伊勢丹浦和店で「ティンガティンガアートとアフリカン雑貨展」開催  米田 泉が『アフリカンアートに捧げた人生~SDGs~』

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    2022年5月10日 10:00

    NjOOAfrica《ジョーアフリカ》(本社:三重県松阪市猟師町345-2、代表:米田 泉(旧姓・刀根)は、2022年5月11日~17日伊勢丹浦和店2階ザッカマルシェにて「アフリカン雑貨展」、2022年5月18日~31日6階リビングフロアにて「ティンガティンガアートとアフリカン雑貨展」を開催いたします。

    本年度の利益は、ティンガティンガアーティストが集う村に還元。コロナ禍、運営が立ち行かなくなり、閉鎖を余儀なくされている村を救います。同社は、2012年より、東アフリカの伝統絵画「ティンガティンガアート」を世界に広めようと三越伊勢丹グループのポップアップにて販売開始、同時にアフリカの大地にて奮闘しています。アフリカ在住の代表米田 泉が10年目の挑戦です。


    ティンガティンガアーティストと代表 米田 泉 1


    2022年5月11日~31日の期間、伊勢丹浦和店にて、「ティンガティンガアートとアフリカン雑貨展」を開催いたします。

    英語もスワヒリ語もできなかった代表が飛び込んだのは「アフリカ」の地。10年前、ティンガティンガアートに魅了された彼女が直面したのは、現地の現実。詐欺、裏切り、病気、死んでいく者たち。それでもなお、日本でティンガティンガアートの魅力を伝え続けた。アフリカの人たちと笑顔になれる未来のために。その集大成が伊勢丹に登場します。

    https://njooafrica-official.com/



    ●NjOOAfricaジョーアフリカとは

    本展を主催するNjOOAfrica《ジョーアフリカ》の“ジョー”とは、スワヒリ語で「こっちにおいで」の意味です。

    沢山の人が集い、笑顔になれるアートを作り出せるようにという想いが込められています。

    2011年、代表の米田が、タンザニアを訪れた際、出会ったティンガティンガアートは、「とっても素敵だけど、なんだか雑で民芸品レベル」でした。このアートをディズニーレベルに知ってもらうため、そしてアーティストの経済的、精神的自立を目指すため、現地に根づき活動を始めました。



    ●ティンガティンガアートとは

    1960年代末に、タンザニア最大の都市、ダルエスサラーム郊外にひっそりと誕生した「ティンガティンガ」。

    鮮やかな色づかい、そして素朴ながら味わい深い表情を浮かべる動物たち、タンザニアの野生動物や自然、人々の日常生活などを大胆な構図で描く絵画。

    その創始者が、エドワード・サイディ・ティンガティンガ。

    彼はたった4年でこのジャンルを築き上げ、40歳の若さでこの世を去るが、100人余りの弟子たちによってその技法は受け継がれ、「ティンガティンガ」という絵画の一ジャンルとして、その名は今も成長し続けています。



    ●ティンガティンガアートの歴史

    <天折の天才が生んだ、新たなるアート>

    当時、田舎から一念発起し、最大都市にやってきたティンガティンガは生計を立てるのに苦労していました。転機が訪れたのは1968年のこと。彼は家族を養うため、あらゆる苦労を惜しまなかった。そんな中、街の観光客向けの土産物店にタンザニアのアーティストの絵画がないことに気づきました。並んでいるのは、隣国コンゴからの輸入品ばかり。専門知識はないが、タンザニア人の自分がタンザニアに誇るアートを描いてもいいのでは?誰もやらないなら私がやろう。自由に画材が手に入らないがゆえに、買い揃えたのが、建築資材のペンキと灯油、キャンバスの代わりは合板でした。そして、36歳にして、絵画の道へ足を踏み入れたティンガティンガ。

