日本電子株式会社とSCiLSが SCiLS Lab MVSソフトウェアの販売契約を締結

日本電子株式会社(代表取締役社長兼COO:大井 泉、証券コード:6951)と、Bruker Daltonicsの一部門であるSCiLSは、SCiLS Lab MVSソフトウェアの非独占的な世界的販売契約を締結しましたのでお知らせします。


MALDI-TOFMS イメージングシステム

製品URL: https://www.jeol.co.jp/products/detail/MS-Imaging.html


SCiLS Labは、質量分析イメージングデータから新しい洞察を得たい研究者に最適なソフトウェアです。このソフトウェアは学術研究と実用の両方で使用されており、質量分析イメージングデータの解析と視覚化に新たな基準を設定し、日常業務を簡素化し、研究を前進させます。SCiLS Lab MVS(Multi-Vender Support)は、オープンなimzMLデータ形式に基づく質量分析イメージングデータの解析に使用できます。SCiLS Lab MVSは、SCiLS Labのすべての機能を提供し、実質的に無制限のサイズの二次元、および三次元質量分析イメージングデータの統計解析と視覚化を可能にします。


SCiLSの共同創設者で、Bruker DaltonicsのディレクターであるDennis Trede氏は、「日本電子と協力して、質量分析イメージングの技術を共同で普及させ、日本電子のMALDIイメージングソリューションのさらなる開発をサポートできることを非常に嬉しく思います。SCiLS Lab MVSは、ベンダーに依存しないデータ解析用のソフトウェアパッケージであり、すべてのベンダーの質量分析イメージングデータに対して可能な限り幅広い互換性を提供します。このソフトウェアを使用すると、データの出所に関係なく、データを簡単に『知識』に変換できます。」とコメントしています。


当社、MS事業ユニット長の上田 祥久は「当社の販売チャネルを通じてSCiLSラボMVSソフトウェアを提供できることを嬉しく思います。SCiLS Lab MVSの高度な統計解析機能によって、SpiralTOF(TM)-plusの高い質量分解能をイメージングMS研究に最大限に活用できるため、SCiLS Lab MVSはSpiralTOF(TM)-plusユーザーに大きなメリットをもたらします。」とコメントしています。



■SCiLSについて

SCiLSは、質量分析イメージングのための数学的および計算科学的ソフトウェアソリューションを開発・普及するために、ブレーメン大学からのスピンオフとして2010年に設立されました。2017年以来、SCiLSはBruker Corporationの一部です。

URL: https://www.scils.de


■会社概要

社名  : 日本電子株式会社(JEOL Ltd.)

所在地 : 〒196-8558 東京都昭島市武蔵野3-1-2

代表者 : 代表取締役社長兼COO 大井 泉

設立  : 1949年5月30日

資本金 : 100億3,774万円

事業内容: 理科学計測機器(電子光学機器・分析機器、計測検査機器)、

      半導体関連機器、産業機器、医用機器の製造・販売・開発研究、

      およびそれに附帯する製品・部品の加工委託、保守・サービス、

      周辺機器の仕入・販売

URL   : https://www.jeol.co.jp/



■本件に関するお客さまからのお問い合わせ先

日本電子株式会社 SI営業本部

お問い合わせフォーム: https://www.jeol.co.jp/support/support_system/contact_products.html

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