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滋賀県発・廃棄物収集運搬車両が“100%”カーボン・オフセットを実施 ~京都議定書マイナス6%の目標達成に寄与~

告知・募集
2011年3月1日 11:00
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滋賀県・京都府を中心に営業する廃棄物収集運搬処理業、株式会社木下カンセー(本店:京都府宇治市、代表取締役社長:木下 昌秀)は、この度、2010年度に排出したCO2(二酸化炭素)排出量と同等量の“92トン”(t-CO2)を100%カーボン・オフセットしたことをお知らせいたします。
これは、大津市・京都市にて運行中の当社収集運搬車両3台が、昨年1年間(2010年1月~12月)に排出したCO2(二酸化炭素)排出量から正確に算定したものです。

【カーボン・オフセットの詳細】
今回、オフセットに用いた排出権は、アルゼンチン共和国の風力発電事業(CDM)から拠出されたCER(認証排出削減量)で、環境省の「あんしんプロバイダー制度」参加事業者である株式会社e-プランニング(滋賀県大津市)を通じて調達・償却を実施しました。
これにより、当社が日本国政府へ無償譲渡した排出権は、我が国の京都議定書マイナス6%の目標達成に寄与します。
今後は、同車両をカーボンニュートラル車として運行させ、環境問題のさらなる啓発に努める所存です。

【その他の取り組み】
当社では、これまでもISO14001の認証取得(2007年)や、業務車両の「エコドライブ化」を積極的に実施し、燃費改善は5~6%に達しています。
また、2008年からはバイオディーゼル燃料100%(B100)によるゴミ収集車両2台を運行中です。
使用済みてんぷら油を原料としているB100燃料は、地元商業施設や地域自治会の皆様から当社が回収させていただき、協力業者にて燃料化しております。
この取り組みは、リサイクル資源の地産地消といえます。
さらには、滋賀県と滋賀経済同友会が進める「エコ・エコノミープロジェクト」にも参加し、オフィスから出るCO2相当分を炭素基金としてオフセット拠出(寄付)しました。

これらはすべて、事業活動を通じて地域環境保全、そして地球環境の維持・向上に貢献したいという当社の「環境理念」の具現化に他なりません。
当社が率先して環境経営を行うことにより、産廃業界はじめ様々な社会構成員へ波及効果が産まれ、低炭素社会実現に一歩でも近づくことができれば幸いです。

【会社概要】
会社名 : 株式会社木下カンセー
創業  : 1974年(昭和49年)
代表者 : 代表取締役 木下 昌秀
資本金 : 2,500万円
事業内容: 産業廃棄物収集運搬・処理業
従業員数: 62名
車両台数: 69台
会社URL : http://www.kansei.co.jp/

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