DGSHAPE、自社製品初の小型彫刻機DE-3を発表  2019年2月21日から発売

    商品
    2019年1月30日 11:00

    デンタル、メディカル、3Dものづくりの各分野で事業展開を行うDGSHAPE(ディージーシェイプ)株式会社は、自社製品初となる小型彫刻機DE-3を発表・発売いたしますのでお知らせいたします。


    DE-3_Front


    ワークテーブルサイズ:305(幅)×230(奥行)mm(A4ワイド)

    外形寸法/重量   :616(幅)×587(奥行)×390(高さ)mm/35kg

    標準価格      :748,000円(税抜き)

    販売台数目標    :発売後1年間で800台(国内・海外の合計台数)

    発表日       :2019年1月30日(水)

    発売日       :2019年2月21日(木)



    ■DE-3について

    DGSHAPEの親会社であるローランド ディー.ジー.社が、1987年に当時の周辺機器としてはユニークな卓上型の小型彫刻機CAMM-2(キャムツー)モデルPNC-2000発売。それ以来、同社の彫刻機はユーザーからの多くの要望に応えモデルチェンジを繰り返しながらワールドワイドでの彫刻システムのスタンダードモデルとして採用され続け、ロングセラーマシンとして成長してきました。


    そのローランド ディー. ジー.社より3D事業を引き継いだDGSHAPEが今回、自社初となる彫刻機として発表、発売するDE-3は、既存の彫刻システムにもそのまま対応できるように基本的な構造は変更せず、インターフェース、ソフトウェアの見直しを行い、ユーザーの利便性を高めた製品となっています。ローランド ディー.ジー.社製の彫刻機をお使いの多くのユーザーへの追加導入・買い替えはもちろんのこと、新規導入をされるユーザーでも導入したその日から使いこなせるユーザビリティを実現しています。



    ■DE-3の用途

    現行モデルであるローランド ディー.ジー.社製EGX-350とは敢えて基本構造を変えずに進化させることをテーマに開発を行いました。そのため現在稼動している銘板や電柱札の彫刻システムにも対応可能※です。また、工業製品の操作パネル、ブレイル(点字)システム、更にはノベルティグッズの名入れやエングレービング(彫刻による装飾)など、彫刻を必要とする全ての業界でご使用いただけます。

    ※システムのソフトウェアを対応させる必要がある場合があります。



    ■DE-3の特長

    1. レーザーポインター搭載で安定した彫刻作業が行えます

    原点設定や、彫刻エリアの四隅で一時停止し彫刻範囲を示すエリアプレビュー機能、予め彫刻する際のツールの通り道をなぞるパスプレビュー機能など材料のセッティングに便利な機能を備えたレーザーポインターを搭載しました。

    これにより、どなたでも安定した彫刻作業を行って頂けます。

    https://www.atpress.ne.jp/releases/176016/img_176016_3.jpg


    2. LAN対応のインターフェース

    従来のUSB接続に加えLAN接続用ポートも装備しました。コンピューターとの接続が簡単に行えるUSB接続だけでなく、DE-3とパソコンを別の部屋に設置することも可能なLAN接続によりネットワークプリンターとしても使用できるので、運用の幅が広がります。

    https://www.atpress.ne.jp/releases/176016/img_176016_4.jpg


    3. 新アプリーションソフトウェアDr.EngravePlusを標準添付

    文字彫刻はもちろん、デザインされた図案やマークなどのベクターデータ(線分データ)※を取り込んで彫刻が可能なほか、画像データ(bmp、jpg、png形式)から輪郭線を抽出する機能も搭載。より多くのお客様の要望に応える事ができます。また、可変データを取り込んで一度に複数のシリアルプレートや名札などを彫刻ができるテンプレート機能も搭載。面倒な複数同時彫刻をサポートします。さらに、ちょっとした加工に便利な穴あけ加工と面出し加工モードを追加しました。精密彫刻の際の面出しや、素材への穴あけ作業を、専用ソフトウェアを別途用意せずに行えます。

