新型ショットキー電界放出形走査電子顕微鏡 JSM-IT810を販売開始  ~自動化技術の活用で装置調整、観察、分析まで業務効率向上~

    商品
    2024年7月28日 11:00
    FacebookTwitterLine

    日本電子株式会社(代表取締役社長兼CEO:大井 泉、証券コード:6951)は、新型ショットキー電界放出形走査電子顕微鏡 JSM-IT810を2024年7月28日に販売開始します。


    ショットキー電界放出形走査電子顕微鏡 JSM-IT810


    電界放出形走査電子顕微鏡(FESEM)は、研究機関、大学、産業界などの科学技術分野で幅広く活用されています。観察から分析まで簡単、正確、短時間で効率よく使用できる装置の需要が高まっています。

    JSM-IT810は、次世代型電子光学制御システム“Neo Engine”と、ZeromagやEDSインテグレーションなどの高い操作性を実現する“SEM Center”が搭載されるJSM-IT800に、自動観察・分析機能“Neo Action”や自動校正機能を追加し、効率性や生産性の向上だけでなく、労働力不足の解消に貢献します。



    ■主な特長

    1. 自動観察分析機能“Neo Action”

    SEM像の取得条件と視野の選択を行うだけで、あとは自動でSEM観察とEDS(エネルギー分散X線分光法)分析を行う機能です。分析業務を含めたルーティンワークの効率化に貢献します。


    2. 自動校正機能“SEM自動調整パッケージ”

    アライメント調整、倍率調整、EDSエネルギー校正の任意の項目の自動実行が可能となります。


    3. “Live機能”

    Live 3D、Live Analysis、Live Map機能を有します。

    SEM観察しながらその場で3D像を構築し、凹凸・深さ情報が得られます。また常に特性X線スペクトルや元素マップを表示することができます。


    4. EDSインテグレーション

    SEMによる観察とEDSによる分析を統合しており観察画面上から点、エリア、MAPなどの分析を行えます。Windowless EDSのGather-Xを搭載することによりLiから検出ができ、高感度、高空間分解能で分析が可能です。



    ■本体標準価格

    80,300,000円~(税込)



    ■販売予定台数

    220台/年間



    ■関連リンク

    製品情報:ショットキー電界放出形走査電子顕微鏡 JSM-IT810

    https://www.jeol.co.jp/products/scientific/sem/JSM-IT810.html



    ■会社概要

    社名  : 日本電子株式会社(JEOL Ltd.)

    所在地 : 〒196-8558 東京都昭島市武蔵野3-1-2

    代表者 : 代表取締役社長兼CEO 大井 泉

    設立  : 1949年5月30日

    資本金 : 213億9,418万円(2024年3月末時点)

    事業内容: 理科学計測機器(電子光学機器・分析機器、計測検査機器)、

          半導体関連機器、産業機器、医用機器の製造・販売・開発研究、

          およびそれに附帯する製品・部品の加工委託、保守・サービス、

          周辺機器の仕入・販売

    URL   : https://www.jeol.co.jp/



    ■本件に関するお客さまからのお問い合わせ先

    日本電子株式会社 科学・計測機器営業本部

    お問い合わせフォーム: https://www.jeol.co.jp/contacts/products.html