や祭礼等を継承する各地の荘園を実際に歩いて得られる情報をあわせることで、かつての中世社会を復元できる魅力を探ることができます。

早稲田大学名誉教授 海老澤 衷先生による基調講演の後、4名の先生による事例報告、その後海老澤先生のコーディネーターと、4名の先生によるパネルディスカッションを行います。参加無料、定員100名の申込先着制で行います。以下にお知らせいたしますので、記事等でのご紹介、取材いただければ幸いです。また、当日のご取材もご検討いただけますよう、合わせてよろしくお願いいたします。


海老澤氏肖像写真


■開催概要

名称 : 全国中世荘園サミット in 泉佐野

     「中世から伝わる先人の知恵 日本の農業用水」

日時 : 2023年2月26日(日)13:00~16:30(12:30開場・受付予定)

場所 : 泉佐野市立日根野公民館 多目的室

     (〒598-0021 泉佐野市日根野1660-1)

内容 : 【基調講演・コーディネーター】

     (1)早稲田大学名誉教授 海老澤 衷先生

      講義テーマ:「日本的灌漑システムの特性と泉佐野市の井川用水」

     【事例紹介・パネルディスカッション】

     (2)日根野土地改良区 理事長 奥 久男様

     (3)泉佐野市教育委員会 文化財保護課 中岡 勝様

     (4)河内長野市立図書館 認証アーキビスト 鎌田 和栄様

     (5)豊後高田市教育委員会 文化財室 松本 卓也様

主催 : 日本遺産日根荘推進協議会/泉佐野市

HP  : https://izumisano-japan-heritage2023.com

定員 : 先着100名限定(参加無料/事前申込先着順)

その他: 当日は新型コロナウイルス感染防止対策を行うと共に、

     申込先着順とします。新型コロナウイルス感染症の情勢によっては、

     リモート開催となる場合がございます。



■ 申し込み期間

2023年1月25日(水)~2023年2月22日(水)



■申し込み方法

お申し込みはWEBまたはFAX(06-4797-9208)にて申込下さい。


<WEBでの申込の場合>

HP内の申込フォームにて申込下さい。

全国中世荘園サミット in 泉佐野

https://izumisano-japan-heritage2023.com/


申込二次元バーコード


<FAXでの申込の場合>

必要事項(下記(1)~(4))を明記の上、(FAX:06-4797-9208)までお送りください。


必要事項

(1)参加される代表者の方のお名前

(2)ご住所

(3)連絡のつく電話番号

(4)参加人数

(5)25日(前日)の井川用水散策の参加・不参加

※お預かりした個人情報は、サミット・井川用水散策でお客様との連絡等のみ利用させていただきます。



【旅引付と二枚の絵図が伝えるまち -中世日根荘の風景-】

・世界かんがい施設遺産~井川用水~

全国中世荘園サミットとは、日本全国の中世荘園を所有した自治体が集まり、これまでの取り組みやその成果、今後の展開などを討議し普及啓発していく活動です。今年度は、本市の日本遺産の一つである「旅引付と二枚の絵図が伝えるまち -中世日根荘の風景-」の構成文化財の「井川用水」が、世界かんがい施設遺産として登録されたことを記念し、日根野地区で開催することになりました。


豊後高田市「国東半島宇佐地域世界農業遺産」

河内長野市「寺ヶ池・寺ヶ池水路~新田開発と寺ヶ池・寺ヶ池水路~」

泉佐野市「井川用水」



◆井川用水

井川用水は、領地の上流を流れる川から取水し、最後はため池の十二谷池へと流れ込む、全長約2.9kmの水路です。

水路の成立時期には諸説ありますが、1316年に描かれた村の絵図に記載されていることから、この頃には既に部分的に水路が活用されていたことがわかり、約800年前から存在していると考えられます。

この水路の開発により、日根野地域の田地面積は飛躍的に拡大しました。取水口からため池までの高低差は約5mであり、わずかな高低差を活かしたかんがい施設の開発は当時の高度な土木技術を示しています。そして井川用水は当時の流路をほぼ変えることなく、現在も田地を潤しています。

日本国内において、現在も利用されている農業用水路で、国の史跡に指定されているのは井川用水だけであり、中世からの開墾の歴史を知ることができる貴重な遺産です。



■会場のご案内・アクセス

会場  :泉佐野市立 日根野公民館 多目的室

所在地 :〒598-0021 泉佐野市日根野1660-1

アクセス:南海泉佐野駅もしくはJR日根野駅より犬鳴山行きバスに乗車し

     中筋停留所で下車、徒歩すぐです。


※当日は、公共機関をご利用の上、お越し下さい。



【併催イベント】

<写真展>

当日は、世界かんがい施設遺産「井川用水」写真展も開催します。

写真家 尾崎 真一


<井川散策>

サミットに先駆けて、井川周辺の散策を行います。

日程   :2月25日(土)14時00分~15時30分(予定)

人数   :先着30名

集合・解散:日根神社(〒598-0021 大阪府泉佐野市日根野631)

アクセス :南海泉佐野駅もしくはJR日根野駅より犬鳴山行きバスに乗車し

      東上停留所で下車、徒歩すぐです。



【イベントに関する一般向けお問い合わせ】

いずみさの日本遺産講演会 運営事務局(株式会社アイ・オー・ワン内)

所在地:〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島2-1-2 中村屋ビル503

TEL  :06-6131-7868(受付時間 平日10時~17時)

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