広島、京都、福岡など6か所で 「ティンガティンガアートとアフリカン雑貨展」を開催  主催者はアフリカンアートに魅了された女性社会起業家

    イベント
    2022年7月22日 17:00

    NjOOAfrica《ジョーアフリカ》(本社:三重県松阪市猟師町345-2、代表:米田 泉(旧姓・刀根)は、広島三越、ジェイアール京都伊勢丹、川西阪急、天満屋岡山本店、福岡三越、名古屋三越にて「ティンガティンガアートとアフリカン雑貨展」を開催いたします。


    創始者エドワード・サイディ・ティンガティンガの名前に由来する、東アフリカを代表するポップアート“ティンガティンガ”。創始者亡き後も、その意志を継ぐ弟子たちの原画展です。本展では、創始者の息子ダウディ・ティンガティンガ、直弟子だった一人、オマリー・アモンデ、長老の一人として活躍したモハメッド・チャリンダの遺作を多数出展いたします。


    NjOOAfrica 公式サイト: https://njooafrica-official.com/


    7月19日~7月25日 :広島三越1階

    7月27日~8月2日 :ジェイアール京都伊勢丹8階・川西阪急1階

    9月2日~9月8日  :天満屋岡山本店5階

    9月14日~9月20日 :福岡三越1階

    10月5日~10月25日:名古屋三越4階


    NjOOAfricaは、Tingatinga Arts Cooperative Societyよりオフィシャルショップとして認定されています。


    本年度の利益は、ティンガティンガアーティストが集う村に還元。コロナ禍、運営が立ち行かなくなり、閉鎖を余儀なくされている村を救います。同社は、2012年より、東アフリカの伝統絵画「ティンガティンガアート」を世界に広めようと三越伊勢丹グループのポップアップにて販売開始しました。アフリカの大地にて奮闘している、アフリカ在住の代表 米田 泉の10年目の挑戦です。


    ティンガティンガアーティストと代表米田


    ●ティンガティンガアートとは

    1960年代末に、タンザニア最大の都市、ダルエスサラーム郊外にひっそりと誕生した「ティンガティンガ」。

    鮮やかな色づかい、そして素朴ながら味わい深い表情を浮かべる動物たち、タンザニアの野生動物や自然、人々の日常生活などを大胆な構図で描く絵画です。

    その創始者が、エドワード・サイディ・ティンガティンガ。

    彼はたった4年でこのジャンルを築き上げ、40歳の若さでこの世を去りますが、100人余りの弟子たちによってその技法は受け継がれ、「ティンガティンガ」という絵画の一ジャンルとして、その名は今も成長し続けています。

    通常、アートとは、一人の人間が築き上げ、一人の人間によって成り立っていきます。しかし、創始者が選んだ道は皆で幸せになること。

    築き上げたのはアートの集団でした。

    そのアートの集団は自分たちのアートのレベルを守るため、協同組合を作り、基準を決め、大多数いるアーティストを認定制度にし、長く歴史を守ってきました。



    ●閉鎖の危機

    一流ブランドエルメスのスカーフのデザインや、スターバックスやタリーズのパッケージデザインに起用されたり、ヨーロッパではアニメ化もされた過去をもちます。

    しかしながら、お土産物として、外国産業に支えられてきたアーティストたちは、コロナ禍で一気に仕事を失うこととなりました。

    コロナ禍で外国人観光客や、バイヤー・プロモーターが訪れなくなったタンザニア。

    アーティストの半分は、農業や自給自足の道を選ぶことを余儀なくされています。絵も売れないし、画材も買えないからです。

    今、アーティストが集う工房は必要な経費や税金が払えず、来月にも国からの閉鎖を通告されることとなりました。



    ●NjOOAfrica《ジョーアフリカ》とは

    本展を主催するNjOOAfrica《ジョーアフリカ》の“ジョー”とは、スワヒリ語で「こっちにおいで」の意味。沢山の人が集い、笑顔になれるアートを作り出せるようにという想いが込められています。

