農業IoT向け土壌水分センサーと温湿度センサーを製品化 5県...

農業IoT向け土壌水分センサーと温湿度センサーを製品化  5県9カ所でフィールドテストを実施中、来春発売開始  ~11月よりお試し用キットを先行販売~

株式会社Braveridge(ブレイブリッジ、本社:福岡県福岡市西区、代表取締役社長 小橋 泰成、以下 Braveridge)は、シンプルで低価格な農業IoT向けセンサー『CROPP(クロップ)』シリーズの新製品として、土壌水分を計測する『CROPP 土壌水分センサー』、ハウス内などの温度・湿度を計測する『CROPP 温湿度センサー』を製品化したことを発表します。

現在、秋田県、香川県、神奈川県、山口県、福岡県の5県9カ所でのフィールドテストを実施しており、販売開始は2023年3月を予定しています。

また、販売開始に先立ち、お試し利用ができる『農業IoT導入セット』を、2022年11月より数量限定で先行販売いたします。


発売する4製品


■農業IoT向けセンサー:CROPP(クロップ)シリーズ

Braveridgeでは、シンプルな機能で低価格を実現する農業IoT向けセンサーを「CROPP」シリーズとして製品化、既に3段階で水位を検知する水田用の水位センサーとして『水田用 水位センサー』ELTRES(TM)※版とBluetooth(R)LE版を製品化しています。

今回はこのCROPPシリーズに新たに『土壌水分センサー』『温湿度センサー』が加わります。

※ソニー独自の無線通信規格ELTRESを用いたIoTネットワークサービスで、「長距離安定通信」「低消費電力」などの特長があります。


■圃場の土壌水分を計測する『CROPP 土壌水分センサー』


■ハウス内などの温度・湿度を計測する『CROPP 温湿度センサー』


●農場の状況に合わせて選べる2種類の通信規格

『水田用 水位センサー』同様に、ELTRES(TM)版とBluetooth(R)LE版の2種類をラインアップ予定。

ELTRES版は、ELTRES通信範囲内であれば単独でどこでも使用が可能です。

Bluetooth(R)LE版は、LTEルーターの周囲200~300m程度の範囲内で複数のセンサーを使用することができます。※LTEルーターは常時12V給電が必要です。


CROPPを使った農業IoT


■主な仕様

CROPP 土壌水分センサー ELTRES(TM)

製品名称:CROPP 土壌水分センサー ELTRES(TM)

無線  :ELTRES(TM)

測定方式:電気抵抗式

防水  :IPx5相当

使用電源:CR123A × 2本

電池寿命:約1.5年間 ※3回/日の送信として

アンテナ:外部アンテナ

価格税抜:オープン価格(予定)

販売開始:2023年3月


CROPP 温湿度センサー ELTRES(TM)

製品名称:CROPP 温湿度センサー ELTRES(TM)

無線  :ELTRES(TM)

測定方式:半導体式

防水  :IPx3相当

使用電源:CR123A × 2本

電池寿命:約1.5年間 ※3回/日の送信として

アンテナ:外部アンテナ

価格税抜:オープン価格(予定)

販売開始:2023年3月


CROPP 土壌水分センサー Bluetooth(R)LE

製品名称:CROPP 土壌水分センサー Bluetooth(R)LE

無線  :Bluetooth(R)LE

測定方式:電気抵抗式

防水  :IPx5相当

使用電源:CR123A × 2本

電池寿命:約3年間 ※1回/10秒のアドバタイズ間隔として

アンテナ:内蔵アンテナ

価格税抜:オープン価格(予定)

販売開始:2023年3月


CROPP 温湿度センサー Bluetooth(R)LE

製品名称:CROPP 温湿度センサー Bluetooth(R)LE

無線  :Bluetooth(R)LE

測定方式:半導体式

防水  :IPx3相当

使用電源:CR123A × 2本

電池寿命:約3年間 ※1回/10秒のアドバタイズ間隔として

アンテナ:内蔵アンテナ

価格税抜:オープン価格(予定)

販売開始:2023年3月



■5県9カ所のさまざまな作物でフィールドテストを開始

2022年8月から、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社の協力のもと、秋田県1カ所、香川県3カ所、神奈川県1カ所、山口県3カ所、福岡県1カ所の5県9カ所の、水田、椎茸栽培、イチゴ栽培、アスパラガス栽培、トマト栽培などの農場で、ELTRES(TM)版でのフィールドテストを開始しました。この試験運用によって得られた声を参考により完成度を高め、来春2023年3月の発売を予定しています。



■明日より開催の「第9回 国際 スマート農業EXPO」に『CROPP 土壌水分センサー』『CROPP 温湿度センサー』を出品

明日より幕張メッセで開催される「第9回 国際 スマート農業EXPO」に農業IoT向けセンサー『CROPP 土壌水分センサー』『CROPP 温湿度センサー』を出品いたします。

ブースでは実機を展示します。


展示会名: 第9回 国際 スマート農業EXPO

開催日時: 2022年10月12日(水)~14日(金)10:00~18:00(最終日のみ17:00まで)

開催場所: 幕張メッセ

小間番号: 1-39

主催  : RX Japan株式会社

e招待券 : https://www.agriexpo-week.jp/tokyo/ja-jp/visit/e-ticket-ex/aw.html?em=nz13008



■『農業IoT導入セット』を数量限定100セット先行販売

農業IoTサービス事業者や農業IoT事業への参入を検討している事業者向けに、CROPPの水田水位センサーと土壌水分センサー、温湿度センサーとすぐに評価を開始できるWebアプリをセットにして『農業IoT導入セット』を先行販売いたします。

「第9回 国際 スマート農業EXPO」のBraveridgeブースでの先行受付・ご相談も可能です。


●『農業IoT導入セットELTRES(TM)』 販売価格:80,000円(税抜)

・CROPP 水田用 水位センサー ELTRES(TM)

・CROPP 土壌水分センサー ELTRES(TM)

・CROPP 温湿度センサー ELTRES(TM)

・導入セット専用Webアプリ(利用期間1年間)


●『農業IoT導入セット Bluetooth(R)LE』 販売価格:85,000円(税抜)

・CROPP 水田用 水位センサー Bluetooth(R)LE

・CROPP 土壌水分センサー Bluetooth(R)LE

・CROPP 温湿度センサー Bluetooth(R)LE

・防水LTEルーター

・導入セット専用Webアプリ(利用期間1年間)

※オプション 防水Bluetooth(R)LEカメラ(電池駆動):50,000円(税抜)


●販売開始:2022年11月



■会社概要

名称 : 株式会社Braveridge

所在地: 福岡県福岡市西区周船寺3-27-2

代表 : 代表取締役社長 小橋 泰成

設立 : 2004年7月

資本金: 100,000,000円

URL  : https://www.braveridge.com/


株式会社Braveridgeは、累計100万台以上のIoTデバイス製造・販売を行ってきた『IoTデバイス屋』。福岡に自社工場を持ち、Bluetooth(R)LEやLTE-Mなど無線通信技術を軸に、IoTデバイスの企画・開発・量産・販売を行っています。『IoTデバイス屋』の目線で考え抜いた、IoTデバイスをAPIで操作するIoTネットワークサービス、IoTセンサーデバイス開発を効率化するハードウェアユニットシステムといったクラウドとハードウェアのプラットフォームでIoTシステム開発を最速化。総合的なIoTサービスの実現環境を提供しています。

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