全国の20代~40代のリモートワーカー男女400名に聞いた『...

全国の20代~40代のリモートワーカー男女400名に聞いた 『リモートワークの業務環境に関する調査』

緊急事態宣言から半年以上経過も約3人に1人が仕事をサボってしまう!? 「評価」「業務報告」「上司とのコミュニケーション」が“改善されていない”と6割 20代の57.5%が「自分の稼働状況を上司に認識してもらいたい」と回答

PC内の「働き方」を見える化することで、社員一人ひとりの意識と行動改革を促し、組織の問題点や課題点を浮き彫りにさせ、強い組織へと変革をもたらすタスクマイニングサービス「Qasee(カシー)」を展開するQasee株式会社(代表取締役:村田 敦、本社:東京都港区)は、2021年1月7日に2度目となる緊急事態宣言が一部地域に発令されたことを受け、2021年1月15日(金)~21日(木)の7日間、2021年1月の緊急事態宣言発令前はオフィスで勤務し、2020年4月の全国緊急事態宣言時と2021年1月の緊急事態発令後に週2回以上リモートワークを実施した全国の20代~40代の有職者男女400名を対象に「リモートワークの業務環境」をテーマにしたインターネット調査を実施いたしました。

その結果、リモートワーク時の自己管理(セルフマネジメント)への意識レベルや、リモートワークで今後発生しそうな課題などが明らかになりました。


Qasee サービスURL: https://qasee.jp/



■リモートワークの業務環境に関する調査 サマリー

・昨年4月の緊急事態宣言から半年以上経過しても、リモートワークでは「私生活と仕事のメリハリがつかない」、「仕事に集中できない」という声が約4割も。

・リモートワークで今後発生すると思う課題は「コミュニケーション」45.0%、「セキュリティ」32.8%、「自己管理」30.3%が上位。

・2020年4月の緊急事態宣言発令中のリモートワークと比較して改善されていないと思うのは、「評価の方法」「業務報告(日報など)の方法」「上司とのコミュニケーション」が6割超え。



Q1. あなたはリモートワークをしている期間、オフィスで働いていたときと比べて自己管理(セルフマネジメント)が重要だと感じましたか。(単数回答)<n=400>

【性年代別グラフ】

Q1

リモートワークをしている期間、オフィスで働いていたときと比べて自己管理(セルフマネジメント)が重要だと感じたかをお聞きしたところ、全体では76.0%が「感じた」と回答しました。性年代別でみると、他の性年代より「感じた」という回答が多かったのは20代男性で83.7%でした。オフィスワークのときは近くにいた上司に業務の内容や進め方などを確認してもらいやすい環境でしたが、リモートワークとなり上司が近くにいない環境になったことによって、自分で業務の締め切りを決めたり、中間目標を立てたりするなど、自律心を強く持つことが重要だと感じたのかもしれません。



Q2. あなたはリモートワークをしている期間、オフィスで働いていたときと比べて自己管理(セルフマネジメント)ができていたと思いますか。(単数回答)<n=400>

【性年代別グラフ】

Q2

リモートワークをしている期間、オフィスで働いていたときと比べて自己管理(セルフマネジメント)ができていたかをお聞きしたところ、全体では36.3%が「できていた」と回答しました。性年代別でみると、40代女性は前問【Q1】で「自己管理が重要だと感じた」という回答が8割を超えましたが、実際に自己管理ができていたのは3割未満と最も差がある結果になりました。リモートワークは、家事や育児などのプライベートと隣り合わせの状況となるため、自己管理の難しさを痛感しているのではないでしょうか。



Q3. あなたがリモートワークを行うなかで感じたことをお答えください。(複数回答)<n=400>

【2020年4月の緊急事態宣言時との比較グラフ】

Q3

リモートワークを行うなかで感じたことをお聞きしました。2020年4月の緊急事態宣言時に行った同様の調査の結果と大きく変わらず、「私生活と仕事のメリハリがつかない」41.3%、「仕事に集中できない」39.8%、「仕事をサボってしまう」29.0%がトップ3となり、昨年4月から半年以上経過しても、約3人に1人が未だに仕事をサボってしまうことがわかりました。



Q4. あなたはリモートワークを行うなかで、他のメンバーの作業状況が不透明なことが増えたように感じましたか。(単数回答)<n=359> ※「あてはまらない」と回答した方を除く

【従業員規模別グラフ】

Q4

リモートワーク中、他のメンバーの作業状況が不透明なことが増えたように感じたかをお聞きしました。全体では「感じた」と回答したのは53.2%となりました。従業員規模別でみると、従業員数20人以上50人未満が49.5%、従業員数50人以上100人未満が51.4%、従業員数100人以上300人未満が56.5%と従業員数が増えるにつれて、他のメンバーの作業状況が不透明だと感じることが多いようです。リモートワークが継続されるなかで、従業員数を増やす場合には、作業状況が見える化できるツールを導入することがニューノーマルのスタンダードになっていくのかもしれません。



Q5. あなたはリモートワークを行うなかで、上司とのコミュニケーションが減ったように感じましたか。(単数回答)<n=362>

※「あてはまらない」と回答した方を除く

【年代別グラフ】

Q5

リモートワーク中、上司とのコミュニケーションが減ったように感じたかをお聞きしたところ、全体では「感じた」と回答したのは51.9%となりました。年代別でみると、他の年代より回答が多かったのは20代で60.2%となっています。20代のメンバーと業務を進める場合は、業務状況確認や疑問の解消など、コミュニケーションを多くとることが必要なのかもしれません。



