東急ハンズ、電力使用量15%削減の一環で 旗艦店の新宿店売場照明にLEDを導入
企業動向
2011年7月14日 14:00株式会社東急ハンズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:榊 真二)は、今夏の電力使用量15%削減を実現するため、これまでも各店舗や本社オフィスなどで節電に取り組んで参りましたが、店舗・事務所照明の一部消灯、店舗外壁ネオンの消灯、館内空調の温度設定見直しなど、さらなる節電対策を実施しております。

全社で節電対策を強化する中、将来的な消費電力・CO2排出量削減による環境への配慮の観点から、旧型の蛍光灯器具を使用していた東急ハンズ新宿店の3階から7階までの5フロアの売場照明について、東芝ライテック株式会社製の直管形LEDベースライトを導入する事といたしました。バックヤード(倉庫・事務所)については、蛍光灯安定器を高効率高出力インバータタイプへ交換し、併せて反射板を設置するなど、省エネ化を進めます。
※ 2階、8階売場(含8階バックヤード)については2006年に蛍光灯安定器を高効率高出力タイプへ交換し反射板を設置しているため、今回交換の対象とはいたしません。
売場へ導入する直管形LEDベースライトは、同等の照度の蛍光管と比べ消費電力を約44%削減でき、寿命は約3.3倍に伸びるため大幅なコスト削減となります。また、ランプには割れにくいポリカーボネート樹脂が使われており、従来のガラス製蛍光管のように割れた際に飛散のおそれがなく、お客様の安全面にも配慮した製品です。
今後東急ハンズは、各店舗において同様の見直しを進め、環境に配慮した店舗づくりを進めてまいります。
【主な改修概要】
(1) 基本照明の交換 (FLR40W形2灯器具より交換)
・東芝直管形LEDベースライト(40W形2灯器具・3~7階売場) 1,024台
・高効率高出力インバータ安定器(Hf32W形1灯器具)+高性能反射板 488台
(2階~7階バックヤード)
(2) 工事について
・7月中旬より工事開始。店舗閉店後の夜間工事により、7月末を目処に施工完了予定。
(3) 削減効果
・電力使用量、電気料金、CO2排出量:年間約44%削減
※CO2排出量年間約97t削減=ブナの木で約8,800本分の年間吸収量に匹敵
(LEDベースライトへの交換分=64t、インバータ安定器への交換分=33t)
・管球交換コストの削減:現行FLRタイプより3.3倍の長寿命(直管形LED管の場合)
※<管球寿命比較>
直管形LED管=約 40,000時間 FLR蛍光管=約 12,000時間
■会社概要
商号 : 株式会社東急ハンズ
代表者 : 代表取締役社長 榊 真二
設立 : 1976年8月28日
本社 : 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-10-7 五島育英会ビル
資本金 : 4億円
従業員数: 2,864名(男性1,461名 女性1,403名) ※2011年4月1日現在
事業内容: 住まいと住生活・手づくり関連の製品・道具・工具・素材・
部品の総合専門小売業
事業所 : 東急ハンズ23店舗(FC2店舗含む)、ハンズ ビー11店舗、
専門店3業態4店舗 ※2011年6月1日現在
URL : http://www.tokyu-hands.co.jp/