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    株式会社安福又四郎商店

    神に捧げる日本酒!ガラスの仮面の作中劇“紅天女”、 コロナ禍の終息を願い1月16日にリニューアル販売

    商品
    2021年1月14日 10:15

    創業270周年を迎えた灘の酒蔵・株式会社安福又四郎商店(所在地:兵庫県神戸市、代表者:安福晴久)は、漫画家・美内すずえと共に、阪神・淡路大震災の復興を掲げ1997年に限定流通で販売していた日本酒「紅天女」(読み:くれないてんにょ)を、この度コロナ禍の終息を願って、2021年1月16日(土)より装いも一新しリニューアル販売することをお知らせいたします。



    ■日本酒「純米吟醸 紅天女」


    日本酒「紅天女」


    ■『ガラスの仮面』の「紅天女」とは、荒れた世を光で包み込む天地和合の女神

    現在50巻の発売が待望されている美内すずえの漫画『ガラスの仮面』で、メインストーリーとして主人公の北島マヤ・ライバルの姫川亜弓が主演を争っているのが『紅天女』という作中劇。

    その物語は、荒れた世を治めるために一人の仏師が「紅天女の仏像」を彫るための梅の樹を探して旅立ち、紅の谷にいる不思議な乙女と出会うところから始まります。その乙女は、天と地の声を聴き、荒れた世を光で包み込むと言われる“1000年の梅の樹の精霊”=紅天女でした。


    画像1) 祈るようなポーズをとる北島マヤ・姫川亜弓


    画像1) 北島マヤ・姫川亜弓


    ■酒蔵と漫画家の縁を結んだのは、「紅天女」の姿をもたらした一枚の梅の樹の写真

    『ガラスの仮面』の作者・美内すずえは、『紅天女』の章にさしかかったあたりで、いずれ登場するであろう「紅天女の仏像」を描こうとして姿が浮かばず、筆がとまっていたと言います。

    そして、阪神・淡路大震災の復興支援のために神戸を訪れた際、初めての蔵元との対面で蔵元が見せた「庭の梅の古木の写真」を見て驚嘆。その写真に写る、どうみても観音像にしか見えない梅の樹が、美内すずえに初めて「紅天女」の姿を見せました。

    その後動き出した『ガラスの仮面』の物語。

    蔵元・安福又四郎商店と美内すずえは、日本酒「紅天女」を造ることを決めました。


    画像2) 美内すずえに「紅天女」のイメージをもらたした、蔵元の庭の写真。中央右手に観音像のように見えるのが、梅の古木。


    画像2) 蔵元の梅の樹の写真


    画像3) その後、美内すずえにより描き下ろされた「紅天女」のイメージ原画(日付は1997.9.17)。日本酒「紅天女」の初回発売時よりラベルに使用。


    画像3) 描き下ろし「紅天女」原画


    ■1997年は阪神・淡路大震災からの復興を、2021年はコロナ禍の終息を祈願して発売

    日本酒「紅天女」が初めて発売されたのは、1997年。1995年に起きた阪神・淡路大震災で酒蔵が全ての木造蔵を失ってから3年目、神戸が復興に向けてまだ暗く長い道のりを歩み始めた頃でした。


    それから24年。復興を果たした神戸を、そして日本を、世界を、100年に一度の危機が襲っています。感染症による健康被害だけではない、経済への不安、生活の変化…

    このコロナ禍の終息を願い、荒れた世を光で照らすという「紅天女」を、今再び世に送り出すことといたしました。



    ■日本酒は、“神に捧げるお酒”として、自然の力を借り、手造りした「純米吟醸酒」

    日本酒「紅天女」は、凛とした味わいに深い米の旨みを感じられる純米吟醸酒です。

    全て人の手で醸造し、灘の酒造名水「宮水」と、米は山田錦の系譜である兵庫県産「兵庫夢錦」を使用、六甲山から吹き降ろす風「六甲おろし」の力を借り、しぼりたての酒に「火入れ」をして1年以上熟成させることで、完成しました。


    画像4) 洗米や蒸し上がった酒米の放冷も、繊細な手作業で調整


    画像4) 麹造り


    画像4) 蒸米の放冷


    ■パッケージデザインは、ブックデザインを得意とする「祖父江慎+コズフィッシュ」

    リニューアルデザインを担当したのは、世界観の体現を得意とし、ブックデザインや展覧会グラフィックなどで名を馳せるアートディレクター祖父江慎と、グラフィックデザイナー脇田あすか(cozfish)。

    全国で開催された「ガラスの仮面展」のアートディレクションもつとめ、今回、「紅天女の両親は天と大地の神さまです。神さまと人をむすぶお酒ですから、神事などの行事にも似合うように。神聖なお酒をいただきながらも笑顔の似合うパッケージになっていると嬉しいです。」として創り上げられました。


    画像5) ラベルは、紅天女が金に輝く光のイメージに


    画像5) 紅天女ラベル


    ■美内すずえ先生からのメッセージ

    「太陽・空気・大地・水など自然界の恵みを集約した「酒造り」は二千年前の大和時代には重要な神事でした。ですから、この『紅天女』は天地の恵みである“米”そして“水”を大切にした、神に捧げる高貴なお酒であってほしいと思います。

    お酒は自然界の恵みのエッセンスであり、日本文化のエッセンスでもあります。

    これらの意味からも『紅天女』は“自然回帰を促し、自然に感謝する象徴”であることを思いながら、味わっていただきたいお酒です。」



    ■販売について

    【名称】 純米吟醸酒「紅天女」

    【原材料】米、米麹(全て兵庫県産)

    【容量】 720ml

    【価格】 2,800円(税込希望小売価格)

    【発売日】2021年1月16日(土)


    【発売場所】

    ・<蔵元直営オンラインショップ「十一代目 又四郎」>

    https://11th.matashiro.jp/


    ・<蔵元直営ショップ「十一代目 又四郎」>

    住所   : 〒658-0044 兵庫県神戸市東灘区御影塚町1-5-23

    営業時間 : 平日10:00-17:00(土日祝は定休)

    Instagram: https://www.instagram.com/matashiro_brewery/


    ・<取り扱い酒販店様>


    ※問屋・酒販店様によるお取扱いのご相談は、(株式会社安福又四郎商店/MAIL: daikoku.m@gmail.com )よりお問い合わせください。


    画像6) 純米吟醸酒「紅天女」(箱入り)


    画像6) 純米吟醸酒「紅天女」

    画像6) 箱


    画像7) 直営ショップ「十一代目 又四郎」


    画像7) 直営ショップ「十一代目 又四郎」


    ■酒蔵について

    【株式会社安福又四郎商店】

    今年で創業270周年を迎える灘五郷(御影)の日本酒蔵。兵庫県産の酒米、灘の酒造名水「宮水」を使用し、手造りでの少量生産を行う。

    1995年の阪神・淡路大震災で木造蔵が全て倒壊。最後に残った鉄筋蔵が2013年に寿命を迎え廃業の危機を迎えるが、同 灘五郷の白鶴酒造により蔵設備の共同使用を提案され、白鶴酒造の二号蔵内にて酒造りを継続している。


    会社名 : 株式会社安福又四郎商店

    代表者 : 安福晴久

    所在地 : 〒658-0044 兵庫県神戸市東灘区御影塚町1-5-23

    事業内容: 清酒製造業

    代表銘柄: 「大黒正宗」

    創業年 : 1751年

    設立年 : 1945年

    資本金 : 1,000万円

    従業員 : 5名

    URL   : https://www.matashiro.jp/

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