「仕事が中心」の生活を理想とする人は1割未満 「働き方」から...

「仕事が中心」の生活を理想とする人は1割未満  「働き方」から「生き方」へシフト

転職活動者に聞く、仕事とプライベートの理想のあり方とは?  「リクナビNEXT」登録者アンケート集計結果

株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林 大三)は、転職情報サイト『リクナビNEXT』の登録者の方を対象にアンケートを行いました。その結果の一部をご報告いたします。


本件の詳細はこちらをご覧ください。

https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2018/180726-01/


「仕事が中心」の生活を理想とする人は1割未満


【調査結果概要】

●「仕事が中心」の生活を“理想”とする人は、1割未満(9.6%)。

●一方、転職で実現したいことの上位3項目は「やりがいを感じられる」「経験・能力を活かせる」「仕事を通じて成長できる」で、それぞれ9割以上。

●「仕事が中心」の生活を“理想”としない人の回答も、同3項目が8割以上。



1. 「仕事が中心」派は1割未満、「バランスをとりたい」派は7割

生活における仕事とプライベートについての考えを転職者に尋ねたところ、「仕事が中心」は1割未満(9.6%)となり、「仕事とプライベートのバランスがとれている」は7割(71.6%)を超える結果となりました(図1)。バランス派からは「子供が生まれ、生活に大きな変化があったため(35歳男性)」「体調を崩し、仕事に対する考え方を変えた(50歳男性)」「親の体調が優れないため、仕事をセーブしたい(45歳女性)」との声が聞かれます。企業にとっては、仕事内容のフィッティングだけでなく、多様化する個人の生活や考えに寄り添うことが、採用や入社後の活躍に繋がると考えられます。


図1.生活における仕事とプライベートのバランスについて、理想の考えを教えてください(SA)



2. 仕事と生活の調和を理想としつつも、仕事のやりがいや成長意欲は高い

一方、転職で実現したいことについて転職者に尋ねたところ、「仕事のやりがいを感じられる(95.1%)」 「経験や能力が活かせる(91.6%)「仕事を通じて成長できる(90.6%)」の3項目は、9割以上が「あてはまる・どちらかというとあてはまる」と回答しており、「勤務条件との改善」や「趣味の時間の確保」といった項目よりも高くなりました(図2) 。


また、図1で聞いた「仕事とプライベートのバランスの理想」の回答別に見てみると、仕事とプライベートのバランスがとれている生活を理想とする人も、「仕事のやりがいを感じられる(97.5%)」「経験や能力が活かせる(94.0%) 「仕事を通じて成長できる(93.8%)」の3項目は9割を超える回答となっています(図3)。


回答者からは、「新しい仕事にチャレンジしたい(50歳男性)」「自分の新たな可能性を探したい(40歳女性)」「最新の技術を学びたい(28歳男性)」との声があげられました。転職者は仕事と生活の調和を理想としつつも、仕事や成長に対する意欲が低いわけではありません。企業には、将来キャリアも含めて転職者としっかり向き合うことが求められています。


図2.【全体】転職で実現したいことについて教えてください(SAMX)


図3.【理想の仕事とプライベートのバランスごとの上位項目】転職で実現したいことについて教えてください(SAMX)



【調査概要】

実施期間: 2018年3月27日(火)~3月31日(土)

調査対象: 株式会社リクルートキャリアの

      転職情報サービス『リクナビNEXT』の登録者で、

      正社員または契約社員として働きながら、

      2018年3月に転職活動を行っていた人

回答数 : 832名

調査方式: webを使用したアンケート



【回答者の属性】



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https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2018/180726-01/

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