就職内定率は17.6%で過去最高。ただし、業種・従業員規模・...

就職内定率は17.6%で過去最高。 ただし、業種・従業員規模・地域別で内定取得先にはばらつきが

リクルートキャリア 就職みらい研究所 就職プロセス調査 (2022年卒)「2021年3月1日時点 内定状況」

株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤 学)のよりよい就職・採用のあり方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:増本 全)は、就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。


▼詳細はこちらからご確認ください

https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2021/210309-01/


内定率は過去最高だが全体の動向ではない。学生は焦らず情報収集を


3月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、17.6%(+1.8ポイント)※2と13年卒からの調査開始以来過去最高となりました。


『就職白書2021』の「2022年卒の採用プロセス開始時期」では、3月までに内定出しを開始する企業は増加しており、企業の計画通りに採用活動が進んでいる様子が見受けられます。ただし内定率を地域別に見ると、「関東」が他の地域と比べて高い状態にあります。また、学生の内定取得先企業の業種を見ると「情報通信業」が突出しています。今回の結果は、全ての業種、従業員規模、地域で内定出しが進んでいるわけではなく、一部の業種、従業員規模、地域の影響が反映した結果と言えるでしょう。


さらに内定取得経験の有無で選考プロセス以外の各活動の実施率を見ると、「OB・OGなど社会人の先輩を訪問した」「逆求人やスカウトなど、ダイレクトリクルーティングサービスを利用した」「リクルーターから接触された」「インターンシップに参加した」などの項目で内定取得者と、未取得者の間に差が見られました。今年度は大学も授業のオンライン化が進み、学内・学外で直接集まる機会が減少しました。日々の生活において、意識しないと情報収集の機会が少なくなりがちです。


学生からは「周りの状況が分からないまま就職活動をしている事で、自分は遅れているのではないかと不安」といった声も聞かれます。自分以外の様子が見えない中で活動を続けるのは不安になると思います。しかし、オンライン化によって求めれば手に入れられる情報は確実に増えています。積極的に企業の情報にアクセスし視野を広げましょう。

※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差



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■調査概要

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調査目的|大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する

調査方法|インターネット調査 [調査協力:株式会社インテージ]

調査対象|2022年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2022』(※)にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生5,663人(内訳:大学生4,658人/大学院生1,005人)

調査期間|2021年3月1日~3月4日

集計対象|大学生 1,252人/大学院生 363人

 ※リクナビ:株式会社リクルートキャリアが運営している、就職活動を支援するサイトhttps://job.rikunabi.com/2022/

※大学生について、性別、専攻、所属大学の設置主体をもとに、実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、ウェイトバック集計を行っている


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