    ※Adobe(R)Illustrator(R)7/8形式に対応しています。

    https://www.atpress.ne.jp/releases/176016/img_176016_5.jpg

    https://www.atpress.ne.jp/releases/176016/img_176016_6.jpg

    https://www.atpress.ne.jp/releases/176016/img_176016_7.jpg



    ■主な仕様

    ワークテーブルサイズ  :幅×奥行:305×230mm(A4ワイド)

    XYZ動作ストローク    :X、Y、Z:305×230×40mm

    XYZ軸駆動方式      :ステッピングモーター、3軸同時制御

    動作速度        :XY軸:0.1~60mm/sec.

                 Z軸 :0.1~30mm/sec.

    ソフトウェア分解能   :0.01mm/step

    スピンドルモーター   :ブラシレスDCモーター、

                 スピンドル回転数:5,000~20,000rpm

    ツールチャック     :カッターホルダー、コレット方式

    取り付け可能なワーク厚み:最大40mm(ノーズユニット使用時は最大38mm)

    インターフェース    :USB、Ethernet(10BASE-T/100BASE-TX 自動切替)、

                 制御コマンド:RML-1

    電源電圧および周波数  :AC100V±10%、50/60Hz

                 (過電圧カテゴリ:区分II、IEC60664-1)

    定格電流        :1.0A、消費電力:80W

    動作音         :動作時63dB以下(未切削時)、待機時40dB以下

    外形寸法        :幅×奥行×高さ616×587×390mm

    重量          :35kg



    ■DGSHAPE株式会社について

    DGSHAPE株式会社は、ローランド ディー.ジー.株式会社が30年超に亘って培ってきたデジタルものづくりの技術やノウハウを引き継ぎ、デンタル、メディカル、3Dものづくりの各分野で事業を展開しています。デンタル事業では、歯の詰め物や被せ物を製作する歯科用ミリングマシンや入れ歯の型などを製作する歯科用3Dプリンターが、歯科医療業界のデジタル化を牽引し、世界中の歯科技工市場で急速にシェアを拡大しています。また、メディカル事業では、医療器具のトレーサビリティを確保するためのマーキング装置や医療器具の保全作業を支援する独自開発のシステムを、国内外の医療機関に提案すべく体制構築を進めています。さらに、3Dものづくり事業では、3次元切削加工機や3Dプリンター、彫刻機などのデジタルものづくりツールを、試作品やオリジナルグッズ、ギフト品の製作、教育、デザイン、工作、ホビーなど、幅広い用途に提案すると同時に、IoTやAI、ロボティクスといった次世代デジタル技術を活用したものづくりのあり方を探り、新時代のニーズに適合したデジタルソリューションの開発を進めています。



    ■ローランド ディー.ジー.株式会社について

    ローランド ディー.ジー.株式会社は、デジタルプリンティング分野におけるソリューションプロバイダーです。主力製品である業務用のインクジェットプリンターやカッティングマシンは、産業・商業印刷のデジタル化を推進し、広告看板やポスター、ステッカー・ラベルの製作からアパレルやグッズ、スマートフォンケースなどの身の回り品への加飾印刷まで、幅広い用途で活用されています。近年では、モノづくりのアンチテーゼとしての「コトづくり」にもフォーカス。コンテンツとして、個々人のスタイルやアイデンティティ、大切な人や仲間とのつながり、特別なイベントでの体験といった目に見えない価値やストーリーをフィーチャリングするとともに、個人のお客様が気軽にオリジナル印刷を楽しむことができるデザインプラットフォームを開発することで、「コト」を主体とした独自の印刷文化の創造を目指しています。



    【お客様のお問い合わせ先】

    ローランド ディー.ジー.株式会社 コールセンター

    〒431-2103 静岡県浜松市北区新都田1-6-4

    TEL  : 0120-808-232

    E-Mail: rdg-info@rolanddg.co.jp