金・コネ・知名度がない地域でも、「ベンチひとつ」から“まちづ...

金・コネ・知名度がない地域でも、「ベンチひとつ」から“まちづくり”ができる! 小さくはじめて大きく育てる、成功率96%の現代的まちづくり戦略を伝授します

株式会社かんき出版(本社:千代田区 代表取締役社長:齊藤龍男)は、『まちづくり戦略3.0 カネなし、人脈なし、知名度なしでも成功する「弱者の戦い方」』(小林 大輔/著)https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761275808を2021年11月17日より全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売いたします。

◆小さくはじめるまちづくりの手法はビジネスにも通じる

「まちづくり」というと、行政が都市計画を主導し、大金をかけて立派なハコモノを建てることからスタートするものと考えがち。
そんな固定概念を覆し、「お金」「コネや人材」「知名度」がない地域でも成功できるまちづくりをお伝えするのが本書です。

有名観光地でもない弱者的な地域を活性化するのに、東京や大阪、福岡のような大都市圏、あるいは京都や沖縄のような人気観光地と同じような戦い方をしようとすれば、すぐに力尽きてしまいます。
ベンチャー企業にはベンチャー企業の戦い方があるように、弱者(的な地域)には弱者の戦い方があるのです。

今はむしろ、弱者に有利な時代。その理由は、多くの人が同じものを大量生産・大量消費する社会から、多種多様に個別化されたニーズにも対応する社会へと移行したためです。
また、SNSやクラウドファンディングなどを活用して、誰でも簡単に宣伝や支援者を増やすことができます。

実際に、地域そのものをリノベする「まち上場」を実現させ、その成功率96%という驚異的な実績を残しているコンサルタントである著者が、まちづくりに際してやるべきこと全てを順を追って解説し、1冊にまとめたのが本書です。

実は、「小さくはじめて大きく育てる」このやり方、まちづくりに限らず使える手法です。
実際に現在は成功している多くの企業や経営者も、カネも人脈も知名度もないところからスタートしています。アップルしかり、ZOZOTOWNしかり、他にも数えきれないくらい存在します。
著者はまちづくり以外の業界でも、コンサルタントとして実績を積んできました。
業界不問。中小企業や個人事業主こそヒントになることばかり。
全ビジネスマン、必読の書です。

◆豊富な実例を交えてまちづくりのノウハウを伝授

著者が推奨する、「スモールスタート&スローディベロップメント」を原則とする「半径200メートルのまちづくり」は、大きな組織ではなく、小さな団体、あるいは個人からでもはじめられます。

「モノ消費からコト消費へ」といわれて久しい昨今。各地域に存在する強みを活かし、適切にアクティビティができるものを配置するだけで、まちづくりの成功確度を高めていくことができます。そのきっかけは「ベンチを置くこと」でもいいのです。
「景色がきれいな海辺に置かれたベンチ」というだけでも、人の心は動きます。「そこに行こう!」と思ってもらえれば行動が生まれ、行った先で得られた体験から、食事や宿泊といった次のアクティビティへの広がりが検討できます。

屋台やキッチンカーをはじめとする飲食店を設置するのはもちろん、バーベキューやキャンプができる設備、ハンモックやテント、さらには写真サービスや宿泊施設まで、アクティビティを実現するものとしては、さまざまな広がりが生まれます。
それらのアクティビティを単独ではなく、有機的につなげていくことによって、地域としての価値がより高くなっていきます。もちろんそこには、人の希望が反映されており、経済活動に結びつくようなポテンシャルがあるわけです。

「葉っぱビジネス」で成功した徳島県上勝や、アニメでまちおこしをした静岡県沼津市、「多摩ニュータウン」と「ユーカリが丘」の決定的な違いなど、具体例も豊富に交えて、まちづくりのノウハウを伝授します。

【目次】

【第1章】 弱者の正しい戦い方を、9割以上の人が知らない ――今までのまちづくりが失敗した理由は、ほとんど突き止められている

・従来のまちづくりが失敗した理由はとてもシンプルなもの
・「都市計画を立ててからはじめる」から、しくじることが多い
・強みが一つでも見つかれば、ゆっくりでも成功する
・小室哲哉の戦略は、都市計画寄りの戦い方である

【第2章】 小さなことから、大きなことへ…。これが弱者の正しい戦い方! ――強者の真似をしようとするから成功しない。無理せず自己流の戦い方で挑もう

・弱者は独自路線の局地戦で挑め
・まちづくりは、ベンチを一つ置くだけでもはじめられる
・代官山のまちづくりが成功したのは、単に都心にあったからではない
・絶対王者の京都に真っ向勝負を挑んではならない
・「原価思考」はもう古い! シン時代の発想「価値思考」とは?

