“衣服を着る私たちは世界そのもの。”新・入れ物作家 土井 直...

“衣服を着る私たちは世界そのもの。” 新・入れ物作家 土井 直也個展を9月10日より開催

「アートを通して地球を考える」をテーマに、鑑賞のためのアートだけでなく様々な社会課題におけるアートの役割を広げている株式会社アースプラス(所在地:東京都江東区/代表取締役社長:松下 康平)の運営する、EARTH+GALLERY(アースプラスギャラリー)は、2022年9月10日(土)から9月25日(日)までの期間、新・入れ物作家 土井 直也個展「新・無限のフレーム/世界の入れ物」を開催いたします。


新・無限のフレーム/世界の入れ物


■「新・無限のフレーム/世界の入れ物」

土井 直也は、新・入れ物作家と自らを位置づけ、常に物の見え方、捉え方を疑うところから制作をスタートします。桑沢デザイン研究所卒業後、企業パタンナーを経て渡英し留学先での語学に対するコンプレックスから、「モノ」の曖昧さと信憑性について研究し始めました。自身の作品やコンセプトの根幹にあるのは、「中身の無さ」。本展覧会の作品は、「フレームという空洞(無)を有するオブジェを解体したらどうなるか。」から始まります。

空間の境界線であるフレームは、解体されることで境を消失し、新たな骨組みとなる。架空の生き物の骨組みと、そこから生まれた生物。フレームの向こう側に見えているものに現実味はあるが、フェイクの世界とも言える。私たちは何を持ってその真偽を図っているのでしょうか。


メタバースの実用化、フェイク動画の流布など、リアルとフェイクの境がいよいよ見えなくなってきた今、本展覧会は、実際のギャラリー空間でありながら、虚と実の間にあり、仮想空間であるかのような感覚を呼び起こす作品です。パンデミック以降の世界において、生きることの本質と向き合うとき、土井 直也のこうした創造力こそが私たちの未来の可能性を示してくれるように思います。


衣服を着る私たちは世界そのもの。フレームを解体した、未知の骨組みを包む入れ物(生物)はフレームの入れ物でもあり、フレームを包んでいる空間全体と言え、世界の入れ物に他なりません。その衣服を着る鑑賞者は、世界そのものなのだという錯覚を覚えるかもしれません。本展覧会では着るアート作品を、数量限定・展示会場のみでの受注販売をします。


虎の展開図から生まれた服


免疫の入れ物・賢者のローブ


【開催概要】

名称 : 「新・無限のフレーム/世界の入れ物」

開催地: EARTH+GALLERY(アースプラスギャラリー)

会期 : 2022年9月10日(土)~9月25日(日)

休廊日: 月・火・水 ※9月19日(月・祝)は開廊

時間 : 12:00~19:00(最終日15:00まで)

     ※木曜日は22:00まで/GALLERY BARオープン

詳細 : https://earth-plus.com/


※併設のカフェバーでは、「新・無限のフレーム/世界の入れ物」をテーマに土井 直也の故郷である北海道のワインやフードメニューを揃えてお待ちしております。


【オープニングレセプション】

会期:2022年9月9日(金)

時間:18:00~21:00


【ワークショップ】

廃棄される裁断片の布を無限に再生できる資源「炭」に加工粉砕し、その繊維炭で土井直也が描く入れ物の図面をTシャツにプリントするシルクスクリーン体験のワークショップを開催します。


会期 :2022年9月24日(土)

時間 :12:00~15:00

ご予約:メールにて受付( info@earth-plus.com )



■新・入れ物作家 土井 直也 Naoya Doi

1984年北海道生まれ。桑沢デザイン研究所卒業後、企業パタンナーを経て渡英。留学先での語学に対するコンプレックスから、「モノ」の曖昧さと信憑性について研究。帰国後は東京を中心に制作、発表を続ける。


土井 直也


<個展>

2020年 新・赤星の入れ物/Free Information Gallery(札幌)

2020年 gallery neo×GalleryKINGYO共同プロジェクトVol.3

    「新・虎の衣を借りて着る」/GALLERY KINGYO(東京)

2017年 Transition/GALLERY GALLERY(京都)


<グループ展>

2022年 EARTH+GALLERY 10周年記念展「共存のかたち」(東京)

2022年 muni Art Award 2021 ファイナリスト展(東京)

2021年 JTC テキスタイルの未来形 in 宝塚 2021/宝塚文化芸術センター(宝塚)


<芸術祭>

2022年 つくばの街と山をつなぐ芸術祭/石倉shiten(茨城)

2018年 こだま芸術祭/旧田辺米穀店(埼玉)




■EARTH+GALLERY(アースプラスギャラリー)

EARTH+GALLERY(アースプラスギャラリー)は、東京都現代美術館よりほど近く木場公園の向かいに位置し、アートギャラリーとカフェ&バーを併設した木場唯一のアートコンプレックススペースとして2012年誕生しました。

「アートを通して地球を考える」をテーマに、鑑賞のためのアートだけでなく様々な社会課題におけるアートの役割を広げています。環境事業を母体とし、これまでゴミとして廃棄・焼却されてきた有機廃棄物を、30年の実績をもつ独自の炭化技術により、無限に再生できる資源「炭」に加工し、これまで土壌改良や水質汚染の浄化などに利用してまいりました。企業が焼却してきた有機廃棄物を炭化し、その再生炭をアーティストによる革新的手法と表現により社会的改革の触媒となるような日常品を開発するプロジェクトを開始。焼却処分してきたゴミを炭化することによりCO2排出量は最大50%削減できると言われています。脱炭素社会の実現、循環型社会の実現において、アーティストの創造力により、有機的な社会の形成に関与し変 革をもたらすと信じ活動してまいります。



■会社概要

株式会社アースプラス

本社所在地: 東京都江東区木場3丁目18−17

代表者  : 代表取締役社長 松下 康平

代表電話 : 03-5809-9949

資本金  : 1,100万円

事業内容 : 美術作品の展示・販売、イベントの企画・運営、スタジオ運営、

       地方創生事業はじめバイオマス発電を取り入れた都市デザイン、

       資源の循環利用など

URL    : https://earth-plus.com/

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