「成人の近視※1に対する危機意識調査」の結果を発表 小学生・...

「成人の近視※1に対する危機意識調査」の結果を発表  小学生・高校生の視力低下は過去最高値。 近視が及ぼすリスクは大人にも

近視による失明リスク、知っているのはわずか2.9% 8割以上が近視対策を行っておらず、そのうち半数は対策方法がわからない

株式会社ジンズ(東京本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:田中 仁、以下 JINS)は、“Magnify Life(マグニファイ・ライフ)=人々の生活を豊かにする”をビジョンに掲げ、アイウエアの販売だけでなく、健康な眼を育むために必要な情報を広く発信しています。今回は、「成人の近視に対する危機意識調査」を実施しました。

2018年12月に文部科学省が発表した「平成30年度学校保健統計速報(学校保健統計調査の結果速報)」によると、裸眼視力が1.0未満の割合は、小学校では34.1%、中学校では56.4%、高等学校では67.9%でした。小学校及び高等学校は過去最高の数値で、近年、子どもの視力低下が大きな問題となっています。近視人口の増加は世界的な傾向で、2050年にはおよそ50億人になると予測され、そのうち、強度近視※2はおよそ10億人に達すると報告されています(Holden BA. et al. Ophthalmology. 2016)。強度近視は、近視の程度が非常に強くなる状態で、国内における失明原因の第5位※3に挙げられています。しかしながら、近視が子どもだけでなく、成人以降もリスクを伴う危険な疾患であることは、実際にはあまり知られていないのが現状です。そこで、今後より多くの人に近視について理解を深めていただくため、『成人が近視や自身の眼に対してどのような意識を持っているか』その実態を調査しました。



■調査結果のサマリー

(1)近視の認知と理解について

> 近視による失明リスクを知っている人はわずか2.9%。近視進行のリスクを多くの人が知らない。


(2)自身の視力に対する意識の実態

> 自身の視力を正確に把握している人はわずか21.3%。

> 視力低下を感じる人は全体でおよそ6割。裸眼の人でも2人に1人が視力低下を感じている。

> 裸眼の人でもおよそ2割が「近視だと思う」と回答。

> 半数以上が仕事による視力への影響を感じている。


(3)近視の対策意識について

> 近視対策を行っていない人は全体で8割以上。その内、ほぼ半数が対策の仕方がわからない。



※1 「近視」とは、裸眼の状態で近くは見えるが、遠くは焦点が合わないためぼやけてしまう症状。近視は遺伝と環境により、主として眼の奥行き(眼軸長)が長くなり発症すると考えられている。

※2 「強度近視」とは、近視の程度が非常に強くなる状態。一部は失明に至る可能性がある。度数が-6D(マイナス6ジオプター)以上の状態で、-6Dになると、ピントが合っているものは目の前16cmの位置になる。

※3 出典:『網膜脈絡膜・視神経萎縮症に関する研究 平成17年度総括・分担研究報告書42. わが国における視覚障害の現状』



■調査概要

【調査対象】全国の20~59歳男女

【実施期間】2019年1月24日(木)~25日(金)

【調査方法】インターネットによるアンケート調査

【有効回答数】800名(20代~50代の各年代を、男女別に「近視」と「裸眼」で各50名)


【資料集分析軸】調査対象の「近視」と「裸眼」は、以下の回答結果より属性を分類しています。以下が分類の条件です。

Q)現在のあなたの眼の状態について、当てはまるものをいくつでも選んでください【複数回答】

(1)近視用のメガネを使用している (2)近視用のコンタクトを使用している (3)遠視(老眼)である (4)弱視である

(5)どれにも当てはまらない

<近視>→回答に「1」か「2」を含む方が対象

<裸眼>→「5」だけに回答した方が対象



(1)近視の認知と理解について

>近視による失明リスクを知っている人はわずか2.9%。近視進行のリスクを多くの人が知らない。

近視の症状や発症のメカニズムについて聞いたところ、少なくとも「近視」という言葉を認知している人は全体で約半数。一方で、症状も発症のメカニズムも知っている人はわずか8.9%でした。

さらに「強度近視が失明原因の第5位である」ということを知っているか調査したところ、知っていた人は全体でわずか2.9%。多くの人が近視の症状や発症のメカニズム、進行のリスクまでは知らないことが分かりました。