Q6. あなたは、リモートワークを行うなかで自らがしっかりと稼働している状況を上司に認識してもらう必要性を感じましたか。(単数回答)<n=360>

※「あてはまらない」と回答した方を除く

【年代別グラフ】

Q6

リモートワークを行うなかで自らがしっかりと稼働している状況を上司に認識してもらう必要性を感じたかをお聞きしたところ、全体では「感じた」と回答したのは49.4%となりました。年代別でみると20代が57.5%と2人に1人以上が自分の稼働状況を上司に認識してほしいと感じていることがわかります。前問【Q5】の結果もふまえると、20代は他の年代と比べ、上司としっかりコミュニケーションをとり業務を進め、その結果を評価してもらうため、自分の業務状況をシェアしたいと思っているのかもしれません。



Q7. 2020年4月の緊急事態宣言発令中のリモートワークと、現在のリモートワークを比較して、それぞれの項目について改善されたと思うかお答えください。(単数回答)<n=400>

Q7

2020年4月の緊急事態宣言時のリモートワークと、現在のリモートワークを比較して、それぞれの項目について改善されたと思うかをお聞きしました。改善されたという回答が多いのは「会社・自宅のリモート環境」となりました。一方、「評価の方法」67.3%、「業務報告(日報など)の方法」64.8%、「上司とのコミュニケーション」63.0%はすべて6割以上が「改善されていない」という結果となっています。



Q8. あなたがリモートワークが増えていくと発生すると思う課題をお答えください。(複数回答)<n=400>

Q8

リモートワークが増えていくと発生すると思う課題をお聞きしました。最も多い回答が「コミュニケーション」45.0%、次いで「セキュリティ」32.8%、「自己管理」30.3%の順となっています。リモートワークによって、コミュニケーションのとり方や情報管理などの工夫が必要なようです。また、3人に1人が「自己管理」と回答しています。withコロナに沿ったニューノーマルな働き方で自己管理をどのようにすべきか模索している方が多いのかもしれません。



Q9-1. あなたがリモートワークをして感じた、いらない・無駄だと思う業務をお答えください。(複数回答)<n=400>

Q9-2. あなたは日報がなくなったらうれしいと思いますか。(単数回答)<n=342>

※「現在日報は書いていない」と回答した方を除く

Q9-1・Q9-2

リモートワークをして『いらない』、『無駄だ』と感じた業務をお聞きしました。最も多い回答が「書類への押印」で44.8%、次いで「朝礼・夕礼」36.5%という結果となりました。また「日報・週報の作成」31.8%もトップ3にランクインしており、「日報がなくなったらうれしい」という回答は約8割という結果になっています。リモートワークを進めるにあたり、日報ではない方法で業務状況を効率的に管理・共有できる仕組みやシステムが必要だと言えそうです。



■調査概要

1. 調査の方法:WEBアンケート方式で実施

2. 調査の対象:全国の20歳~49歳男女で従業員数20名~300名の企業に

        一般社員(役職なし)として勤めており、2021年1月の

        緊急事態宣言発令前はオフィスで勤務し、

        2020年4月の全国緊急事態宣言時と2021年1月の

        緊急事態発令後に週2回以上リモートワークを実施した方

3. 有効回答数:400名

4. 調査実施日:2021年1月15日(金)~21日(木)の7日間



■引用・転載時のクレジット表記のお願い

※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。

<例>「Qasee株式会社が実施した調査によると……」



■Qaseeとは

PCにアプリケーションをインストールすることで、どの業務にどのくらいの時間を割いているのか、非効率な作業が発生していないか等、グラフでわかりやすく業務状況を分析。キータイプやスクロール、タップ量を独自の指標で計測することで生産量や負荷状況を算出。アプリの使用時間の推移を確認することで、社員自ら効率的な時間の使い方を考え、意識と行動改革を促し、現在の組織の問題点や課題点、ボトルネックまでも手にとるようにわかることで効果の高い組織改善、業務効率化を実行できるシステムです。



■Qaseeだからできること

<日報などの報告業務を削減したストレスフリーな働き方に>

日々の業務のなかで、意外と時間を費やしてしまうのが、日報などの報告業務。書き方ひとつで、仕事の良し悪しを判断されては困ると日報に必要以上に時間を費やしていませんか?「Qasee」を活用することで、報告に時間を割く日々から開放され、上司に代わって、あなたの業務マネジメントを今後はQaseeが行ってくれます。


<何に時間が取られているのか、業務改善の気づきも発見可能>

日々の業務は、色々な業務をこなしながら行っているはずです。資料を作っている最中に、メールを返信したり、会議に出席したり。自分でも気づけなかった一日の働き方を、様々なPCの操作状況から、時間の使い方や生産性などを把握でき、より効率的な働き方にシフトできます。



■会社概要

名称  : Qasee株式会社

事業内容: Qaseeサービスの開発・運営

所在地 : 東京都港区高輪3丁目25番29号 THE SITE 14

代表者 : 村田 敦

設立日 : 2020年7月1日

HP   : https://qasee.jp/

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