【第3章】 真の成功とは「上場」である ――まちづくりの場合は「まち上場」。その定義とは?

・まちづくりも株やモノと一緒。価値(単価)×取引数で決まる
・目指すべきは「まち上場」(時価総額を上げることで上場を狙う)
・「観光以上、移住未満」という新しい市場に参入する
・土地の公示価格が10年で3.5倍以上になったニセコの成功要因とは?
・まずは「年間1万人」の集客を目指す。実はそんなに難しくない
・蔵王に学ぶ。持て余した夜の時間までとことん活用!
・近い将来にIPOを果たしそうな場所を狙え

【第4章】 <ステップ1>ソリューションの検討 ――プチ起業という発想をすれば、スタートを切りやすくなる

・ターゲットへ向けた提案「ソリューション」を、かなり具体的に決める
・犬と暮らすというライフスタイルで成功した「ドギーズアイランド」
・真っ先に考えるべきアクティビティの「センターピン」とは?
・コロナ禍でも可能性はまだまだ高い「民泊」の攻略法

【第5章】 <ステップ2>人を巻き込む ――SNSでファンを増やし、ファンをリピーターと仲間に変えていく

・少数のコアメンバーと、多数のサポートメンバーが望ましい
・街を実際につくるのは、行政ではなくまちの工務店
・マルシェは、お客と運営者を同時に集めやすいアクティビティ
・不満を見つけて発信すると、仲間が増やしやすい
・「ゆるキャラ」ではなぜうまくいかなくなったのか?

【第6章】 <ステップ3>場を作り、運営をする ――「集客数×非離脱率×客単価」の最大化で収益を出し、再投資を繰り返して成長させる

・「利益創出→再投資」が繰り返せる場を設計する
・「集客数×非離脱率×客単価」の最大化を目指す
・運営側と利用側の双方にメリットがある「屋台村」
・ホテル内ですべてをあえて完結させない「アルベルゴ・ディフーゾ」の戦略
・「多摩ニュータウン」と「ユーカリが丘」が決定的に違うところ
・チラシや新聞広告。昔ながらのアナログ媒体も使える!

【第7章】 <ステップ4>ルールをつくる ――短期目標と中長期目標を設定し、それを実現する制度で回していく

・「収益」よりも「集客」をルールにより導いた浜松建設の手法
・「短期の集客」と「中長期の集客」をわけて考えるのがコツ
・田舎は儲かる

【著者プロフィール】

小林 大輔 (こばやしだいすけ)
・株式会社SUMUS(スムーズ)代表取締役社長。新潟県高田市(現上越市)生まれ、その後は千葉県東金市で育つ。祖父は材木業、父は工務店を経営。法政大学経営学部経営学科卒。経営コンサルティング会社を経て独立。
・2015年、株式会社SUMUSを創業。住宅メーカー、リノベーション会社を中心に経営コンサルティングを行い、500社以上のクライアントをサポート。
・地域そのものをリノベする「まち上場」を実現させるコンサルティング案件が多く、サービス継続率は96%と高い実績を誇る。しかも扱う地域は、大都市圏どころか県庁所在地でもなく、カネ、人、知名度が決して潤沢とは言えない地域ばかり。
・現在は2社の代表と複数の会社の社外取締役を務め、地域の担い手たちとともに、暮らす人、働く人、訪れる人に愛されるまちづくりを全国の田舎でも積極的に行っている。大のテニス好きで「テニスのまち」をつくることをひとつの夢としている。

【書誌情報】

書名:『まちづくり戦略3.0 カネなし、人脈なし、知名度なしでも成功する「弱者の戦い方」』
定価:1,650円(税込)
判型:46判
体裁:並製
頁数:200頁
ISBN:978-4-7612-7580-8
発行日:2021年11月17日
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761275808

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