Q1.近視の症状や、近視発症のメカニズムをご存知ですか。【単数回答】


Q2.「強度近視」が失明原因の第5位※であることをご存知でしたか。【単数回答】

※出典:『網膜脈絡膜・視神経萎縮症に関する研究 平成17年度総括・分担研究報告書42. わが国における視覚障害の現状』



(2)自身の視力に対する意識の実態

>自身の視力を正確に把握している人はわずか21.3%。

自身の視力を把握しているのは、全体の約6割ですが、そのうち正確に把握している人はわずか21.3%。近視の人はおよそ3人に1人が、裸眼の人はおよそ2人に1人が把握していないという結果になりました。


Q3.現在のご自身の視力度数を正確に把握していますか。【単数回答】



>視力低下を感じる人は全体でおよそ6割。裸眼の人でも2人に1人が視力低下を感じている。

一方で、自身の視力低下の進行については、全体でおよそ6割が進行を感じており、半数以上にのぼりました。近視の人と裸眼の人でみた場合、近視の人は約6割、裸眼の人は約5割と、裸眼の人でも2人に1人が視力低下の進行を感じていることがわかりました。


Q4.現在、ご自身の視力低下が進行していると感じますか。【単数回答】


>裸眼の人でもおよそ2割が「近視だと思う」と回答。

自身が近視だと思うかを聞いたところ、裸眼の人でもおよそ2割が「近視だと思う」に回答し、近視を自覚していることがわかりました。また、近視になったと思う時期を聞くと、裸眼の人のおよそ7割が20代以降になってから近視を感じています。


Q5.ご自身は近視だと思いますか。お気持ちに近いものをお聞かせください。【単数回答】


Q6.「近視だと思う」と感じたのはいつぐらいからですか。【単数回答】

※回答対象:Q5で「そう思う」「どちらかというと思う」と回答した人



>半数以上が仕事による視力への影響を感じている。

仕事による視力への影響について聞いたところ、全体で約5割が「影響を感じる」と回答しました。また、仕事環境の変化によって眼の不調を感じたことのある人に原因を聞くと「PCでの作業時間が増えた」が最も多く77.8%という結果に。大人になってから職場環境などの外的要因が眼に与える影響は大きいと捉えている人が多いようです。


Q7.仕事での作業がご自身の視力に影響を与えていると感じますか。【単数回答】

※回答者から「専業主婦・主夫」の人は除いています。


Q8.入社、転職、部署異動、業務内容の変化など、仕事環境の変化によって眼の不調を感じたことはありますか。【単数回答】

※回答者から「専業主婦・主夫」の人は除く


Q9.仕事環境の変化により眼の不調を感じたことがある方にお伺いします。不調の原因は具体的にはどのようなことだと考えていますか。当てはまるものを全て選んでください。【複数回答】

※回答対象:Q8で「感じたことがある」と回答した人



(3)近視の対策意識について

>近視対策を行っていない人は全体で8割以上。その内、ほぼ半数が対策の仕方がわからない。

近視対策として発症や進行を防ぐために予防やケアを行っている人は、全体で1割程度と、多くの人が対策を行っていないことが分かりました。その理由として、「対策の仕方がわからない」が最も多く46.7%でした。近視対策を行っている人に意識的に行っている予防方法やケアの内容を聞いたところ、目薬・ブルーライトカットメガネの利用や近見作業の時間を減らすといった回答が多かった他、マッサージや眼球運動、暗いところで近くの物を見ないなどの回答もみられました。また、近年、近視進行の抑制効果が期待されているバイオレットライトを知っているかの質問では、言葉自体の認知は全体で8%と、未だ浸透していない結果となり、多くの方が有効な近視対策を知らないことが分かりました。


Q10.あなたは現在、近視対策として近視の発症や進行を防ぐための予防やケアを行っていますか。※対策方法は「近くの物を長時間見ることを避ける」「近くの物を見る時は30cm以上離す」などがあります。【単数回答】


Q11.近視対策を行っていない理由でお気持ちに近いものを選んでください。【複数回答】

※回答対象:Q10で「あまり行っていない」「全く行っていない」と回答した人


Q12.2016年12月、慶應義塾大学医学部の研究チームは、太陽光に含まれる「バイオレットライト」が近視の進行をおさえる可能性があることを世界で初めて発見しました。あなたは「バイオレットライト」について、ご存知でしたか。【単数回答】

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