民間企業として世界初の 月面ローバー『YAOKI』がMASC東京事務局を訪問し走行! 3月20日のMASCフォーラムにDymon社長の中島が登壇決定

株式会社ダイモン(以下、Dymon)の社長 中島 紳一郎が開発した月面ローバー『YAOKI』は、NASAの月輸送プログラムに認められ、民間企業としては世界初となる月面ローバーの月面着地を本年末に実現します。その月面ローバー『YAOKI』が倉敷市で3月20日に開催される航空宇宙ビジネスフォーラムにDymonの中島社長と共に登場します。


月面探査車 YAOKI

MASC東京事務局にて

写真:左からDymon取締役の三宅 創太、MASC東京事務局の鈴木 恵里さん(手に持っているのが『YAOKI』実機)、Dymon社長の中島 紳一郎



1) 『YAOKI』とは?

2) 発表!!MASC×YAOKI(Dymon)タイアップ!MASCフォーラム登壇決定

3) MASC副理事長とDymonとの出会い

4) MASC東京事務局から「MASC」の紹介

5) 『YAOKI』と東京事務局記念撮影の様子



●『YAOKI』とは?


超軽量の月面ローバー YAOKI

Dymon社長の中島は、4WD(四輪)駆動機構(Audi Quattroに代表される4WD駆動機構)を開発した発明家であり、『YAOKI』は中島のイノベーターとしての技術の粋を集めて開発された総重量600g以下という超軽量の月面ローバーです。


『YAOKI』の名前は「七転び八起き」から命名したもので、未知の月面はもちろんのこと、地上でも道なき道を走破できる高い機動性が超軽量と共に最大の特徴です。

月面ローバーとは月面探査車のこと。月の表面である月面(地球では地表なので、月では「月表」でしょうが、これだとカレンダーと誤解されるので「月面」)の様子を『YAOKI』で観測することを目的としています。

『YAOKI』初号機は、月面に着地し、正常に動作すること、即ち月面を2輪で動き回り月面の高画質画像を地球に送信することが最大のミッションです。


2022年以降にも『YAOKI』を複数台、月に送り込むことが予定されていますので、徐々に探査機能も充実させていきます。


『YAOKI』の出生地は東京都大田区の町工場街にあるDymonの小さな工房!

ここで民間企業として世界で初めて月面を走ることになる『YAOKI』が誕生!


『YAOKI』の出生地


『YAOKI』にとって一番厳しい(笑)走行テスト試験!

100Gの衝撃にも耐える『YAOKI』は、子どもたちの容赦ない想定外の扱いにも耐え抜きました!


子どもたちの走行テスト試験

月面探査車 YAOKI「誕生編」/Lunar rover YAOKI“The Birth”

https://www.youtube.com/watch?v=L-DvKwmmulo


動画 サムネイル


●発表!!MASC×YAOKI(Dymon)タイアップ!MASCフォーラム登壇決定!


鋤本氏、中島、山口

写真:左からMASC東京事務局長の鋤本 浩一氏、Dymon社長の中島 紳一郎、Dymon技術戦略フェローの山口 慶剛


Dymon社長の中島がMASC主催の「第3回航空宇宙ビジネスフォーラムin倉敷」(3月20日開催予定)に登壇することになり、MASCの東京事務所を表敬訪問いたしました。


【3/20「航空宇宙ビジネスフォーラムin倉敷」詳細はこちら】

https://aerospace-kurashiki.net/plans/20210320/



●MASC副理事長とDymonとの出会い


鋤本氏と中島

MASC副理事長である岡山県の三和興業株式会社の山田 哲也社長がMASC立上げ準備段階以前から、東京事務局長の鋤本氏とDymon技術戦略フェローの山口が関わっていたことがきっかけとなり、今回の出会いとなりました。

鋤本氏と中島(2)

出会った瞬間からMASCの目指すものとDymonが目指してきたものが見事に重なり、両者意気投合したことは自然な流れでした。


MASCは単に宇宙を目指すというお題目的なことではなく、地域活性化をも視野に入れた活動を大都市ではなく、岡山県倉敷市を中心に進められており、大企業ではない、たった一人の小さな工房で『YAOKI』を開発してきたDymon社長の中島の目指すところにも共感して頂けたものと思います。

鋤本氏と中島(3)

このご縁を得て、Dymon社長の中島がMASC主催の航空宇宙ビジネスフォーラムin倉敷(3月20日開催予定)に登壇することになりました。

当初はコロナのこともあり、WEB参加としていましたが、十分なコロナ対策をした上で、『YAOKI』実機をフォーラムに持参することとなりました。

これが『YAOKI』です!


●MASC東京事務局から「MASC」の紹介


岡山県倉敷市水島地域への航空宇宙産業クラスターの実現に向けた研究会

MASCの正式名称は「岡山県倉敷市水島地域への航空宇宙産業クラスターの実現に向けた研究会」という長いものです。これは、宇宙航空分野を大都市、大企業だけのものというこれまでの常識にとらわれず、地方から発信することで地域活性化と共に、宇宙を身近に感じてもらえることを目指して名付けられました。


また、地域の将来に向けての発展は教育が重要であるとの考えから、MASCのプラットフォームを通して、子どもたちにモノづくりの現場を含め、本物に触れる機会を作っていく活動も展開しております。


今年の大きなイベントとしては、3月20日に倉敷市にて「第3回航空宇宙ビジネスフォーラムin倉敷」を開催予定です。



●「第3回航空宇宙ビジネスフォーラムin倉敷」

「教育セッション」「宙とビジネスセッション」「アート特別セッション」など、全6部構成

午前    : 開会式、第1~3部

午後    : 第4~6部、閉会式

主催    : 岡山県倉敷市水島地域への航空宇宙産業クラスターの実現に向けた研究会(MASC)

URL    : https://aerospace-kurashiki.net/plans/20210320/


航空宇宙ビジネスフォーラムin倉敷


●『YAOKI』とMASC東京事務局記念撮影の様子


『YAOKI』に夢中のMASC東京事務局スタッフ

『YAOKI』に夢中のMASC東京事務局スタッフ(2)


写真で手に持っている月面ローバー『YAOKI』が倉敷市で開催される航空宇宙ビジネスフォーラムにDymonの中島社長と共に登場します!

ビジネス関係者以外の方、そしてお子さまも実際に『YAOKI』に触れて動かしてもらえる機会も今後作ります。「航空宇宙ビジネスフォーラムin倉敷」へのご参加をお待ちしております!



photo提供元: 鈴木 恵里(MASC東京事務局)

text    : 山口 慶剛(株式会社ダイモン 技術戦略フェロー)

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特別協賛  : サンワサプライ株式会社

取材場所  : サンワサプライ浜松町展示場

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