1956年から毎月刊行を続け、ついに月刊絵本「こどものとも」...

1956年から毎月刊行を続け、ついに月刊絵本「こどものとも」が 2022年11月号で記念すべき800号に到達!

株式会社 福音館書店(代表取締役社長:佐藤 潤一)が1956年から毎月刊行を続ける月刊絵本「こどものとも」は、2022年11月号の『きのみのぼうけん』(田島征三 作/酒井敦 撮影/成瀬慧 デザイン)で記念すべき800号に到達しました。


ぐりとぐら、だるまちゃん、ぐるんぱ……

みんな「こどものとも」から生まれました!


「こどものとも」創刊号

800号『きのみのぼうけん』


1956年創刊号(上)と800号目となる最新11月号(下)



月刊絵本「こどものとも」は戦後の1956年、子どもたちの自由な発想をはぐくむために「なんとしてもまったく新しい月刊の絵本をつくろう」と考えた、当時の編集長・松居 直が中心となり創刊しました。創刊号となった『ビップとちょうちょう』は、児童文学者で詩人の与田凖一さんが文を、絵を当時すでに日本画家として人気を博していた堀文子さんが手がけた意欲作でした。以来、気鋭の画家や異業種の作家にも積極的に制作を依頼するなどして様々な作品を世に送り続け、『おおきなかぶ』、『しょうぼうじどうしゃ じぷた』、『ぐりとぐら』、『ぐるんぱのようちえん』、『だるまちゃんとてんぐちゃん』、『はじめてのおつかい』など、実に多くのロングセラー絵本が「こどものとも」から生まれてきました。

記念すべき800号となる『きのみのぼうけん』は、『ふるやのもり』『ガオ』などで著名な田島征三さんの新作で、木の実でできた不思議な世界をどんぐりたちが楽しく冒険していく様子を描いた絵本です。平面の絵に実際の木の実を刺して立たせ、半立体的な造形を撮影して表現するなど、新しい手法に挑戦した作品になっています。

これまでの読者の皆さまのご愛顧に心から感謝致しますと共に、今後も「こどものとも」は子どもたちが心から楽しめる作品を世に送り続けてまいります。



■『きのみのぼうけん』作品概要

書名  :『きのみのぼうけん』

著者  :田島征三 作/酒井敦 撮影/成瀬慧 デザイン

定価  :440円(税込)

サイズ :19×26cm

ページ数:32ページ

内容紹介:どんぐりの子どもたちが、世の中を見に冒険に出た!のんびり、あわてんぼ、こわがり、しっかり者、のっぽと個性豊かなどんぐりたちは、助け合ってどんどん進む。不思議な森で迷いそうになったり、へんな怪獣に会ったり、巨大な鳥に食べられそうになったり…。波瀾万丈な旅だけど、なんだかのんびり楽しい冒険。田島征三木の実の絵本第3弾です。


800号『きのみのぼうけん』

『きのみのぼうけん』見開き


■月刊絵本「こどものとも」について

子どもたちの自由な発想をはぐくむために「なんとしてもまったく新しい月刊の絵本をつくろう」と考えた松居 直によって、1956年4月に創刊された“月刊の物語絵本”。「一冊の本の中に一つの物語」というコンセプトに加え、絵に気鋭の画家を積極的に採用するなど、野心的な試みに溢れていました。当初は売り上げが伸び悩むも、産経児童出版文化賞を受賞するなどして徐々に評価を獲得し、今なお続くロングセラー月刊誌となりました。また、「こどものとも」に掲載された作品で反響の大きかったものはハードカバー化されて発売され、これまで『おおきなかぶ』、『しょうぼうじどうしゃ じぷた』、『ぐりとぐら』、『ぐるんぱのようちえん』、『だるまちゃんとてんぐちゃん』、『はじめてのおつかい』など、数々の名作が本誌から生まれてきました。


「こどものとも」創刊号



<「こどものとも」から生まれた代表的なロングセラー絵本たち>


「こどものとも」主な作品


※画像はいずれも「こどものとも」初出時のもの



■田島征三さん特別インタビュー動画について(10月5日公開予定)

800号となる「こどものとも」2022年11月号『きのみのぼうけん』の刊行を記念して、著者である絵本作家・田島征三さんへのスペシャルインタビュー動画を、福音館書店公式Youtubeチャンネルで公開予定です。80歳を超えた今も、エネルギッシュな作品を生み出し続ける田島さんに、本作に込めた思いやこだわりを語っていただいています。


<福音館書店公式Youtubeチャンネル>

https://www.youtube.com/channel/UCogdnQw18OzoJmlqlHW-92Q

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