    2011年、代表の米田がタンザニアを訪れた際に出会ったティンガティンガアートは、「とっても素敵だけど、なんだか雑で民芸品レベル」でした。

    英語もできなかった、美術とも無縁だった、だけどティンガティンガアートとの出会いは運命だと語る米田、このアートをディズニーレベルに知ってもらうため、そしてアーティストの経済的、精神的自立を目指すため、現地に根づき活動を始めました。



    ●NjOOAfricaが描く世界

    初めてティンガティンガアートに出会った時、この愛らしさや、かっこよさ、おしゃれな一面、明るく元気な色使いに魅了されました。

    大人数のアーティストが彩る世界は、それぞれの個性で溢れています。このアートを終わらせたくない。画家達の夢もまだまだ色褪せていません。本展ではお客様の要望の多かった、遺作達を一挙に集め販売、原画の利益は、ティンガティンガ村に還元。長らく使用してきた油性の塗料とオイルはアーティストにとって健康被害をもたらしているため、水性塗料への移行もはじめアーティストの健康を守れるよう活動していきます。

    そして、原画だけではなく、商品デザインができるようにデザイナーとして育成しています。来年度にはNFTやブロックチェーンなどを通じて新しい道へと進化するために準備を進めています。



    ●作品の紹介

    〈ティンガティンガアート〉


    (故)オマリー・アモンデ


    Omary A. Amonde オマリー・アモンデ

    ジミー大西に絵を教えたことで日本では広く知られるようになったアーティスト。創始者にかわり長らくティンガティンガ村を率いたひとり。


    オマリー・アモンデの遺作


    ※他、若手の作品も多数出展いたします。



    ●雑貨の紹介

    〈ポーチ〉


    ポーチ


    サイズ:縦12cm/横17cm/マチ6cm

    価格 :2,530円(税込)

    素材 :アフリカ布 綿100%


    足漕ぎミシンの練習風景


    ハサミを持つことも、長さを測ることもできなかったタンザニア女性達との雑貨作り。色鮮やかなアフリカ布を使ったエコBAG、クッションカバー、BAG、コースターやお洋服などを展開しています。


    電気が不安定どころか、未電化地域に住む女性達は足踏みミシンでコトコトと布を縫ったり、水草を一本一本、丁寧に編んでいます。


    何ヶ月たってもオーダー商品が出来上がらない、頼んだものと違うモノができあがる、いつも誰かが病気になりお金を要求される、お金を持ち逃げされることは日常茶飯事、次々と巻き起こる難題に立ち向かい、NjOOAfricaは現地の人たちと共に日々、成長しています。


    SDGsなどという言葉が生まれる前から、持続可能な開発目標を立て、現地の人達の雇用の安定や自立を目標に活動しています。

    10年かけて積み上げてきたことがあっさり覆されることも多いこの大地で、継続の難しさと戦いながら、日々成長しています。


    「ひとつひとつの絵には、ストーリーがあります。私と、アーティストの間には物語があります。

    何気ない毎日や、悔しくて泣くことも、経営が立ち行かなくなることも、裏切り、死、語り尽くせぬアフリカのでの葛藤はありますが、ティンガティンガアートを広めることで日本の方々を笑顔にしたい。」


    店頭はとても、とてもカラフルで幸せ全開で、明るく皆様をお出迎えいたします。


    展示会の様子(1)


    展示会の様子(2)


    展示会の様子(3)


    展示会の様子(4)


    展示会の様子(5)


    展示会の様子(6)


    代表 米田 泉の10年間を綴ったnote

    https://note.com/njooafrica_jp/n/nb70839d1194a


    ハンドメイドチームと代表米田


    ●会社概要

    名称   : NjOOAfrica

    代表者  : 代表 米田 泉

    本社所在地: 三重県松阪市猟師町345-2

    設立   : 2012年7月15日

    事業内容 : アフリカン雑貨の製造と絵画の輸入販売

    URL    : https://njooafrica-official.com/

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