    感性の赴くままに描いた絵は、たちまち近隣に住んでいた北欧人の間で評判を呼ぶこととなりました。少しずつお土産物屋にも置かれるようになり、ティンガティンガ一家の生活は安定していったが、ここで彼は、成功を独占するのではなく、親類や仲のいい友人たちにも分け与えるという選択をします。ティンガティンガ一派は、少しずつ、しかし、確実に成功を納めていきました。

    そんな中、終幕はあっけなく訪れました。

    友人の車に同乗していたティンガティンガは、警察からの検問時に誤射を受け、命を落し、風のようにこの世を去りました。

    アーティストとして活躍したのは、わずか4年。

    しかし、4年の間に「自由に思いのままに描きなさい」という彼の意志が上手く機能し、その後も、沢山の人々がアートで生計を立てられ、今では、画風は様々に「ティンガティンガ」というジャンルを確立しました。


    <タンザニアにおけるアートの位置付け>

    タンザニアでアートを楽しもうという一般人はごくごくごく僅か。土でできた家、もちろん電気が通ってない、子供達はいつもお腹を空かせています。アートを楽しむ余裕なんてもちろんない状況です。


    <アートとの出会い>

    ティンガティンガアーティストは元々、道で飲み物を売っていた人たちが多い。灼熱の大地で道ゆく車にあてもなく声をかけ続けます。車に轢かれ命を落とす人は数知れません。しかし、そんな生活がいっぺん、絵を描く楽しさ、それを見て喜んでくれる外国人の存在。自分の存在意義を見出していった人たちがいます。


    <コロナ時代到来>

    しかしながら、お土産物として、外国産業に支えられてきたアーティストたちは、コロナ時代に一気に仕事を失うこととなりました。


    <特殊なアート集団>

    通常、アートとは、一人の人間が築き上げ、一人の人間によって成り立っていきます。しかし、創始者が選んだ道は皆で幸せになること。築き上げたのはアートの集団でした。


    <ティンガティンガ村>

    アートの集団は自分たちのアートのレベルを守るため、協同組合を作った。

    基準を決め、大多数いるアーティストを認定制度にした。そうして長く歴史を守ってきました。

    <閉鎖の危機>

    コロナ禍で外国人観光客や、バイヤー・プロモーターが訪れなくなったタンザニア。

    アーティストの半分は、絵を描けなくなりました。

    絵も売れないし、画材も買えないからです。



    ●NjOOAfricaが描く世界

    今、アーティストが集う工房は必要な経費や税金が払えず、来月にも国からの閉鎖を通告されている現状。

    初めてティンガティンガアートに出会った時、この愛らしさや、かっこよさ、おしゃれな一面、明るく元気なアートに魅了されました。

    大人数のアーティストが彩る世界は、それぞれの個性で溢れています。

    このアートが終わりを告げないように、復活させたい。

    動画にもしたいし、絵本も作りたい。夢は溢れています。画家達の夢もまだまだ色褪せていません。


    タンザニアにあるティンガティンガ村を、彼らの世界を伊勢丹で再現し、原画の利益は、ティンガティンガ村に還元。そして、世界のティンガティンガアートになるために更なるステージに一緒に挑みます。


    NjOOAfricaの作り出す世界


    お金がなくて詐欺をするもの、病気になっても病院に行けず死んでいった者、次々と巻き起こる難題に立ち向かい、NjOOAfricaは現地の人たちと共に日々、成長しています。



    代表 米田 泉の10年間を綴ったnote

    https://note.com/njooafrica_jp/n/nb70839d1194a


    ティンガティンガアーティストと代表 米田 泉 2


    ・学校に行けなかった子どもたちが、笑顔で学校に行ける世界。

    ・ティンガティンガアートが世界中の人たちが認知する世界を目指しています。

    本展では、彼らがそれぞれ独自に展開する原画の世界を再現します。



    ■会社概要

    名称   : NjOOAfrica

    代表者  : 代表 米田 泉

    本社所在地: 三重県松阪市猟師町345-2

    設立   : 2012年7月15日

    事業内容 : アフリカン雑貨の製造と絵画の輸入販売

    URL    : https://njooafrica-official.com/

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